※以下の内容は、ネタバレが含まれておりますので、ご注意ください。
この記事では、ピッコマ大人気漫画「今世は当主になります」韓国原作小説(ノベル)の韓国でのレビューをまとめました。
ここでは、ノベルの外伝41話のレビューからまとめました。
個人的に地図と年表と家系図相関図を書いてみました。公式ではありませんので、ご参考にお楽しみください。
今日のひとこと
ペレス「メルディンを産んでくれたでしょ」
ノベル外伝41話あらすじ
フィレンティアはその姿を見た瞬間、何かがぐっと込み上げてきた。「なんで・・こんなに遅かったの」涙が流れた。ペレスは産室には入れないまま何度も「ごめんね。ごめんね」という言葉を繰り返した。
しかし、それでティアには十分だった。緊張がとけて、シャナネットの言っていた言葉の意味を悟った。自分は大丈夫ではなかったのだ、と。ティアはペレスが来るまで我慢していただけだった。「ペレス、待ってたのよ」私は大丈夫ですと言いながら、ペレスを待って耐えていたのだ。
エスティラがすばやく言った「ドアは長く開けられません。急いで準備してください、陛下」それを聞いて、すぐに戻ると約束して消えたペレスは、どれほど急いだのかボタンはめちゃくちゃで靴は履かずに裸足で戻ってきた。
ティアは笑いながら、靴履いてきてと促したけどペレスは「ううん。もうティアの隣から離れないよ」と言ってティアの手をすばやく握った。ティアはペレスに言った。「もう本当に大丈夫だと思う。あなたがいてくれるから」
それから本格的な陣痛がはじまった。エスティラの「当主さま、もう少しです!」という叫びと「どうか、お願い、ティア」というペレスの声、うめき声も上げられなくなったティアにどこか遠くから赤ちゃんの泣き声が聞こえた。
ペレスの呼ぶ声にかろうじて目を開けるとティアの胸に子供が抱かれていた。緑色の瞳。「うちの娘、とてもきれい。ティア、君にそっくりだよ」ペレスがささやいた。ティアは赤ちゃんの状態を確認し、健康なことを喜び涙が流れた。「お疲れ様、ティア」と言うペレスの声も震え、目が濡れていた。
ティアが娘の名前を呼んだ「メルディン」メルディンは瞬きした。ペレスが言った。「メルディン、あなたにティグリアの土地を与える」ティグリアは南部に位置する皇室所有の土地の中で最も広く肥沃な草原であった。ティアがメルディンに言った。「メルディン・ティグリア・ロンバルディ・デュレリー」「ママとパパが頑張るよ」
メルディンが生まれて一週間。メルディンはとても美しい赤ちゃんで、毎日ティアは目が離せなかった。妊娠期間中、エスティラから授業を受け、育児書を手放さなかったペレスは育児のほとんどを自分でやり、こなしていた。乳母も雇わずに。ティアの仕事は授乳と満腹のメルディンを可愛がることだけだった。ティアがすることはないのかとペレスに訊くと「メルディンを産んでくれたでしょ」と返ってきた。
ペレスがメルディンをお風呂に入れにいったので、ティアは休むふりをしてこっそり書類を見ようと思った。ただ横になるのがティアには苦役で、クレニーに言ってクレリバンの執務室から書類を1束持って来てもらっていたのだ。1週間も我慢できず、また仕事を始めるのを見られたらペレスにどんな小言を言われるか、今がチャンスであった。書類を出そうと引き出しを開けるとシャンの日記があった。日記は最後のページだった。
帝国歴256年3月3日 明日から出産準備に専念する。夢をみた。出産後、結局1ヶ月ももたない夢を。そんなわけにはいかない。できれば次の春までそばにいてあげたい。ルーラックさんの使いの人が来たので、産後に役立つ薬と食べ物を頼んだ。未来は決まったものではない。選択と努力で変わることもある。私は闘う。一日でも長く我が子のそばにいるために。
シャンは日記の言葉を守ってくれた。1ヶ月ではなく、ほぼ1年そばにいてくれた。「ありがとう、お母さま」ティアは言った。日記の表紙を初めて見ると、「私の娘、フィレンティア・ロンバルディの輝かしい人生とメルディンの誕生を祝い、、お母さんより」と書いてあった。
ティアは母が自分の前世も「輝かしい人生」と呼んでくれたのだ、と知った。「ティア」いつの間に近づいたのかペレスの声が聞こえた。ペレスと彼の腕の中で眠るメルディンが見えた。ティアは泣かなかった。その代わり、輝かしい人生の先で得た最も尊い存在に向かって明るく笑って見せた。
ノベル外伝41話レビューまとめ
シャンに「あなたは最善を尽くした」と言ってあげたいですね
メルディンの名前が書かれたお母さんの日記に泣きました
いよいよ!生まれました!おめでとう!!!
ペレスの育児に本当に感心する。ここが一番、ファンタジーみたい
私有地?あれ?アスタナが欲しがって揉めていなかったっけ!?
「ロンバルディ・デュレリー」はとてもクールです
ペレス、家族が増えて、幸せそう
わたしの感想◎うわあ、がんばってたんだね、フィレンティア〜。おつかれさま。そして2人ともおめでとう。末長くお幸せに・・
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