剣を持った花　韓国原作ピッコマ漫画29話あらすじとレビュー

「旦那が美貌を隠す訳」のHarara先生が絵を担当
「エンディングの後を勝手に変えます！」のGosha先生と「解散するアイドルグループのリーダーになりました」のJEOKSONG先生が文を担当

「主人公を救う運命です」のEunsoro先生原作のファンタジー

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血に染まりし帝国。その日私は、魔剣に操られるがままに愛する人たちを皆殺しにした。魔剣に浸食されて15年。人間が鍛えし10本の剣「ギオーサ」を携え、私は神の剣に願いを告げる。「誰も殺していない過去へ、私を戻して」そして私は、悲劇が起きる前に戻ることに成功する。だが私の手には、未だあの魔剣が…… ｢新たな人生は、自分の手で掴み取った奇跡。今回こそは、大切な人たちを守り抜き、幸せになってみせる。」そして今。剣を握る花が、美しく咲き誇る。
ピッコマ公式より

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剣を持った花29話あらすじ
剣を持った花29話レビューまとめ
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剣を持った花29話あらすじ

パティマ先輩はクラブの内容について説明した。集まりは週に一回、対面稽古。人数も8人くらいまでがちょうどよいと考えていると。そんなに悪くない話だな、とエキネシアは思った。クラブのおかげで実力が上がった、という状態にもできそうだ。エリスと無言で目を見合わせ、二人はクラブに入会した。パティマは泣いて喜んだ。
ちなみに、5月30日。順位戦の前日。士官候補生代表選挙が行われるそうだ。イアンが抜けた分だ。入会書にサインしながらパティマの話を聞いていると、ビッグニュースで、ユリエンがまもなく結婚すると言い出した。婚約者がやってきて、明日婚約式がおこなわれるらしい。エキネシアは激しく動揺した。婚約者とはディアサント公女。

耐えられず、もう少し横になりますと二人にエキネシアが伝えると、気を使ってエリスとパティマは退出した。一人になったエキネシアが魔剣バルデルギオーサを話す。時間を戻す前は、婚約も結婚もなかったはずだが、なぜ？噂で聞いたこともなかったのに。エキネシアは考えを整理するために、紙に書き出してみた。

1629年3月17日未明。邸の台所で魔剣を発見。今回は、同じ時刻に空の包だけを発見。
その後、前回は、魔剣の悪魔出没。周辺の領地まで大量虐殺。今回は、悪魔の現れは無し。死者無し。
1629年春。蒼天騎士団魔物討伐。スペクター急襲。スクワイア・ヴァラハの死亡を含む多大な被害。今回は、スペクター事前処理。ヴァラハ生存、イアン死亡。その他の死者無し。その後、ユリエンとディアサント公女婚約予定。

ディアサント家は現皇太子妃を輩出した公爵家。他にも娘がいたのだろうか。きっとニコールが護衛してくるという貴賓はディアサント公女にちがいない。続けて、エキネシアは前回このあとに起きたことを書き出した。
エルギオーサ発見。（聖女殺害事件）行方不明の3本のギオーサのうち1本が発見されるきっかけの事件。

1631年。冬。帝国悪魔討伐団結成。魔剣の悪魔によって全員が全滅。
1632年。秋。魔剣の悪魔によって士官学校アジェンカ全滅。ギオーサオーナー全員死亡。
ユリエン死亡。以上。

なにが作用してユリエンの婚約という事象が起きたのか、もしくは消された過去を覚えているユリエン自身が選んだことなのだろうか。その時から愛していて、告白しなかったことを後悔していたとか？
エキネシアは気持ちが落ち込むのを感じた。亀裂から戻ったときのユリエンが向けてくれた眼差しがしきりに思い出される。そのすべては嘘だったの？過去の自分が現れてささやく。当然でしょう、あなたが彼の体を貫いた感触、覚えているんでしょう？と。
翌日。エキネシアは濃紅の豪華なドレスに身を包み、うかない表情でスクワイア任命に望んだ。