※以下の内容は、ネタバレが含まれておりますので、ご注意ください。
この記事では、ピッコマ大人気漫画「今世は当主になります」韓国原作小説(ノベル)の韓国でのレビューをまとめました。
ここでは、ノベルの219話のレビューからまとめました。
個人的に地図と年表、家系図相関図を書いてみました。公式ではありませんので、ご参考にお楽しみください。
今日のひとこと
フィレンティア「死んだかのように生きて」
ノベル219話あらすじ
ベレサックは必死に抵抗した。オルカ・バラポートがさらに強い力でベレサックの首を絞めつける。ベレサックの白目に真っ赤な血が滲んでいく。死にたくない、誰かたすけて!ベレサックは叫びたかったが、声にならなかった。フィレンティアの言葉が思い出される”あんたが決めたことなのよ。後悔しないでね”もう何も見えない。手足が痙攣し、ベレサックは失禁した。
その時、バーン!ドアが開く音が聞こえ、首を絞めつけていた力が急に緩んだ。ベレサックは涙を流しながら咳き込んだ。そうして目を開けてみると、バシッ!「いつまで横になってるんだ。さっさと起きろ」頰を殴られ、怒鳴られた。2つの赤い瞳が見えた。「・・もう死んだことにするか」という低いつぶやきが聞こえ、隣から「殿下、やめてって。もう急がないと。待ってるんだろ?」という声がした。
床に横たわるオルカ・バラポート、第2皇子とその最側近三人組が視界に入った。テドロがオルカ・バラポートの胸元からベレサックの遺言書を取り出してみせた。『・・皇帝陛下を弑逆しようとした罪を悔悟し・・第1皇子殿下は今回の事件に巻き込まれた被害者・・』ベレサックは背筋が凍った。書体も自分のものにそっくりだった。
「起きろ」ペレスが近寄って、ベレサックの胸ぐらを掴み上げた。大きな成人男性を片手で持ち上げるというのに、その動きはまるでティーカップを手に取るかのように軽やかだった。三人組は残って、オルカ・バラポートの取り調べとなった。ペレスとベレサックが外に出ると馬車が待っていた。ペレスは荷物入れの扉を開けると「乗れ」と言い、ベレサックの返事も聞かずにベレサックの胸ぐらを掴んで中へ放り入れた。「荷物は荷物入れに入れるのが筋だろ」ペレスは言い放った。
空が白んできた頃、馬車はロンバルディ領の端に位置する小さな別荘に着いた。別荘の外ではセラルとフィレンティアが待っていた。「あの子、どうして荷物入れから出てきたの?」ティアの質問にペレスは「・・さあ」と答えた。ティアは気にしないことにした。
ベレサックの首に傷跡を見て、驚愕するセラル。ベレサックの説明を聞かなくてもセラルは全てを理解した。自分の従姉妹がそんな人か知ってるからこそ怖かったの、と後悔に満ちた声でつぶやくセラルはとても疲れて見えた。「ありがとう。いえ、ありがとうございます。当主代理」セラルはお礼を述べた。ティアは自分にとっても得になると考えたのでお礼は不要だと言った。セラルが胸元から紫色の手紙を出してきたので、ティアはそのままペレスに渡した。きっと役立つ武器になるはずだから。
ティアはベレサックを呼んだ「これからあんたと伯母様は、ここで息を潜めて生きるのよ」ベレサックは絶望的な眼差しで別荘を見回した。年季の入った朱色のレンガ造りの建物。
ティアは前世にベレサックに言われた言葉を思い出した。”勘違いするな。お前と俺たちが同じ名字だとしても、卑しい血の混じったお前は絶対に家門の一員になれない”頰を叩かれ吐き捨てられた言葉。たった今のことのように怒りがこみ上げてくる。”お前はこれからも、今みたいに俺たちに仕える召使いでいればいいのだ”しかし、目の前のベレサックはあの姿とは違っている。愚か者ではあるが、怖気付いている。
「私を、はずれ者と呼んでたわね」ティアが言うと、ベレサックは跪いて謝罪した。ただただ愚か者で、怠け者で、弱者に対して悪魔のようだった間抜けな従兄。ティアは毎月食べていけるだけのお金を送金すると約束した。「死んだかのように生きて。あんたの名前が私の耳にまた届いた日には、それすらもなくなると思ったほうがいいわよ」ティアはベレサックを睨みつけてから馬車に乗り、ペレスが後に続いた。
馬車がロンバルディ邸に着く頃、ティアとペレスは何か引っかかる気がしていた。まだ皇后の隠しカードがあるような・・。そして、馬車から降りた瞬間、その気がかりの正体がわかった。ラウリルが走ってきて言ったのだ。「こ、皇室の騎士たちが、フェレット商会とお兄様の屋敷を急襲しました!」
読んでる途中で、フィレンティアは大丈夫なのか心配になりましたら、漫画の1話を読み返していただけるとよいと思います。
ノベル219話レビューまとめ
フェレット商会の契約書を探そうとしているのかな? 皇室の騎士が!?
お金を返せばいいんだよ、お金を。
ああ、フェレット商会について皇后はもっときちんと調べるべきでした。
私もベレサックみたいに暮らしたい…。
そこに書類はありません。
ティア、すごくおこるよ。
わたしの感想◎ペレスがベレサックを片手で持ち上げるのに、ティーカップを手に取るかのように軽やか、とありペレスって本当に怪力ですね。
コメント