俺だけレベルアップな件　スピンオフ　ラグナロク　第12話

各記事リンクはこちら

ピッコマで連載中「俺だけレベルアップな件」「俺だけレベルアップな件　外伝」のスピンオフ「俺だけレベルアップな件　ラグナロク」韓国kakaoでノベルが連載中。コミックも2024年7月31日からwebtoonで連載開始されます。

ここでは、ノベル第12話のレビューを紹介します。

韓国語からの翻訳なので細かい間違いはご容赦ください。名前ですが、日本語名がわかる登場人物はなるべく日本語にしていますが、わからない場合は韓国語読みのままにしています。あとで修正が入るかもしれません。

リンク

俺だけレベルアップな件ラグナロク第12話あらすじ
レビュー
まとめ

俺だけレベルアップな件ラグナロク第12話あらすじ

クエスト完了。

[処置すべき敵の数: 1人]
[処置した敵の数: 1人]

胸に斧が刺さった亡霊は「人間の体って弱い」と呟き倒れた。

[『緊急クエスト: 敵を始末せよ』を完了しました。]

[レベルが上がりました！]

護はレベルが上がり体力回復した。だが油断せず、敵が操っていた剣に注目した。「支配者の権能!」と叫び、斧で剣を持つ腕を切断した。ベルが剣を掴むと、恐ろしい声が響く。「誰が敢えて牙の君主の剣を欲しがるのか！」ベルが護に「この剣、食べてもいいですか？」と尋ねると、自分を見て舌鼓を打つベルの表情に、剣は慌てて「会話で解決しない？」と言った。

護はベルに返事どころではなかった。亡霊は倒したが、主を失ったオオカミの魔物たちが、次々襲ってきた。レベルアップで強化された彼は、次々と敵を倒しながら叫ぶ。「武器が短すぎる！その剣、使えるの？」「もちろんです」ベルから剣を受け取った。

[『アイテム：ライカンの牙』を獲得しました。]

突如、剣の亡霊が叫ぶ。「誰が牙の君主の剣を欲しがるのか！」赤い光が護を襲うが、彼の足元から影が噴き出し剣を飲み込む。亡霊は驚愕し、「これはまさか、影の君主の…！」と声を潜める。牙の君主の分身である剣は、自分が支配できない人間が存在するということはあり得ないことだった。まして、ぱっと見てもこの人間は弱そうではないか！

護は亡霊の悲鳴を無視し、オオカミたちに剣を振るう。鋼鉄の歯を持つ敵を容赦なく切り裂く。「でも武器はいいね」と護。亡霊は「もちろんだ！私が誰の剣か分かっているのか！」と自負する。包囲された状況で、護は報酬を確認した。「役に立つものなら何でもいいから出てこい！」

[ルーン：爆風斬り]
ルーンを壊すとスキルが吸収されます。

するとルーン「爆風斬り」が出現。ルーンを壊すと、全身に爆風の力が宿る。「これは……？」護は新スキルの使い方を直感的に理解した。

[『スキル：爆風斬り』を使用します。]

護は「爆風斬り」を使った。「ハッ！」と叫ぶと、剣から猛烈な風が吹き荒れ、オオカミたちを襲う。「クワアアアアン！」という轟音とともに、「キャン！キャン！」とオオカミが悲鳴を上げる。

一撃で10匹以上が倒れ、護は「ワオ」と感心した。ベルは「影の権能の方がすごいんですよ！」と呆れるが、剣の亡霊は「何言ってるんだ！私がすごい剣なので、こんな威力が出たのだ！」と反論した。

護は、二人のいがみ合う仲間を無視し、隠れていた採掘者たちのもとへ戻った。彼の剣術に驚愕する鉱夫たちは、「そのようなスキルがあったのに、なぜ今まで使わなかったのですか？」と問う。鉱夫たちは彼が計算ずくで動いていたと思っていた。護は「一度使ったら、マナが完全に底をつくんですよ。それで最後の瞬間までとっておいたんです」と答える。彼らは護の助けに感謝し、命が助かったことに安堵するのだった。

**********

韓国大学ダンジョンでの事故が報じられ、記者たちは驚愕した。「え？攻撃隊が全滅したって？たかがD級ダンジョンで？」彼らは事件の真相を求めて韓国大学に集まるが、生存者はすでに去っていた。林助教が「私がお答えしましょう」と登場し、護の活躍を詳しく語る。しかし、記者たちは「E級ハンターがそんな活躍を？」と疑問を抱くと、林助教は激怒。「E級ハンターコミュニティに今の発言をアップします！」と記者たちを脅す。E級ハンターコミュニティは敵に回したくないため、記者たちは助教授をなだめる。

護がE級ハンターとして事件を解決したことが報じられたが、ネット上では「召喚術？それもE級が？」と冷ややかな反応が広がった。しかし、この記事を見た玄武ギルドの一部は護に注目し、「E級としてはなかなかだ」と評価する。最終的に、玄武ギルドから護に正規職スカウトの提案が出された。「覚醒したばかりの新人にとって、こんなチャンスは素晴らしい。他のE級ハンターたちが知ったら羨ましがるだろうね」

そしてその後の出来事。「····何？」玄武ギルド第2管理課のイ・ヨンホ課長は、自分の耳を疑った。「いや、断ったって？私たち玄武を？」「はい···」「そんなことがあり得るのか？たかがE級の素人が玄武の提案を蹴るなんて。まさか、ベクホが先に動いたのか？」「もしかしたら、そうかもしれません」「うん、ベクホのやつらなら十分に考えられる。だが、E級ハンターに私たち以上の条件を提示するなんて、お金が余っているのか？」イ・ヨンホ課長は、何の罪もないベクホギルドを一方的に悪者扱いした。