※以下の内容は、ネタバレが含まれておりますので、ご注意ください。
この記事では、ピッコマ大人気漫画「今世は当主になります」韓国原作小説(ノベル)の韓国でのレビューをまとめました。
ここでは、ノベルの205話のレビューからまとめました。
個人的に地図と年表と家系図相関図を書いてみました。公式ではありませんので、ご参考にお楽しみください。
今日のひとこと
ルーラック「狼に羊の番をさせる愚か者を、まさか目の前で見届けることになるとは」
ノベル205話あらすじ
国中が大騒ぎになった。皇帝の暗殺を図ったアスタナが皇室騎士団に捕まったから。これまでアスタナ側についていた者たちがペレスのご機嫌とりに熱を上げ始めた。
フィレンティアはベイトから、ポイラック宮に連日貴族たちの行列ができていると知らされた。今のところペレスも追い払ったりはしないだろう。しかし、いまだ皇后側に残っている人も結構いるようだ。アンゲナス家を含めた封臣家門とアンゲナス家と婚姻関係を結んでいる家門たちだ。
アスタナの精神状態が普通ではないという噂があり、情状酌量の余地があると期待されているそうだ。確かに正気には見えなかったな、とティアは思い出す。ベイトの話では、親の顔もわからないほど魔気に酔っていたらしい。そして、魔気を吸収しやすくする薬を飲んでいたのだろうと。
ペレスだな、とティアは気づいた。狂人の森での狩猟大会も皇帝の金の保護具もペレスの提案だったから。皇帝の保護具に傷をつけた魔物はカンパというやつで、キラキラするものが好みだったらしい。
ペレスの復讐が始まったな、とティアは思った。前世での復讐は皇太子の座を目指しつつ、それまでペレスが味わった苦痛をそのままやり返す、というものだった。そしてティアは、そんなペレスを止める気はない。寧ろ手助けするつもりでいる。ティアはクレリバンに『あれ』の準備をお願いします、と頼んだ。
狩猟大会以後、ヨバネスは起きている間はずっと酒を飲んでいた。見かねた侍従長がルーラックに直接連絡した。
ルーラックがヨバネスのもとを訪れた。ヨバネスがすすめてくる酒を見て、こんなに強い酒を昼間から飲んでいるのか、とルーラックが顔をしかめて見せた。ルーラックは「皇帝宮の外、民衆の心にも、お気を掛けたほうがよいかと」と言った。ヨバネスは聞きたくない、という態度であった。
ルーラックは話を続ける。「ブラウン家の件も、再び話題に上がっているようです」「40年前にブラウン家を襲撃してブラウン当主を殺したのがアンゲナス家だという、かねてよりの噂です」第1皇子が正気を失った今回の件は、忠臣であったブラウン家を裏切った罰なのではないか・・という噂だった。
ヨバネスは、それらは先代のしたことであって自分ではないのに、と悔しくてたまらなかった。そもそもアンゲナス家を後押ししたのは先代皇帝だ。無茶なやり方でブラウン家を追い出し、息子のヨバネスとラビニを結婚させたのだ。あの世に逝ってまで息子の将来を邪魔してくるとは。
「無知な者たちには判らないでしょう」ルーラックが宥めた。「ブラウン家は帝国剣術のおかげで平民たちによく知られている家門ですから」その平民からの人気が皇帝の嫉妬を買い、ブラウン家は滅亡したのだ。
この状況を止めるのにブラウン家が適任です、とルーラックが続けた。「ブラウン家を復権させるのです。そうすれば、アンゲナス家に対する余計な噂を鎮めることができると思います」「陛下はただ、貴族会でブラウン家の話題を投げかけるだけでよいのです」ルーラックは、あとはあのしたたかなペレスがなんとかするだろう、ブラウン家のことを任された以上、立派な計画くらいたててもらわねば、と考えた。
ヨバネスはしばらく考えから「分かりました。そうしましょう」と返した。ルーラックは次に、第1皇子のことはどう考えているのかをヨバネスに尋ねた。ヨバネスは先代に似ているから警戒してペレスを皇后に任せて放置したのに、まさか呪われていたのはアスタナだった、自分はもう関わりたくないから全部ペレスに任せる、と答えた。
ルーラックは思わず笑いそうになり、堪えた。狼に羊の番をさせる愚か者を、まさか目の前で見届けることになるとは。腹を抱えて笑いたいのを必死に抑えた。
一方、アスタナは宵の口に目を覚ましてから叫び続けていた。「薬!薬を持ってこい!あああっ!」不安そうに侍女2人がそわそわしていると、皇室騎士たちと一緒にペレスが現れた。「君たちは明日の朝、また来ればいい。もう下がりなさい」侍女たちはそそくさとその場を去った。
スローン卿が部屋の中に入ると、ベッドに片足を縛られたアスタナが怒り狂って叫ぶ。「おい、お前!これを外せ!!こんなことして、殺してやる!」ペレスが中に入った直後、叫び声が止まった。「アスタナ・ネレンペ・デュレリー。お前の皇帝弑逆未遂及び、謀反罪の取り調べを始める」
ノベル205話レビューまとめ
ヨバネス・・それでもあった判断力も喪失しました。
皇后は実はペレスをただただ静かに生かして放っておけば、自分の息子が自然と皇帝になったのに
ペレスの計画はちょっとあれですね。皇帝はアスタナが飲んだ水筒を調べれば誰が誘導したのか推測できるはずですが。
ペレス、復讐開始
皇帝は結局ルーラックに相談するし、お世話になっています
毎回アスタナの愚かさに驚きます
羊番に狼!猫に魚屋!ペレスに皇后!アスタナにペレス!
わたしの感想◎まあペレスのザル的計画がなんとかうまくいって、ルーラックおじいさんが最後のひと押ししてくれましたね!そして、当時のブラウン家は帝国剣術で結局アンゲナス騎士団に負けたということなのか
まとめ
以上「今世は当主になります」 205 話 韓国原作小説レビューまとめを紹介しました。
コメント