死んだのは私なのに勇者様の様子がおかしい　第27話　あらすじとレビュー

※以下の内容は、ネタバレが含まれておりますので、ご注意ください。

『暴君皇帝の初恋』のCHIWA先生、『ちびっ子リスは頑張り屋さん』のhumpback whale先生、そしてpaldangdam先生によるロマンスファンタジー。素直で美しい心をもった主人公と彼女を見守る勇者とその仲間たちの冒険のその後の物語が描かれています。漫画アプリーピッコマで連載中、ぜひおすすめです。

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韓国カカオウェブでは、小説版も掲載されていて、小説は外伝まで完結しています。

漫画のあらすじと韓国原作漫画のレビューをまとめました。

死んだのは私なのに勇者様の様子がおかしい第27話あらすじ
死んだのは私なのに勇者様の様子がおかしい第27話レビューまとめ
まとめ

死んだのは私なのに勇者様の様子がおかしい第27話あらすじ

そして・・・・。ボロボロになったカーライルは、アレンヌの前に正座をし、乱暴な行為と生意気な態度について謝罪し、許しを請うた。あまりに素直な謝罪にゼファーは呆気にとられ、アレンヌはこんなに謝罪が上手な人は初めて見たわと思った。

「わかりました。誠意も伝わったし許します」とアレンヌが声をかけると、カーライルはお礼を言ったのち、そっと尋ねた。「アレンヌちゃんと何か繋がりがあるのでしょうか？」「精霊を巧みに操りコテンパンにしてくる姿が、本に描かれているゴーテル隔地戦でのアレンヌの戦い方に酷似していて！」「それに、ひそかに感じる精霊王の気配・・・なにかありますよね？転生？家族？師弟関係？」カーライルの目はキラキラしていた。

”この人には正体を明かしてはいけない！”強く決意をし、アレンヌはその場を去ることにした。ゼファーは遊戯報告をおこたるなと小言を言い、アレンヌと共に去った。

一連の様子をジャミルの子孫が窓から見ていた。思うところがあり、使用人に言いつけた「今日、競りに参加したイムテルン伯爵家の親子について詳しく調べてくれ」リボンの由来を知っていて、精霊術に近接激闘術まで可能な女性、ただ者ではないだろうと考えた。

転移術で公爵邸に着いたアレンヌは、ものすごく疲れを感じていた。すると前庭で、エルキナスと会った。ゼファーが出かけていたのか？と尋ねると、エルキナスは答えた「どっかのバカが腕輪に３億使うのを見ていた」腕輪が３億にまでつり上がった原因であるじわじわ値を上げてきた奴の正体はエルキナスだった。

アレンヌが、エルキナスに話しかけると、エルキナスは古い紙を焚きつけてきたと言った。「１０億もした品物を焚きつけた！？」と叫ぶゼファーに、”１０億の焚きつけ？そんなもの出品されていたっけ？”と勘の鈍いアレンヌ。

ゼファーの言葉は意に介さず、エルキナスはアレンヌを部屋までエスコートするからゼファーは離れに帰るように言った。「ほぉ・・・今は遠慮もしないんだな」とゼファーは口にし、２人と別れた。

アレンヌとエルキナス、沈黙のまま館へ向かって歩いていると、突然アレンヌが「わかりました！」と目を輝かせた。「さっきの焚きつけって、ジャミルの回想録のことですよね？」キラキラするアレンヌに「今気づいたのか？」とひきつるエルキナス。鈍感ですみません・・とアレンヌがつぶやくと、エルキナスはにっこり笑い、わからないことは俺に聞けば良いと言うのだった。

「俺の友達もそうだった。みなが気づいた後、遅れて気づくような人だった。」アレンヌは、自分のことが言われている！と気づき、ジャミルの話を振って話題を変えた。ジャミルの回想録を集めていると言うエルキナスに「つまり、ジャミルのことが好きなんですか？」と聞いてみた。

突然立ち止まり、体をぞわぞわさせながらエルキナスはやっと口を開いた「・・・今、なんと？」「違う。絶対に。俺が回想録を集めている理由は、彼女が見てきたことを世に知られるのが嫌だからだ」ジャミルは生前、ストレンフィールド・ホールと共に自警団発足の構想を固め終えていたが、莫大な資本を必要としていた。「本当は違う約束をしていたが、今は守れないので、違う形で約束を果たそうと・・・」

ジャミルとの約束といえば、アレンヌにも思い出があった。ジャミルがアレンヌに話をしてきたときのこと。「アレンヌ！あんたに言いたいことがある。エルキナスに言ったんだ。”あたしの人生に責任取ってくれないか”って」