悪役のエンディングは死のみ ノベル119話(漫画155話~156話)あらすじ&韓国原作小説レビュー

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悪役のエンディングは死のみ

※以下の内容は、ネタバレが含まれておりますので、ご注意ください。

ピッコマで連載中の人気漫画「悪役のエンディングは死のみ」ノベル版のあらすじ、口コミ、感想。読んだ感想をみなさんに楽しんでいただきたいと思い、作成しました(韓国のwebサイトで外伝ゾーンまで読破済み。口コミは韓国におけるレビューになります。少しずつ上げていこうと思います)

ここでは、ノベルの第119話のレビューからまとめました。

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悪役のエンディングは死のみ 人物相関図

人物相関図を書いてみました。ご参考に楽しんでください。

悪役のエンディングは死のみ相関図

イオカ帝国世界設定

イオカ帝国:レイラーが犯した罪が魔術師の仕業だと誤解して魔術師を排斥している。

レイラー:レイラー神国の残党。魔術師を根絶し、大陸を支配しようともくろむ集団。

魔術師たちは過去に命がけでレイラーをバルタ国に封印した。魔術師が消えたらレイラーの封印が解かれてしまう。

悪役のエンディングは死のみ ノベル119話あらすじ

長い元老のスピーチがやっと終わり、私が成人として正式に宣布されると、客席から大きな拍手が沸き起こった。主のいない成人式に代わりとして出る間、私はほほ笑みすらせず、ただ黙ってその音を聞いていた。執事に合図を送り、ワゴンを運ぶように指示した。直属の家族同士で、祝賀と敬愛の意味を込めてシェリー酒を飲むのだ。

式の無事な終わりが目前に迫り、私が胸を撫で下ろしていると、デリックの不在を怒る公爵の声が聞こえた。私はそこでようやくデリックがいなかったことに気づいた。レナルドが探しに行こうとすると、ちょうどワゴンが運ばれて来た。酒の入ったボトルと、黄金の杯が四つ。公爵が執事のペンネルに、デリックを探して連れてくるように、と小さな声で命令した。「少々お待ちください」客たちに了承を求め、式の進行は一時休止となった。

あれほどお硬いデリックが問題を起こすとは。新鮮な気持ちでいると、メイドが私の前にやや不恰好な杯を置いた。公爵と2人の息子の杯には、紋章と名前が刻まれている。特別な日には、主役への愛情を込めて新品ではなく長年愛用したものを使うのが習わしだ。子供が生まれると、用意される。ペネロペの杯もエミリーが言うには、公爵邸に連れてこられてすぐにデリックの成人式があり、用意されたそうだ。その時は準備時間が短く名前が刻まれなかったが、その後も忘れられ、名前も紋章もない状態のままであった。

なかなか執事が戻らない。これ以上は遅らせられないと判断したのか、公爵が進行を再開しようとした。公爵が血のように赤い液体を私の杯に注ぐ。「とても強い酒だから、飲むふりだけして地面に捨てなさい」公爵のささやきにうなずいた。私が公爵の杯にボトルを傾けると「ペネロペの成人を祝して、乾杯」公爵はすべて飲み干し、拍手の音が響き、私は言われたとおりに飲んでいるふりをして酒を捨てた。次にレナルドと全く同じことをおこなった。

公爵がデリックの不在を告げようとしたその時ー「遅れて申し訳ありません」全員の視線が、そちらへ一斉に向いた。最初に目に入ったのは、珍しく戸惑ったような表情を浮かべている老執事。それから執事をそっと押しのけ、メインテーブルに近づく男。いつもと同じ冷淡な顔。驚くことに、デリックの頭上にある、ゲージバーの色が変わっている。オレンジ色から、真っ黄色に。

好感度ゲージバーが変わったことに全神経を集中させていた私は、まだ気付いていなかった。彼の後ろにいる、小さな人影に。「あのお嬢さんはどなたかしら?」ひそひそ声が漏れ始めた。公爵が真っ先に気付いた「デリック、お・・お前・・・!」驚愕する父親にデリックが平然と言い放つ「直系の家族は全員出席でしょう。イヴォンを連れてくるのに遅れました」

「お、お父様・・」彼の背後から小さく震える姿が出てきた。ヒロインだった。私を見るとビクッとし、頭を下げた。どう見ても、偽りの公女を恐れて隠れていたのに、兄に無理に連れられてきたように見える。周囲の人々が理解し、ざわつく。私は、台無しになった成人式を、無表情のまま眺めた。

怒る公爵に、納得できないと反論するデリック。「なぜペネロペの成人式のためにイヴォンの存在を隠すのか、帝国貴族が集まっているこの場で公表しましょう。幼い頃にいなくなったエカルト公女が、再び戻ってきたことを」実は今朝、二人がお茶をしているという話を聞いて、こうなるかもしれないと思っていた。平然とした私の姿がデリックは気に入らなさそうだった。静かだった庭園内は、一瞬で騒々しくなった。

イヴォンが完全に姿を見せ、涙ぐんだ目で公爵をみつめた。その時。

ハードモードの制限期間が終了しました。
好感度集計中

・・・
・・・・
・・・・

好感度、集計完了!

突然、目の前が明るくなった。そして。

あなたは制限期間内に、どの攻略対象ともエンディングを迎えることができませんでした。

ここまでは覚悟していたので、問題ない。ところが、それで終わりではなかった。

失敗によりペナルティが発生します。
[全ての攻略キャラの好感度下落]
ペナルティ適用。
[イクリス、デリック -20%]
[レナルド、ヴィンター、カリスト -10%]

これまで必死に積み上げたのに、落ちるのはあっという間だった。

ハードモード終了

「は、は・・ははは・・」急に狂ったように笑う私に皆が違和感を覚え、公爵もデリックまでも、驚いた目で振り返った。予想通りだ。ハードモードは惨めさだけを残して終わり、私は相変わらずゲームの中にいる。この、最低で、最悪の、ゲームの中に。
”・・・大丈夫” 私にはまだ方法が一つ、残っている 
”黙ってやられているわけにはいかない” このままでは、本物の公女をいじめる偽りの公女になってしまう。

この世界から抜け出してしまえば私の知ったことではないが、結局元のストーリーどおりに悪女とされたら、あまりにも惨めだ。私はしっかりとした口調で話し始めた「すべてデリック兄様の仰るとおりです」「イヴォン」優しく彼女の手を握る「皆さん、ありがたいことに、私のたった一人の姉が家に帰ってきました」「父と私はパーティーでこのことを公表する予定でした。デリック兄様との間に誤解があったようです」イヴォンだけでなくすべての攻略対象が目を丸くしている。

私はイヴォンを自分の席に導き、金の杯にシェリー酒を注いでくれるようにお願いした。止めようとする公爵を逆に制して。しばらくすると、イヴォンの臨時メイドが金の杯を持ってきた。イヴォンはボトルから杯に酒を注ぎながら、私に感謝の言葉と成人式を台無しにした謝罪をささやいた。私は笑いながら仲のいい姉妹のように、シェリー酒を注ぎ返した「台無しだなんて。謝る必要なんてないわ。どうせ・・」その瞬間、かすかな振動を感じた。古代の魔法のネックレス。その真ん中にある白い玉の色が変わっていた。やや黄色く。

悪役のエンディングは死のみノベル119話レビューまとめ

デリック!!!まさか、イヴォンを連れてくるなんて!!デリックが洗脳しやすくて、集中攻撃をされたんですね!

イクリスとデリックの好感度が20%も落ちた。洗脳の強さの違い!?

イクリス−20、カリスト−10で、今は二人は同じ好感度79ですね

消えてほしい男登場人物第1位はデリックに決定しました

黄色って・・・嫉妬の色?

ハードモード終了後、ノーマルモードルート開始!?

金の杯に名前さえ刻んでくれなかったなんて・・

待って、以前のネックレスの説明で、原色を帯びるほど危険な毒だと・・黄色は原色!?濃い色のこと?

私の感想◎あんなに成人式を飾り立ててくれても、金の杯がそっけないままだと、今までのペネロペへの扱いを象徴していて悲しくなりました

まとめ

悪役のエンディングは死のみ ノベル119話のレビューをまとめました

ノベル各話一覧表

ノベル118話レビュー

ノベル120話レビュー

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