俺だけレベルアップな件　スピンオフ　ラグナロク　第41話

※以下の内容は、ネタバレが含まれておりますので、ご注意ください。

ピッコマで連載中「俺だけレベルアップな件」「俺だけレベルアップな件　外伝」のスピンオフ「俺だけレベルアップな件　ラグナロク」韓国kakaoでノベルが連載中。コミックも2024年7月31日からwebtoonで連載開始されます。

ここでは、ノベル第41話のレビューを紹介します。ほかの話が見たい方は下をクリック。

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韓国語からの翻訳なので細かい間違いはご容赦ください。名前ですが、日本語名がわかる登場人物はなるべく日本語にしていますが、わからない場合は韓国語読みのままにしています。あとで修正が入るかもしれません。

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俺だけレベルアップな件ラグナロク第41話あらすじ
レビュー
まとめ

俺だけレベルアップな件ラグナロク第41話あらすじ

１時間前。[波江フィールド]（※死神ギルド占有地、立ち入り禁止）

ハンター協会監視課課長の嵐山は、部下を連れて波江フィールドに来ていた。昨夜、白虎ギルドの副社長、白川美狐が”麻谷フィールドで捕まえた”と言って、ハイエナギルドのメンバー１人を協会に引き渡してきた。

そのギルドメンバーを尋問したところ、”死神ギルド副社長の友谷稔が、密かに星の粉研究所を作っている”という情報を引き出すことに成功した。しかし、場所まではわからないので、星の粉の生産には青い霧が必要なことから当たりをつけ、波江フィールドへやって来たところだ。

波江フィールドは東京近郊なため、人々を誘拐して青い霧を吸わせるにはもってこいの場所であり、フィールド内にはコンテナが十分に用意されている。ファクトリーを作るには、これ以上ない条件が揃っていた。

嵐山は、少しでも証拠をつかむため、わずか５人のハンターで鉄柵を飛び越えた。波江産業団地にぽつんと建つコンテナビルの周囲では、多くのハンターの姿があった。攻略もほぼ終わっているダンジョンに、こんなに多くのハンターがいるのはおかしい。調査によると、友谷稔はギルド長である黒須圭介の裏で、独自の勢力を作ろうとしているという話だった。

「今すぐ支援を要請しろ」「俺たちはこのまま突入する。ついさっき、中から悲鳴が聞こえた」おそらく誘拐された民間人だろう。友谷は、すでに星の粉の材料を集めているに違いない。

星の粉研究所。コンテナA棟。

美濃部の妻裕子は、ひんやりとした監獄の中で体を震わせていた。”ここはどこ？”彼女はこの状況に、ただ混乱していた。いつも通り出勤したはずなのに、突然意識を失い、見知らぬ場所に閉じ込められていた。監獄の外をうろつく人数は多く、堂々と顔も出している。自分たちを解放する気がないとしか思えなかった。

その監獄には幼稚園児ほどの男の子も含めて、９人もの人がいた。男の子が泣くと、外の男が容赦なく男の子を怒鳴りつけた。すると、男の子の体はまるで蹴られたかのように後ろの壁に叩きつけられた。そこで初めて、裕子はこの男たちがハンターだと気付いた。裕子は震えながら涙を流す男の子にかけより、体をそっと抱きしめた。

その時。遠くの壁際。空間が奇妙な形に揺らぎ、カーテンが開いたかのように大柄な男の顔が浮かび上がった。裕子が見つめると、男は黙ったまま人さし指を立てて、自分の口の前に当てた。彼は口を動かし、ハンター協会であり、助けに来たこと、素知らぬふりをすることを裕子に伝えた。

男の顔は再び消えた。ぎこちなく歪んだ空間は監獄の方へと、ゆっくり近づき始めた。５人で心細かったが、青い霧を吸い続けた民間人がいつフォッグバーンに変わるかわからない。支援部隊を待っている余裕はなかった。

静かに監獄の扉を開け、民間人を隠密スキルの範囲内に取り込む。同時に部下が遠くで騒ぎを起こし注意を引き、その隙に脱出。これが嵐山の計画だった。

しばらくして監獄の前まで着いた嵐山が扉の鍵に手をかけた。その瞬間、爆発が彼らを襲い、隠密スキルが解除された。仕方がない、部下共々そのまま戦闘に突入した。部下を自分のうしろに下がらせ、巨大な鋼鉄の盾を両手で持ち上げる嵐山「鉄壁の闘気！」巨大な障壁を生成し、攻撃を必死に防ぐ。

すると、蛇のような印象の男が男児の首をつかみ言った「スキルを解除しろ」嵐山は彼の顔を見て、ハッとした。「三好省悟か！」C級ハンター、三好省悟。死神ギルドの中でも、残酷で有名な男。嵐山がとまどっていると、三好は容赦なく男児の頰を張り始めた。耐えきれず、嵐山は鉄壁の闘気を解除した。

次の瞬間ーー。突如飛んできたナイフが三好の腕を切り裂いた。別の者は肩から噴水のように血を吹き出し、悲鳴をあげた。「・・・・ぐあァァァァァァッ！」三好も叫び声をあげる。ザクッ！続いて彼の足が切断された。

いつのまにか彼の前に、カラスの仮面の男が男児を抱き上げて立っていた「お前、死ねよ」三好に死刑判決が下された。