剣を持った花　韓国原作ピッコマ漫画45話あらすじとレビュー

「旦那が美貌を隠す訳」のHarara先生が絵を担当
「エンディングの後を勝手に変えます！」のGosha先生と「解散するアイドルグループのリーダーになりました」のJEOKSONG先生が文を担当

「主人公を救う運命です」のEunsoro先生原作のファンタジー

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血に染まりし帝国。その日私は、魔剣に操られるがままに愛する人たちを皆殺しにした。魔剣に浸食されて15年。人間が鍛えし10本の剣「ギオーサ」を携え、私は神の剣に願いを告げる。「誰も殺していない過去へ、私を戻して」そして私は、悲劇が起きる前に戻ることに成功する。だが私の手には、未だあの魔剣が…… ｢新たな人生は、自分の手で掴み取った奇跡。今回こそは、大切な人たちを守り抜き、幸せになってみせる。」そして今。剣を握る花が、美しく咲き誇る。
ピッコマ公式より

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剣を持った花45話（シーズン1最終話）あらすじ
剣を持った花45話（シーズン1最終話）レビューまとめ
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剣を持った花45話（シーズン1最終話）あらすじ

亀裂に入るユリエンを見て、エキネシアの顔はみるみる青ざめた。いくらなんでも亀裂内部はこの世界とは違う法則の世界なのに、死ぬかもしれないのに！一瞬、自分が亀裂に入っていったらすべてバレてしまうかな？と考えたが、悩む時間も勿体ないとエキネシアも亀裂に入っていった。

亀裂内部。深い青色の空に包まれる中、木々や植物が炎に包まれ、人々が逃げまどっていた。エキネシアは予想していたけれど、ここって・・・最悪だ、と呟く声にかぶせて魔剣が最高だ！と叫んだ。

谷にあった木々が空を覆うほど大きくなっていた。ユリエンとシャイはどこだろうか？エキネシアは探し始めた。食料がなければ亀裂内部で持ちこたえるのは難しい。あまりにも炎が多く、食料があったとしても焼けてしまっているようにみえた。内部で持ちこたえるのが無理ならば、前回の亀裂のように始点をみつけて刺してみるしかない。今回は、シャイの背後で亀裂の始まりを見たから、まずはそこを探さなければ。

魔剣は自分を使ってよ！と訴え続けたが、エキネシアは今回は使わずに済みそうだと聞いてくれなかった。ところで、どうやら先ほどから同じ場所をぐるぐる歩き回っているようだ。来た道を戻ろうとした瞬間、木のうろの内部から子供の叫び声が聞こえてきた。シャイに違いない！エキネシアは声のする方に走った。

大きな木にたどり着く頃には声は聞こえなくなった。エキネシアが木に手を添えると、見た目に反してものすごく熱く、手のひらが手袋をしていても破けて火傷を負った。マナを使い、剣で大木を切断する。シャイが巨大な異形のものに首に紐をかけられて引きずられているのがみえた。苦しそうに泣いているシャイ。

まず紐を握っている腕を切断して、シャイを抱き寄せる。目の前で切断された腕はすぐに再生した。スライムか？ゴーレムなのか？どちらにしても核を壊せば倒せるはず。攻撃を避け、シャイに隠れているように声をかけ、魔物の核を狙う。核に切りつけた瞬間、奇妙に慣れた感覚に襲われた。

血を吹き出し、表面のドロドロしたものが溶け出したあとに現れたのは致命傷を負った人間の姿だった。このままでは死んでしまう。無実の人間を手に掛けたのか？顔が曇るエキネシア。シャイ、と声に出す老人にシャイは治そうと近づいた。シャイがエキネシアの目にも魔女に見えて不快かもしれないけど・・・と気にしながら、治癒の力を発動する。シャイの両手に緑色のオーラが集まり、一つの短剣を作り出した。