悪役のエンディングは死のみ ノベル130話あらすじ&韓国原作小説レビュー

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悪役のエンディングは死のみ

※以下の内容は、ネタバレが含まれておりますので、ご注意ください。

ピッコマで連載中の人気漫画「悪役のエンディングは死のみ」ノベル版のあらすじ、口コミ、感想。読んだ感想をみなさんに楽しんでいただきたいと思い、作成しました(韓国のwebサイトで外伝ゾーンまで読破済み。口コミは韓国におけるレビューになります。少しずつ上げていこうと思います)

ここでは、ノベルの第130話のレビューからまとめました。

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悪役のエンディングは死のみ 人物相関図

人物相関図を書いてみました。ご参考に楽しんでください。

悪役のエンディングは死のみ相関図

イオカ帝国世界設定

イオカ帝国:レイラーが犯した罪が魔術師の仕業だと誤解して魔術師を排斥している。

レイラー:レイラー神国の残党。魔術師を根絶し、大陸を支配しようともくろむ集団。

魔術師たちは過去に命がけでレイラーをバルタ国に封印した。魔術師が消えたらレイラーの封印が解かれてしまう。

悪役のエンディングは死のみノベル130話あらすじ

脱走でもしたの?最初は驚いたが、徐々に落ち着きを取り戻した私は足早に歩き始めた。1秒でも早く戻り、鏡の処分について考えないといけない。イクリスを冷たい目で睨みつけ、退くように言った。イクリスの瞳には恋しさ、切なさ、恨み、心配などが見えた。イクリスは相変わらず私の顔のやつれ具合を心配してきた。

「・・あなたこそ、どうしたの?監獄から脱出でもしたの?」イクリスは結局、ペネロペが倒れたと聞いて何度も屋敷に行こうとし、再び監獄に入れられてしまって、脱走してきたそうだ。「目を覚まされたと、今日聞いたので・・・」まったく、呆れた話だった。連れ戻される前に戻るように言って、私はその場を去ろうとした。

なのに、彼に再び行く手を阻まれた。イクリスが言った「剣を上手く扱えるようになりました、ご主人様」「身分も、奴隷から平民になりました」「だから・・・これからはご主人様の騎士として、なんでもできます。ご主人様をひどい目に合わせた人たちへの復習も・・・」

「ハッ・・・」完全にイカれてる、と思った。私をこの状況に追い込んだのはあんたでしょ、と言いたい気持ちをぐっとこらえた。そんな自覚はイクリスには無さそうだから。話の通じない相手には言うだけ無駄だ。代わりに、誰のことを指しているのか尋ねてみた。

すぐに答えが返ってきた「イヴォン」「それに、エカルト公爵、デリック・エカルト、レナルド・エカルト、ペンネル執事、メイド長、自作自演だと言ったすべての使用人と騎士たち」彼が名前をずらずらと並べ始めた。

私はただ、彼がその人たちを全員覚えているという事実にゾッとした。すべての名前を言い終えるとイクリスがひざまずき、私の片手に自らの頰をよせてきた。「ご主人様、かなり反省しました。ご主人様は、安定した暮らしと地位を手放したくなかったのに、一緒に逃げようだなんて。これからは計画を修正し、お望みならば、この手に帝国でも握れるようにいたします」

彼のたわごとを途中で制した。「私が毒だと分かってシェリー酒を飲んだって話は聞いてないの?」イクリスは聞いていたが、公爵家の人間のせいで私がそんな選択をしたのだと考えていたようだ。イクリスにはっきりと言ってやった。「あんたのせいよ」「あんたが、私を、死に追いやったの」

愛する女が、自分のせいで死のうとしたと聞いたイクリスの瞳孔が、裂けるほどに見開かれた。蝋人形のように無表情だった顔が青ざめていく。私は愉快な気持ちになってイクリスに毒のお酒を飲むと体がどんな風に苦痛を味わうか説明してやった。イクリスが辛そうに顔をゆがめる。成人式の前、彼がイヴォンを連れてきた時に私が感じた絶望、挫折、喪失。”あなたも一度感じてみるといいわ”「全部、あんたのせいよ。分かった?あんたの顔をまた見ることになるって分かっていたら、あのまま死んだ方がマシだった」

イクリスは膝を折ってくずれおちた。「なんで・・・ああ、なんで」好感度のゲージバーに変化はなかった。血のような赤黒い色。ハードモードに失敗した理由はすべてイクリスのせいだけではなかった。私の誤った選択と判断があった。私がイクリスを攻略キャラに選ばなければ、彼はここまで無謀な行動をしなかったはず。ただもう疲れ果てて、私に残された道は逃亡だけになった。”仕方ないじゃない”

その時。イクリスが再び口を開いた。「ご主人様が追い出されれば、僕だけを頼ってくれると・・・」「僕は・・・死にたくありません。ご主人様に二度と会えなくなるから。だから、教えてください。どうすれば、あなたの隣に再び立てるようになるかを」彼は一瞬後悔しただけで、復活したように見えた。ポケットから何かを出し、私の指にはめた。大きくて真っ赤なルビーの指輪だった。「犬のようにお仕えします。不快なら、愛しているという言葉も口にしません。どうか僕をすてないでください、ご主人様」イクリスの泣きそうな顔は、澄んでいて美しかった。

イクリスの背後に人の気配がした。私は、正面に見えるスカートに視線を固定したまま言った「私はもうあなたのご主人様じゃないでしょ」ルビーをカチッと動かし、イクリスの魔法のチョーカーを外す。これは私を裏切った、たった一人の私の騎士への最後の配慮。「そんなことは、新しいご主人様に聞きなさい。さよなら」私がぼそりと言い放つと、「・・・イクリス」別の声がイクリスを呼んだ。

イクリスを捜しに来た、とぶるぶる震える演技をするイヴォンだった。私はさっさと短い言葉をイヴォンにかけると、その場を去った。

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悪役のエンディングは死のみノベル130話レビューまとめ

イクリスはきつくてあまりにも可哀想

イクリスはぺぺのモルパンナムジュ(モルパン=すべてを賭けた)(ナムジュ=男主人公)でしたが、今ではイヴォンにとってもほとんどモルパンナムジュになりました

イクリスは貴族ではなく王族だったよね?同族まで売り渡したのに哀れだ

ぺぺがイクリスに没頭して失敗したのと同じことがイヴォンにもおこりそう

デルマン人たちかわいそう

イクリスがかなり精神不安定です

同じ洗脳でもヴィンターとイクリスは違う。周りの人間を排除しようとするイクリスの本性はとても汚い・・・奴隷時代がなければ同情する余地はなかったでしょう

わたしの感想◎イヴォンが出てくるたびにぞわっとする。もはや、ホラー映画の領域

まとめ

悪役のエンディングは死のみ ノベル話のレビューをまとめました

ノベル各話一覧表

ノベル129話レビュー

ノベル131話レビュー

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