悪役のエンディングは死のみ ノベル167話 あらすじ&韓国原作小説レビュー

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悪役のエンディングは死のみ
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※以下の内容は、ネタバレが含まれておりますので、ご注意ください。

ピッコマで連載中の人気漫画「悪役のエンディングは死のみ」ノベル版のあらすじ、口コミ、感想。読んだ感想をみなさんに楽しんでいただきたいと思い、作成しました(韓国のwebサイトで外伝ゾーンまで読破済み。口コミは韓国におけるレビューになります。少しずつ上げていこうと思います)

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悪役のエンディングは死のみ 人物相関図

人物相関図を書いてみました。ご参考に楽しんでください。

悪役のエンディングは死のみ相関図

イオカ帝国世界設定

イオカ帝国:レイラーが犯した罪が魔術師の仕業だと誤解して魔術師を排斥している。

レイラー:レイラー神国の残党。魔術師を根絶し、大陸を支配しようともくろむ集団。

魔術師たちは過去に命がけでレイラーをバルタ国に封印した。魔術師が消えたらレイラーの封印が解かれてしまう。

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悪役のエンディングは死のみノベル167話あらすじ

終章

イヴォンが墜落した遥か遠い塔の下を、ぼうぜんと見下ろしてから、背を向けようとしたその瞬間、ヒュッと窓の向こうを巨大な何かが一瞬で落下していった。そしてほんの一瞬見えたのは、煌びやかな黄金の光。ペネロペは再び窓にしがみついた。ズズウン、グオオオオ……。重厚な竜の巨体が塔の下へと落ちていく。その瞬間、心臓がどくんと跳ね上がった。身を乗り出すようにしてカリストの名を叫んだ私は、ハッと我に返ると階段へと駆け出した。

だめ、行かないで、お願い・・・!夢中で駆け下りる間、誰とも知れぬ存在に絶え間なく祈り続けた。ようやく降りて、弾き出されるように外へ飛び出すと、地獄のような夜はいつの間にか夜明けの空気に包まれていた。視線を彷徨わせると間もなく、塔から少し離れた場所に、巨大な黄金の塊が突き刺さっているのが目に入った。黄金の竜だった。

ペネロペはそこへ向かって夢中で駆け出したものの、竜があまりに巨大すぎて、どこから手をつければいいのか見当もつかない。もしカリストが竜の下敷きになっていたらと思うと、全身の血が足元から引いていくような感覚に陥った。硬い鱗を叩きながら、狂ったように殿下、聞こえますかと叫び続けた。

その時だった。うっ・・・クソッ、聞き覚えのある声と共に、翼の部分がぴくりと動いた。急いで駆け寄り、ペネロペが必死に翼を引っ張っていると、カリストが翼の下からふらふらと這い出してきた。無事だったか、公女?とようやく全身を抜け出させ立ち上がった彼が、不敵に笑って挨拶を投げかけた。その憎めない顔を見た瞬間、ペネロペは彼のもとへ駆け寄り、その腰にがっしりと抱きついた。私の突進に短い呻き声を漏らし、数歩後ずさりしたカリストは、すぐに私を壊れんばかりに抱き締め返してくれた。

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私の頭に顔を埋めたまま何度か呼吸を整えた彼が、成功したかと囁くように尋ねた。私は激しく首を縦に振った。私が殺しました、イヴォンを。殿下がくださった短剣で、心臓を突き刺しましたと息を切らしながら言葉を継ぐ私に、カリストはよくやった、言っただろう、君ならできるとと優しく背中を叩いてくれた。それからペネロペは、カリストに怪我はないかと様子を確認した。気のせいか、彼の顔色は蒼白だった。けれど彼は、落下の衝撃で少し体が痛む程度だ、問題ないと答えた。

そこでようやく安堵のため息が漏れた。不意にカリストはペネロペをそっと押し出すと、これを受け取れと何かを差し出した。鋭くて分厚い、白銀の物体。竜の胸に刺さっていた牙だった。ペネロペが目を丸くして、引き抜いてくださったのですかと尋ねると、カリストは探していたんだろうと頷き、早く受け取れと促した。ペネロペはゆっくりとそれを受け取った。ゲームの最終報酬を皇太子から受け取ることになるとは、妙な気分だ。もちろんこれは絶対に欠かせないものだった。胃がんを患っている現実世界の自分の体を、救わなければならないのだから。

妙な感慨に浸りながら、牙をぼんやりと撫でていると、低い呻き声とともに、カリストの体が突然崩れ落ちた。まるで牙を渡すという任務を終えたかのように。ペネロペは驚いて倒れ込む彼を支えた。彼の背中に手を添えた瞬間、ねっとりとした何かが掌いっぱいに付着した。さきほどからの鼻をつく生臭い匂いは、自身の手に付いたイヴォンの血のせいではなかった。ほんの少し触れただけで、手が真っ赤に染まってしまうほど溢れ出している、彼の血のせいだった。

カリストの上半身が前のめりに倒れ、力なくペネロペの肩に顔を預けた。ペネロペは彼の背中にある無惨な傷跡を目にした。鎧の上からでも防ぎようがなかった竜の爪跡。深くえぐられ、ぱっくりと開いた四筋の傷口から、赤い液体が命の灯火のように止めどなく流れ出していた。猛り狂う狂竜を相手にしていたというのに、なぜ彼が無事だと信じ込んでいたのだろうか。ペネロペは凍りついたまま、まともに息をすることもできなかった。

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カリストが消え入りそうな声で、私は大丈夫だと呟いた。喋らないで、喋らないでくださいとペネロペが叫んだ。目の前に、何度もイクリスの残像がよぎって視界が霞んだ。違う、違う。カリストは死んだりしない。自分が選んだ攻略キャラなんだから。狂ったように独り言を繰り返しながら、背中が当たらないように、ゆっくりとカリストを竜の死骸に立てかけさせた。

改めてじっくりと見た彼の傷は、無惨なものだった。本人は大丈夫だと言ったが、どう見ても本当に危うい状態に見えた。どうしよう、どうすれば・・・と狼狽えるペネロペに、カリストが力なく笑いながら、見るな、君はこういうの酷く嫌いだろうと軽口を叩いた。彼に黙っていろと言って、ペネロペは辺りを見回し、助けてくれる人を必死に探した。しかし周囲の様子は何も見えなかった。途方に暮れたその時、彼の耳についている赤いルビー、ヒーリング・カフスに目が留まった。

無我夢中でそれを耳から外し、ペネロペは震える手で彼の傷口に押し当てていた。血があまりに酷くて、傷が本当に治っているのかさえ判別できない。その間もなりふり構わず叫んだ。誰かいませんか、助けてください!その時、カリストが、しっ、公女とペネロペを呼んだ。彼はもう行く時間ではないのか、帰りたがっていたではないか、自分の家にと言った。唐突な彼の言葉に思考が停止した、その時だった。突如として視界が真っ白に染まった。

メインクエスト:ハードモード隠しルート[本物の悪役は誰?]クエスト成功。報酬として[隠しエンディング]と[黄金竜の牙]を獲得。報酬を使用して[隠しエンディング]を確認しますか?

システムウィンドウは、目がくらむほど真っ白に輝いていた。ついにエンディングだ。よりによって今この瞬間に。ペネロペは震える手でゆっくりと受諾を押し込んだ。

ハードモード隠しエンディング[悪役のエンディングは死のみ]悪役を打ち倒し、滅亡から世界を救ったあなたこそが、真の主人公です。ついにエンディングに到達したあなたには、望みを叶える十分な資格があります。[報酬]を持って、この場所を去りますか?(ここを去った後も報酬が消えることはありません)

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ついに目の当たりにしたエンディングを前に、ペネロペは涙をこぼした。なんで、よりによって今なの。カリストが行く時間なんだろうと問いかけた。それから泣くなと手を伸ばし、ペネロペの頬を撫でた。戻ったらここで起きたことは全部忘れろ、初めて会ったときに俺が言った無礼な言葉も、お前を苦しめた奴らも、全部だと言った。

ペネロペが帰ることを予見していたかのような口調に息が詰まる。行かないで一緒に暮らそうと言ってくれた言葉がまだ鮮明なのに、彼はもうずっと前から、私を手放す準備をしてきたようだった。お前は何もかも忘れて考古学だけに専念しろと。なら殿下はどうするのと問うと、彼は言っただろう、お前がどこへ行こうと俺が勝手についていくとと答えた。その言葉に私は顔を歪めて泣きじゃくった。

カリストの体が震え、口端から血がだらだらと漏れ出した。ペネロペはひきつけを起こしたように彼の名を呼んだ。カリストは力なく、行け、早く、気が変わってお前の服の裾を掴んで引き留めてしまう前に・・・とペネロペを突き放した。なんで・・・行かないでって言ったじゃない。なんでもう引き留めてもくれないのよと子供のようにむせび泣きながらペネロペは叫んだ。

彼が今にも死んでしまうのではないかと、怖くて死にそうだった。しかし彼はかすかに微笑んだ。より深く愛した方が負けなんだと言い、愛しているよ、ペネロペと消え入りそうな声で彼女に愛を囁いた。別れはほんの一時だ。君がどこへ行こうと、私がしつこいくらいに追いかけていくから・・・。

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宙には今もシステムウィンドウが浮いていた。ペネロペはゆっくりと手を挙げた。その瞬間、無数の思いが脳裏をよぎった。地獄のような時間。何一つとして簡単なことはなかった。すべてが恐ろしく、辛かった。けれど、彼がいたからこそ、ここまで来られたことも否定できなかった。[はい]を選び、ゲームから抜け出して、すべてを忘れて生きていけるのか?もしカリストが死んだら?訪れない男を待ち続け、まともに生きられるだろうか?

自信がなかった。この地獄で与えられた愛情が、あまりにも甘美で手放せなかったから。自分も少しくらい幸せになってもいいのではないかと思えてきた。ペネロペは泣きながら、カリスト・レグルスと呼んだ。ルビーのような赤い瞳が見開かれた。彼女は愛してると告げた。愛し合う者同士、とことんやり合っていこうと。握りしめていた『黄金竜の牙』を振り上げ、カリストへ向けた。それが胸に突き刺さる瞬間、彼女は選択した。

システムがゲームの終了を告げた。

***

皇宮は無惨な状態だった。イヴォンの遺体は竜の火炎で焼かれていた。鏡が砕けると、竜の体内のレイラーたちの魂も消滅していた。ついに、世界に平和が訪れた。

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悪役のエンディングは死のみノベル167話レビューまとめ

韓国のサイトkakaowebでのレビューを見てみましょう。

カリストは本当にかっこいい。ペペが望むことは何でもしてあげるつもりだったようです。愛や好感度、ただ利用しようと思っていたペペの心を動かしたのは、結局最も率直な愛だった。粗くて不器用でしたが、真心が満ちています

カリストは何度もナイフで切り裂かれ、ドラゴンの爪で裂かれ、毒にされて。ペペがいる場所なら、飛び出して体でペペを全部防いでくれる。こんなに献身的な男性主人公がまたいるのか。本当に株を一度うまく買った

異世界から来た人だと知りながら、戻りたがっていることも分かっているのに、掴まずに元の世界へ送り返そうとする男性主人公だ。お前、今死にかけてるのに、そんな時は、ちょっと自己中心的にしがみついてもいいんじゃないの?

他の小説のように現実で愛される人だったらわからないけど、現実も地獄だし、ただ皇后になって皇帝カリストと考古学をしながら生きよう。

ようやくペペが何にも縛られず、完全に自分の意志で自分だけの選択をしたということが嬉しい!

結局、残された道を選んでカリストを救い、カリストと一生を共にしようとするペペ。これからは二人で永遠に幸せでいなければなりません

こんなに現実の家族が後悔ばかりするエンディングだとは、思いもよらなかった。しかし、それがより良いと思います。すでに遅れてしまった機会は戻ってきません

驚くべきことは、皇太子に初めて会ったとき、血のような赤眼だと言っていましたが、今ではルビーのように美しい赤眼になったこと

「愛する人同士で一度とことんやり合おう」という言葉が、カリストが以前ペネロペに「似たような人たち同士で仲良くしよう」と言ったことを思い出します。そうです、これが『本当の』愛です。

本当に一緒に泣きながら読んだ

このタイトルの「悪役のエンディングは死だけ」は、イヴォンのエンディングが死だけだという意味だと思う

カリストが意図的にヒーリングカフスを最後まで使用しなかったのかもしれない。ペペが去って残された痕跡のようなものだから。ペペのいない世界で生きる意味はないとも言っていた。去った後、一人で生きなければならないことが怖かったのかもしれないね

カリストは自分が死ぬのがわかって、死ぬ姿を見せないように、早く行けって繰り返したんだね。もし生きられるなら、ぺぺの腕を掴んだかもね

報酬はカリストです!!!

本当にすごくすごいシーンだね、ほんとに。ブックマークして、感性が必要になった時はいつでも来るよ

わたしの感想◎カリストとぺぺの切羽詰まる会話を読んだあとに、さらにレビュー覧の皆さんの熱い気持ちにやられました。うん、愛だよね

まとめ

悪役のエンディングは死のみ ノベルのあらすじとレビューをまとめました

ノベル各話一覧表

ノベル166話レビュー

ノベル168話(本編完結)レビュー

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