俺だけレベルアップな件　スピンオフ　ラグナロク　第32話

※以下の内容は、ネタバレが含まれておりますので、ご注意ください。

ピッコマで連載中「俺だけレベルアップな件」「俺だけレベルアップな件　外伝」のスピンオフ「俺だけレベルアップな件　ラグナロク」韓国kakaoでノベルが連載中。コミックも2024年7月31日からwebtoonで連載開始されます。

ここでは、ノベル第32話のレビューを紹介します。ほかの話が見たい方は下をクリック。

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韓国語からの翻訳なので細かい間違いはご容赦ください。名前ですが、日本語名がわかる登場人物はなるべく日本語にしていますが、わからない場合は韓国語読みのままにしています。あとで修正が入るかもしれません。

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俺だけレベルアップな件ラグナロク第32話あらすじ
レビュー
まとめ

俺だけレベルアップな件ラグナロク第32話あらすじ

ー王たる者の資格を証明しろ。

・・・！護の感覚ステータスが異変を察知した。今の声はラカンの牙ではないという。ラカンの牙と同じ存在によるものだと。正確にいうとラカンの牙はラカンの”乳歯”にあたり、成長と抜け落ちた歯が聖物とされた。そのため、ラカンの牙はもう一本あるのだ。

再び声が聞こえる。ー王たる者の資格を証明しろ！

ラカンは説明した。ー当時の部族が後代の君主が生まれることを願って聖物を作った。ラカン亡き今、新たな王を選ぶ時。”王の試験”の始まりだ。説明を聞いて、護は試験に合格すれば、自分も牙の君主になれるのか尋ねた。答えは、獣になることを望むなら可能、だった。ちょっと嫌な表情をする護に、あの声はお前ではない者への呼びかけだ、と牙が言った。

[小君主様、このフィールドに別のハンターがいるようです]周囲を偵察して戻って来たベルが報告した。[・・・彼らは野獣化スキルを使っていました]キェェッ！ガァァゥッ！森のあちこちで、獣スキルを使って体を変化させた武闘派ハンターたちが戦っていた。姿は多種多様。ここの聖物は、王となる資格を持つ者すべてを森に集めたようだ。

その時、護のことを木が襲ってきた。”支配者の権能”で瞬間的に空中で二段ジャンプをおこない、とっさによける。宙返りをしながら木々の攻撃をかわした。それが、本格的な戦闘の始まりだった。植物タイプのモンスターが四方八方から襲いかかる。ラカンの牙とヴォルカンの角で応戦する護。

ー王たる者の資格を証明しろ！

戦っている間も聞こえて来る声に護は不満を言った「資格もないのに、どうして俺が試験に参加させられているんだ？」ラカンの牙はたまたま巻き込まれたのだろうと教えてくれた。護はシンプルに考え、聖物のある場所へと向かうことにした。

一方、試験を受けているハンターたち。奥へ行くほど、青い霧は濃くなっていく。ヒュゥゥ・・。ゴーストタイプが来ることをハンターたちは警戒した。昨年まで大都市だったこの場所に、ある日突然ゲートが出現し、大惨事となった。その時に命を落とした者たちの魂が、亡霊となって今もさまよっているのだ。

大オォォォ。ゴーストタイプのモンスター、バンシーが現れた。耳をふさがないと、方向感覚を麻痺させられる。今ここにいるハンターたちは全員野獣化スキル使用者で、聴覚は通常よりも優れていたため、最悪な事態であった。嘔吐する者が続出した。

どこからか匂いがした。野性を極限まで高めた者にしかわからない魔力の匂い。「そうか！匂いだったんだ！」気づいたハンターたちは、全神経を嗅覚に集中させた。しかし、隙をみせると木の枝に襲われる。

「必ず見つけてやる！」「王になるのは俺だ！」王の意味も分からず、夢中で試験に挑むハンターたち。美狐は異変を感じ、足を止めた。どこか弄ばれている気がして、不快だった。白虎ギルドのメンバーに白虎ギルドの謎の試験からの離脱を宣言した。ギルドメンバーは困惑したが、従った。美狐は試験の勝者くらいは確かめたいので、見通しの良い高地に移動することにした。

その時、白虎ギルドの前に、狼男の群れが現れた。ハイエナギルドの残党だった。長い間ブロキーに仕えてきた彼らは、この王の試験をよく理解していた。それが問題だった。”王は1人！”「殺せ！」殺気を放って、すぐに白虎ギルドに攻撃を仕掛けてきた。その殺意は、なんとか抑えていた美狐の野性を目覚めさせた。”子犬の分際で！”髪を束ねていたヘアゴムが切れ、ライオンのたてがみのようにひろがった髪が白く変色する。

”野獣化！”先頭にいた狼男の心臓が美狐の爪に引き裂かれた。その瞬間。ー王たる者の資格を証明しろ！ー殺せ！ー生き残った者が最強だ！

美狐は声の主の目的に気づき、不快な気分になった。すでにこの森中でバトルロイヤルが開始されていた。そんな中、遠くに１人の男が見えた。両手に剣をもち、フラフラ歩いている。あの人、なぜ1人なの？まさか仲間まで殺した最低野郎？いや、血の匂いがしない・・人を殺していない？美狐は気になって仕方がなかった。