※未読の方はネタバレにご注意ください
ピッコマ(まんがアプリ)で毎週金曜日連載中の貴族社会を舞台に書かれる恋愛ロマンス漫画『この結婚はどうせうまくいかない』毎週続きが気になるとても面白い漫画なのでご紹介します
ノベルのあらすじと韓国原作のレビューをまとめました。
イネス前前世相関図
「この結婚はどうせうまくいかない」イネスの前前世の相関図です

イネス前世相関図
「この結婚はどうせうまくいかない」イネスの前世の相関図です

イネス今世6才時点での相関図
「この結婚はどうせうまくいかない」イネスの今世(6才時点)の相関図です

イネス今世(現在)相関図
「この結婚はどうせうまくいかない」イネス今世(現在)の相関図です

この結婚はどうせうまくいかない321話あらすじ
アリシアはオスカルのテーブルへ歩み寄り、エスカランテに関する下劣な噂が立ち始めていると告げ、笑みを浮かべながら、食事が終わった皿の横に新聞の束を置いた。オスカルは振り返らず、グラスを持つ手も止めなかった。イネス・エスカランテがこれほど浅ましく世間の関心を追い求めることになるとは誰が予想したでしょうかと彼女は言った。
オスカルは一番上の新聞に目を落とした。『Asunto de Cuestión(問題になっている件)』—見た目は新聞の体を装ったメンドーサの貴族たちが愛読するゴシップ紙だった。政治討論も載るが、真の醍醐味は社交界の人間なら誰のことかすぐに察しがつく匿名人物たちが登場する寄稿文だった。面目を潰された紳士や、恥をさらした貴婦人たちのエピソードは、数ある記事の中でも秀逸だった。しかし同時に、戦争と英雄、献身と愛国といった高潔な言葉への憧憬を隠さない思想紙でもあった。
メンドーサの連中は平時は辺境で起こっている略奪などに無関心だが、世間が騒がしくなると戦況を熱く語り、戦場の英雄を戦友のように見なした。それは誰もが愛さずにはいられない物語だった。人々に愛される物語の英雄には、理想的かつ献身的な妻が寄り添い、幼い子供や病に伏せる両親でさえ装飾のように添えられた。しかし、そもそも美化する必要がなく、それが社交界の有名人で、かつて絶対にそんなことはしないことで有名だった女性だとしたら。それがエスカランテ家の人々だとしたら。
『戦場へ赴く英雄とその妻、最後の別れの瞬間を収める』
出征するカッセル・エスカランテ大佐と、夫を見送るイネス・エスカランテ小公爵夫人の姿が載った記事。開戦記念式典に出席していた匿名の画工がたまたま捉え、一幅の絵に収めたそうだ。若き男女の早すぎる別れと切実な悲哀が際立つ作品を、本紙が高値で独占買い取りしたのだとあった。
アリシアの言うように、彼らは卑俗な噂話として名を連ねたわけではなかった。メンドーサの誰もが愛してやまない新聞紙上で、最も愛されるべき絵と物語として掲載されたのだ。画工の証言によれば、イネスは絵にあるように夫と最後の口づけを交わした後、夫が馬に乗り宮殿を去るまで涙を流し続けた。その光景は見る者の胸を締め付け、直視することさえ憚られたという。彼女は式典会場の前で失神し、従者に運ばれ、再び姿を現した時、目元は赤く染まっていたが、平静を必死に装った微笑を浮かべていて、彼女は一瞬品位を忘れてしまいかねない状態だったと伝えられていた。
オスカルは低く呟いた。絵に描いたような光景だと。その絵の二人の顔は驚くほど正確に描かれていた。目を閉じて美しい涙を流しながら夫に口づけをする黒髪の女性と、断腸の思いを滲ませた表情で妻の接吻を受ける軍人。微かに震える手がアリシアによる助けでテーブルへと下ろされた。彼はいつからか正気ではいられなかった。イネスが言っていた言葉。カッセル・エスカランテのために喜んで死ぬ。たとえ二度とここで目覚めなくとも。夫を愛しているから何だってできると。その言葉を反芻するたびにオスカルに、イネスが目の前から消えてしまうかもしれないという恐怖が込みあげた。
アリシアは、あなたのイネスこそ、一瞬たりとも品位を忘れるような女性ではないというのに滑稽な話だとオスカルに同意を求めた。侍女が、イネスが建物へしっかりと戻っていき、平然とした態度を見たと告げ、いかに高潔な物語のように見せても、それがすべて嘘ならば下劣なゴシップと何ら変わりないと語った。
皇太子妃の侍女が事実無根だと言いふらしている、それこそが下劣なゴシップになるとオスカルは返した。誰もが、アリシアの嫉妬から出た言葉だと思うだけだ、式典で注目を奪われたことに恨みでも抱いているようにと。アリシアは、至らぬ妃に忠告をありがとうと、喜んでいるかのような態度で、彼のこめかみに軽いキスを落とした。
カッセルは出征した。重要な真実はそれだけだ。見送る妻がどれほど悲しんだか、本当に失神したのか、真実かどうかは関係ない。これはすでに完成した物語であり、誰もが夫を送り出した彼女に心寄せている。誰かが暴露したところで鼻で笑われて終わりだとオスカルは言った。アリシアはそのとおりだと答え、あなたにとっても残念な話でしょうけれどと付け加えながら、オスカルの首を優しく撫でた。
新聞記事は続いていた。イネスが姿を消すまで気丈な態度を保っていたこと。カルステラからも噂が届くほど仲睦まじかった新婚夫婦にとって、今回の出征は突然の悲報だったに違いないこと。イネスは大佐の出陣の意思を全面的に支持してきたそうで、その真っ直ぐで剛毅な気性までもが互いに似通うことを証明してみせたのだと書かれていた。
アリシアは言った。妻の処世術のおかげで、殿下のご従弟は早くも献身的な英雄として名を連ねた。イネスは夫の額に自らの名前を刻み込もうとしているかのよう。せっかくメンドーサからあの男を追い払い、イネスだけを残したというのに、これほど完璧な『エスカランテ夫妻』を見せつけられては。あなたが彼女の指先一つにでも触れようものなら、世間は何と言うか。たとえ彼が死のうと、生きようとと。
記事には『エスカランテ大佐の勇猛さと献身は、人々が把握しきれていなかった数多の武功勲章が証明している。カルステラには我々の知らないカッセル・エスカランテが、そしてイネス・エスカランテが、一体どれほど多く存在することだろうか』とあった。メンドーサで紳士を名乗るなら、オルテガで最も気高きセニョーラが絶望に沈む姿をあざ笑う術などなく、たとえ彼を妬んでいようと、カッセルに関しても納得する以外に術はなかった。
皇帝はエスカランテ公爵暗殺未遂の件を闇に葬ろうと躍起になっており、一方でエスカランテ大佐の名を売れば売るほど飛ぶように売れる戦時国債にも執着していた。イネスは陛下の配慮という名の思惑により、メンドーサで発行されるすべての新聞を掌握することになったとアリシアが告げた。
開戦から十日が過ぎた頃、カッセル・エスカランテが皇帝から剣を授与される荘厳な絵と、授与の直後に駆け寄った妻を抱きしめる光景が、あらゆる新聞の一面を飾り立てていた。エスカランテ公爵が祝宴の最中に突如姿を消したことは、新聞の片隅記事でしかなく、皇帝が箝口令を敷いたこともあり、人々は騒ぎにしなかった。もし何かあれば、皇帝といえども訃報まで握りつぶせるはずはないから。また、少なくとも生きているので殺人ではないと皇帝は皇太子の捜査要請を退けた。
アリシアはオスカルに訴えた。このままではいけない。カッセル・エスカランテは今、メンドーサに実在している誰よりも大きな存在感を放ち、イネスは巧妙に状況を支配している。公爵の件も、今は伏せているがいつ不敬にもぶちまけてくるか分からない。今や彼女が宮廷に現れれば、人々はカイエターナよりも彼女を崇めるような眼差しで見つめると。
オスカルは貴族女性向けゴシップ紙『cuestión de gusto(好みの問題)』を手に取った。そこには、開戦記念の祝宴でイネスが飾ったカルステラの野草が、爆発的な人気で品薄状態に陥っているというニュースが載っていた。イネスは変わっていなかった、妻だった頃と同じだな、一瞬だけ浮かんだ満足げな微笑みが、一転して鋭く歪んだ。アリシアはオスカルの背中をなでながら、間違えたのなら変えるために私があなたを助ける。あの者たちが決して幸せになれないようにと声をかけた。オスカルは、イネスに手を出すつもりなら、その考えは捨てろと制した。
いつまで、ただ見つめているだけで満足しているつもりか?欲しいものはすべて手に入れなければ気の済まない方でしょう、と返しながらアリシアは、指輪の中に隠していた粉末をワイングラスへと流し込んだ。その時、従者が慌ただしく入ってきた。殿下、オルテガ軍がベラタ海域での初戦にて圧勝を収めたとの急報ですと。妻に促されるまま再び持ち上げられていたグラスが、壁へと投げつけられ粉々に砕け散った。薬が無駄になってしまった。アリシアは従者を殺さんばかりの目で見つめた後、割れたグラスを残念そうに一瞥した後、勝利の知らせを喜ぶ他のオルテガ人と同じように、満面の笑みを浮かべてオスカルを抱きしめた。
この結婚はどうせうまくいかない321話レビューまとめ
韓国のサイトkakaowebでのレビューを見てみましょう。

なぜイネスがゴシップ記事に流したのか、やっと理解できました。 作家様、親切に解説してくださってありがとうございます

皇太子夫婦が出るたびに、テキストだけで嫌悪感を抱くようになってきた。本当にお前はゴミだ、ううう

わ〜〜〜この野郎

早く、もっとたくさん、もっと頻繁に、食べさせてね、お薬

お互いさまですな

うう・・・どちらも見たくありません

アリシアは自分が好きだった皇太子がイネスだけを追いかけているのでその嫉妬心と劣等感のせいで狂ってしまった

ううん。汚く気持ち悪い人たち。本当にあなたたちだけで生きていってほしい。他の人を巻き込まないで

天性の縁ですね。二人だけで千回でも万回でも出会えば良い

もったいない!その薬は飲まなきゃ、オスカル!

アリシアの目的は何でしょうか?

記者はしっかりイネスのお金をたっぷり食べましたね

アリシアは本物の悪魔のようです。オスカーと本当に相性がぴったりです 。二人とも自己愛が溢れるカップル ですが、アリシアが一歩上のようです
わたしの感想◎思っていた以上に、二人が以前より対等気味で、気が合っているみたい。それにしても、イネスが身につけた野草が品切れ・・・さすが!
まとめ
この結婚はどうせうまくいかない あらすじと韓国原作漫画レビューをまとめました
322話
コメント