※以下の内容は、ネタバレが含まれておりますので、ご注意ください。
この記事では、ピッコマ大人気漫画「今世は当主になります」韓国原作小説(ノベル)の韓国でのレビューをまとめました。
ここでは、ノベルの254話のレビューからまとめました。
個人的に地図と年表と家系図相関図を書いてみました。公式ではありませんので、ご参考にお楽しみください。
今日のひとこと
ティア「オオカミ」
ノベル254話あらすじ
皇太子任命式が終わり、ペレスとティアはポイラック宮殿に戻ってきた。ペレスは冠をとっくに取り、首元のボタンを緩め、対するティアはソファに深く身体を沈めた。少なくとも二人きりのこの空間では、ティアもペレスも少しは楽に息をすることができた。
しかし、心は落ち着いていなかった。「どうしよう。どうしよう。とうとう言っちゃったよ」ティアは両手で顔を覆いながらつぶやいた。そうして向かいのペレスを見ると、平然とグラスを口元にもっていく姿が憎らしく見えて「ペレス。あなたってなんでそんなに冷静なの?」少しきつい声が出た。”何とも思ってないの?”と同意味だった。
ペレスは水を飲もうとするのを止めて「冷静だって?」「今、かなり悲しんでるところなのに」と言った。”悲しんでる”という単語にティアはあまりに感情が込み上げて言葉が出なくなった。「あなた。あなた。ペレス、あなた・・」「どうしてそんなこというの?」悲しんでるという言葉は後悔しているということでは?みんなを脅迫までして、結婚すると発表してから、こんなに早く後悔するなんて。
ペレスはグラスを置いて、すごい速さでティアの座っているソファまで来た。「ティア」低い声に深いため息が混じって感じる。「何?何?」後悔してるんじゃないの?ティアはドキドキした。「2年」「2年も待たないといけないんだよ」低い声でペレスが言った。ティアは婚約期間のことを言ってるのだと理解した。そこでペレスを慰めるように「仕方ないでしょう」「クレニーが卒業してくれないと」「貴族たちの間である程度の婚約期間は普通だし」と説明したが、ペレスは一つも聞いていないようだった。
「2年・・」と言いながら、瞳が赤く燃え始めている。ここで止めないと、と経験から学んだティアはわざと言ってみた。「ペレス。あなた、ちょっと目つきがいやらしいわよ?」そう言われたら、ペレスが恥ずかしくなって「そうかな?」と後退すると思ったのだ。しかし、違かった。「・・ティア?」なんて言いながらいたずらっぽく笑ってティアの腕を撫でおろし始めた。ティアは目を細めて「オオカミ」と言った。するとペレスは手の甲にキスをしながら「ありがとう」と言うのだ。
心臓のドキドキに耐えきれず、ティアはソファから立ち上がり、窓辺に行った。「とりあえず一週間後の皇太子任命祝賀会の準備はケイトリンに任せましょう」と落ち着いて話し振り向くと、ペレスがいつのまにかティアのすぐ後ろに立っていた。「ぺ、ペレス・・」とつぶやきながら後ずさりしても、窓枠に腰がぶつかるのみだった。「ティア」と呼びながらペレスがティアの腰に手を巻き、自分に引き寄せる。自分の名前を呼ぶその声にティアはすごく弱いのだ。赤い瞳の中にはティアへの渇望と隠せない焦りが見えた。「ああ、もう・・」ティアは降伏の言葉を吐き、ペレスの首を抱き寄せた。ペレスが低く笑うのが密着した体に伝わった。
数日後、当主の仕事は日々とても忙しかった。しかしロンバルディ家の人々はみんな最善を尽くしてくれているので、まだ幸いだった。これほどしっかりした家門をわずか数年で台無しにするなんて、前世のビエーゼはある意味すごい人かも。
ノックの音がして、執事のヨハンとベイトが入ってきた。ベイトは表向きはレストランの特別メニューを配達した風をよそおった。ヨハンを執務室の外に出し、ベイトの急を要する知らせを聞いた。
「しばらく前に皇太子殿下の乳母を殺害した者を見つけた件ですが」「妙なことを言っていたそうです」「皇太子殿下の母親を殺害したのは廃后ではないと」皇后でなければ殺す動機をもった人間はいないのでは、とティアは言ってみた。しかしベイトは、乳母が死ぬ前に泣きながら話したそうです、と説明した。乳母が言っていたとなるとかなり信憑性のある話だ。ティアはベイトに尋ねた「誰が殺したと言ったの?」
ノベル254話レビューまとめ
ペレスは声の使い方が上手です
以前のビエーゼがそれなりにすごかった。ははははは。
誰ですか?誰ですか?
痛みを軽減させるためにペレスが・・ってことはないよね
まさか、皇帝!?前世の皇帝殺害も自分と母親を守ってくれなかった恨みではなくて、母親を殺した恨みだったのか。
ブックマーク=ティア、ペレスの誘惑に遭う
キスシーンのキスする主題部分が短すぎる!!!
ティア:オオカミ! ペレス:ありがとう。 どういうこと!?
わたしの感想◎やっとペレスは心置きなくティアと一緒に過ごせるんだね〜。良かったね〜、と思っていたら最後にまた緊張が走ったよ。
途中のティアとペレスの「オオカミ」「ありがとう」のやりとりの部分は韓国原作から書き出しました。日本語ノベルでは「ケダモノ」「無理だよ」になっています。
まとめ
以上「今世は当主になります」 254話 韓国原作小説レビューまとめを紹介しました。
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