※以下の内容は、ネタバレが含まれておりますので、ご注意ください。
ピッコマで連載中の人気漫画「悪役のエンディングは死のみ」ノベル版のあらすじ、口コミ、感想。読んだ感想をみなさんに楽しんでいただきたいと思い、作成しました(韓国のwebサイトで外伝ゾーンまで読破済み。口コミは韓国におけるレビューになります。少しずつ上げていこうと思います)
ここでは、ノベルの第124話のレビューからまとめました。
悪役のエンディングは死のみ 人物相関図
人物相関図を書いてみました。ご参考に楽しんでください。
イオカ帝国世界設定
イオカ帝国:レイラーが犯した罪が魔術師の仕業だと誤解して魔術師を排斥している。
レイラー:レイラー神国の残党。魔術師を根絶し、大陸を支配しようともくろむ集団。
魔術師たちは過去に命がけでレイラーをバルタ国に封印した。魔術師が消えたらレイラーの封印が解かれてしまう。
悪役のエンディングは死のみ ノベル124話あらすじ
「忙しくて行けないから、他の奴らを行かせるように言え」カリストは言った。しかし、北部の辺境の中でも防壁が堅固なケルト侯爵領が占領された、とセドリックが反乱軍の深刻さを伝えた。
「ちくしょう・・・この国には俺以外に騎士は誰もいないのか?」「この10年間、俺は戦場を駆けまわってきたのに、愛する女がいつ死ぬかもわからない状況で、なぜくだらない戦争ごっこに・・・」
セドリックが急いで叫んだ。「陛下が、今回の任務を終えられたら公女様との婚約について、前向きに検討してみるそうです!」カリストはセドリックの代わりに階段の手すりを殴った。「クソッ!」皇帝の許可がないと婚約は成立しない。婚約が成立すれば、公女の望みを聞き入れる権力と財力が使える。
カリストはまだ少年の頃から戦場に出され、必死に生き残った。首都に戻ったら、二度と皇帝の思い通りにはならないと何度も心に誓ってきた。しかし。カリストは、別れの挨拶をさせろ、とセドリックに言って公女の部屋に向かった。部屋に入ると、専任メイドがさっさと下がっていった。
ベッドの周りは解毒草を燃やして出た煙が立ち込めいている。強い香りが漂う中、公女は青白い顔で目を閉じていた。唇も髪も艶がなく、まるで死体のようだ。カリストは以前にペネロペが自分に会いたくなくて病人のふりをした姿を思い出した。今ほどではなく、滑稽な姿だった。”本当に・・・かわいかったな”
ペネロペが毒を飲んでから3日。カリストは心配で、ほんの数秒も眠れなかった。口から血を流し続ける彼女を見るたび、誰が彼女をこんな姿にしたのか、カリストははらわたが煮えくり返った。「・・誰がお前に毒を飲ませたのか、それとも死にたくて自ら口にしたのか。もう関係ない」「俺が生きている以上、お前は死ねないからな」戻ってきたら、彼女をこんな目に遭わせた人物に復讐してやる、つい残忍なことを言い始めたカリストだったが、ペネロペが嫌がりそうでやめた。
カリストはペネロペの顔を撫でた「挨拶をしに来たんだ。俺はもう行かないといけないから。すぐに戻ってくるから、戻って来た時は、目を覚まして迎えてくれ」カリストは愛する人に別れのキスをするために、ゆっくりと上体を傾けた。カサカサとした唇が触れた。
「・・・全部やってやるからな」小さくささやいた。誰も聞いてはいけない秘密だった。「ここから抜け出したいのなら、そうしてやる」「愛なんてどうでもいい。すべてお前の望みどおりにしてやるから・・」「死ぬな」
「死ぬな、ペネロペ」
Chapter16.
刺すように眩しい青い光が、目の前でうねっている。ぼんやりとした視界の中に、以前見たレイラーの信徒たちの本拠地、ソレイル島の広い地下空間が見えた。祭壇の上に立っているイヴォン。その手にある古代遺物から光が出て、真下を指していた。そこにはラオンと、魔法で透明化した状態でラオンを救っている私がいた。隅に倒れているヴィンター。巨大なトカゲたちの攻撃をかわしているカリスト。私が前に経験したあの瞬間。それを第三者のように離れた目線で見守っている。
その時、光が揺らめき、何も存在しなかった鏡の上に何かが浮かび始めた。あの時はヴィンターの言葉を守り、必死に目を閉じていて見ていなかったものが見えた。それは私だった。ペネロペの美しい姿ではない、本当の私。粗末な部屋の隅、画面がついたままのスマホを握って死んだように眠っている。”わ、私がどうしてそこに・・・”
祭壇の方へと近づき、鏡の前に到着すると、それを掴むために手を伸ばした。その瞬間。ゴゴゴゴーー。轟音とともに周辺の光景が崩れ落ちた。”ど、どうして・・・!”イヴォンが持っていた遺物は、大きさを変え大きな姿見となり、暗闇の中に浮かんでいた。さっき見た現実の私と、私の部屋が映っている。握っているスマホの画面に”GAME OVER”の文字が見える。今なら戻れる!あの鏡に触れれば!直感的にそう思った。
精いっぱい走って、床を蹴り上げて力いっぱい鏡に向かって飛び込んだ。ところが、ゴンッ!冷たくて硬い鏡に強くぶつかり、思い切りひっくり返った。すごく全身が痛い。鏡に白い文字が浮かんでいた。
”エラーが発生しました。隠しルートに進入したためゲームオーバーできません。”
このゲームで、ゲームオーバーはキャラクターの死を指す。しかし、死を選んだ私に、このクソゲーがなにかほざいてきた。「このイカれたクソゲーめ!ふざけないでよ!」帰りたい。「戻してってば!」いくら鏡を叩いても、なんの変化もなく、やがて鏡の中がぼやけていった。鏡の中の文字は鮮明になってーーー。
鏡の文字に身震いしながら目を閉じ、それから目を開くと、見慣れた天井が見えた。公爵邸内のペネロペの部屋。突然、目の前に四角い枠が浮かんだ。
”[5億ゴールド]で隠しルートに進入しました!”
うんざりした。しかし、それで終わりではなかった。
”今から好感度の確認はゲージの色のみで数値は出ません。
クエストに従うと隠しエンディングと報酬が与えられます
!突発クエスト発生!
[古代魔法の鏡のかけら]を安全な所に保管してください!”
呆れて笑うしかなかった。
悪役のエンディングは死のみ ノベル124話レビューまとめ
愛する女って言ったよ、カリスト、気付いたね
この状況でカリストが抜けるなんて・・・!
10年間戦場へ?現在カリスト23歳、つまり13歳で戦場へ行かされたのですか!?どこの皇帝が13歳の皇太子を戦場へ送り込むの
カリスト、ペナルティで好感度落ちたはずですが、むしろ今100%なのでは〜最近ちょっとかっこよく見えるし、本気を感じる
5億払って進入したけど、機能が良くなっていないの?
ぺぺは血が飛び散るのが嫌いなので、静かに叩き続けるのはどうでしょうか?
イヴォンには透明化魔法が通じないのか?
本当にシステムがゴミだよ
ぺぺが目覚めたの知ったら、カリスト喜ぶよ
わたしの感想◎ゲームオーバーできない=死ねない、はどこまで影響するのだろう。逆に死なない体で今までの分をやりたい放題できないのかな
まとめ
悪役のエンディングは死のみ ノベル話のレビューをまとめました
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