「旦那が美貌を隠す訳」のHarara先生が絵を担当
「エンディングの後を勝手に変えます!」のGosha先生と「解散するアイドルグループのリーダーになりました」のJEOKSONG先生が文を担当
「主人公を救う運命です」のEunsoro先生原作のファンタジー
血に染まりし帝国。 その日私は、魔剣に操られるがままに愛する人たちを皆殺しにした。 魔剣に浸食されて15年。 人間が鍛えし10本の剣「ギオーサ」を携え、 私は神の剣に願いを告げる。 「誰も殺していない過去へ、私を戻して」 そして私は、悲劇が起きる前に戻ることに成功する。 だが私の手には、未だあの魔剣が…… 「新たな人生は、自分の手で掴み取った奇跡。 今回こそは、大切な人たちを守り抜き、幸せになってみせる。」 そして今。 剣を握る花が、 美しく咲き誇る。
ピッコマ公式より
剣を持った花34話あらすじ
炎に包まれる建物。泣き叫び、助けを乞う人。こんなことしたくない、という意識とは違って、ニヤニヤと笑いながら魔剣に支配されたエキネシアは回帰前、残虐の限りを尽くした。膨らんでいく罪。届かない謝罪の言葉。お願い・・・誰でもいいから、私を救ってください・・・神様が存在するならば、私の声を聞いて下さい。苦しい日々のなか、彼女もこんなことはしたくなかっただろう、と声をかけてくれた人。ユリエンはエキネシアの心の中で消せない痕跡となった。
地下牢を訪れるユリエン。度々繋がれたエキネシアの様子を毎日見に来ていた。魔剣に支配された彼女を閉じ込めて半年。食事も拒否していた。無言だが、自分を見守ってくれるその視線にエキネシアは心から感謝し、救われていた。ユリエンの瞳はエキネシアの魂を見抜いているようで、負けるなと応援されているかのようだった。
口からは獣の泣き声のような音しか出なかったが、エキネシアは自分はエキネシア・ローズで、今は黒髪だけれど本当はピンク色で、エキネシアの花のような色だと両親が名付けた、あなたはユリエンだと知っていて、見守ってくれて感謝している、必ず打ち勝つから離れないでくれ、と伝えようとしていた。
魔剣に打ち勝った時、もはやユリエンの選択が正しかったと伝えるには遅すぎて、ユリエンに本当の自分を見せたかったのに、綺麗に見られたかったのに、会いたい、ユリエンも会いたがってくれていたか気になり、あなたから奪ったすべて、名誉、人生、騎士団、仲間を返そうと、カイロスギオーサに願ったのだ。誰も殺さなかった過去に戻してくれと。
ずっと過去のことも含めてユリエンのことを思い出してエキネシアは体が耐えきれずしゃがみ込んでしまった。ニコールが気がついて、駆け寄る。エキネシアは顔を真っ赤にし、涙を浮かべていた。愛してはいけない人を愛してしまったのだと気がついて。
次の日。気持ちを新たに動き出したエキネシアのもとへエリスがやってきた。
剣を持った花34話レビューまとめ
韓国のサイトkakaowebでのレビューを見てみましょう。

ただ見守ってあげることが一番大きな支えであり、愛だったということをすでにエキは理解しました。

その時、何を伝えようとしているのかわからなかった言葉、ユリエンはどれだけ聞き取りたかったことだろう

魔剣を所有した自分を唯一理解してくれた救い主なのに・・・どうして愛さないことができるだろうか

誰もエキの言葉を聞き取れない世界で、人にとってエキは怪物で悪魔だった

そんななか「人」として見てくれたのがユリエンだったんだね

名前を伝えたいのに、人間の言葉が出ない姿がとても悲しい

ユリエンの瞳も切ない

アジェンカの血の噴水・・・

愛ですわ
わたしの感想◎回帰前、エキネシアは辛かったと思う。けれど大量の人の命が奪われてしまって、ユリエンの前でもとに戻ったとしてもそれも辛かったのでは、回帰して人の命を救うのは最善作だと思う
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