※以下の内容は、ネタバレが含まれておりますので、ご注意ください。
この記事では、ピッコマ大人気漫画「今世は当主になります」韓国原作小説(ノベル)の韓国でのレビューをまとめました。
ここでは、ノベルの163話のレビューからまとめました。
個人的に地図と年表と家系図相関図を書いてみました。公式ではありませんので、ご参考にお楽しみください。
今日のひとこと
フィレンティア「いらっしゃい。待っていたわ、ペレス」
ノベル163話あらすじ
皇都の川辺。クレリバンはパーティー会場にいた。今やフェレット商会が主催するパーティーと聞けば、人の招待状を借りてでも行きたがるほど、貴族社会におけるクレリバン・フェレットの影響力は確かなものだった。
”すべてはフィレンティア様のおかげだ”クレリバンは自分の人生に、フィレンティア・ロンバルディという太陽が現れなかったら、なんて想像すらしたくなかった。ちょうど離れたところにいるティアと視線が合った。美しい顔に笑みを浮かべ、目配せしてきた。パーティーを楽しんでいるふりをしながら、重要人物たちの動線をすべて完璧に把握しているティアだった。
クレリバンは意図を理解し、入り口へ向かった。ルーラックとロマシー・ディラードが到着したところで、挨拶した。ロマシー・ディラードは「フィレンティアお嬢様が準備されたパーティーなのに、参加しないわけにはいかない」と言った。準備したのはパーティーだけではないことに勘付いているようだった。続けてフィレンティアを褒め称えるロマシーにルーラックはまんざらでもなさそうだった。
最後にビエーゼ家族が到着すると、クレリバンは参加者全員に「本格的なパーティーを始めます!」と告げた。大きな船が、ゆっくりと姿を現した。皆移動し、船上パーティーが始まった。
貴族たちの反応は熱かった。船を見るのが生まれて初めてという人も多かった。船の上では、先ほどの会場で流れていた音楽とは違い、より明るいテンポの速い曲が流れ始めた。東部の民謡をアレンジしたものだ。提供されるお酒もシャンパンや辛口の白ワインが渡され、一緒に出される東部の料理に合うものだった。皆、興味津々で料理に手を伸ばし始めた。
盛り上がった雰囲気がいい感じに落ち着いてきた頃、クレリバンが壇上に上がる。一緒にいるのはギャラハン・ロンバルディとアビノックス・ルーマン。3人から、1週間後のチェサユ港湾のオープンとフェレット商会による『東部クルーズ旅行』の開始が発表された。パーティー会場の船舶の約10倍サイズになる最高級の大型旅客船で快適な東部までの旅。今回のパーティーで抽選で15組のゲストを第1回目のクルーズに招待してくれるという。
参加者たちは料理とお酒を置いて、抽選箱に殺到した。一方、ビエーゼはあわてて船から降りようと、職員に叫んでいた。早く皇后に伝えなければいけない、と考えたのだろうが、無理な話だった。ビエーゼのためにクレリバンの演説が始まるタイミングで船を出発させたのだ。戻るには5時間はかかるだろう。ティアはシャンパンのグラスをクレリバンと乾杯しながら「完璧だわ!」と笑顔になった。
翌日、朝早くからロンバルディ邸にペレスがやってきた。もはや皇子の訪問に慣れた使用人が馬を預かり、別館の執事が出迎えた。ティアはもう起床している、という執事の言葉にペレスが片方の眉をつり上げる。昨夜の船上パーティーは結局、貴族たちからの要請でかなり遅い時間まで続いたと聞いている。ペレスが突き止めたティアの秘密を考えるとティアが屋敷に帰れたのは相当夜遅くだったはずだ。
数時間は待つ覚悟で来たのに、と考えながらティアの部屋をノックする。ペレスは今日どんな言葉で話を切り出すか、まだ悩んでいた。ティアはどう反応するだろう。もしかして知らないふりをすべきか。
その時。「ごきげんよう、ペレス」赤いドレスを着てソファに腰掛けているティアが、ペレスを出迎えた。テーブルの上にはお茶とケーキ。”カラメルアベニュー”の包装箱が部屋の片隅に置いてあった。「いらっしゃい。待っていたわ、ペレス」
ノベル163話レビューまとめ
わあ、ティア、もうペレスを待ってるの、すごいね。
皆、なかなか帰りたがらなくてパーティーがのびたって。
ビエーゼが全然知らなかったなら皇后も知らないかもね~
どうしよう? 知らないふりした方が良いのかな?私が分かってしまったことティアが嫌がったらどうしよう…..(ペレスの心の声が…..)
ケーキの箱!ベイトですね!
わたしの感想◎東部クルーズ・船上パーティー、みんなうっとりしていそうですね。ペレスもパーティーに来ればよかったのに。
ノベルと漫画の違い
・ノベルの最初に、クレリバンが思い耽り「自分の人生に、フィレンティアという太陽が現れなかったなら、考えるだけでも目眩がする」という記述があるのですが、漫画ではカットです。
・最後にやっと到着したビエーゼ家族の描写、漫画ではカットです
・漫画で見るフィレンティアの装いが、東部クルーズ仕様でとても素敵です!!
まとめ
以上「今世は当主になります」 163 話 韓国原作小説レビューまとめを紹介しました。
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