※以下の内容は、ネタバレが含まれておりますので、ご注意ください。
ピッコマで連載中の人気漫画「悪役のエンディングは死のみ」ノベル版のあらすじ、口コミ、感想。読んだ感想をみなさんに楽しんでいただきたいと思い、作成しました(韓国のwebサイトで外伝ゾーンまで読破済み。口コミは韓国におけるレビューになります。少しずつ上げていこうと思います)
ここでは、ノベルの第193話のレビューからまとめました。
悪役のエンディングは死のみ 人物相関図
人物相関図を書いてみました。ご参考に楽しんでください。

イオカ帝国世界設定
イオカ帝国:レイラーが犯した罪が魔術師の仕業だと誤解して魔術師を排斥している。
レイラー:レイラー神国の残党。魔術師を根絶し、大陸を支配しようともくろむ集団。
魔術師たちは過去に命がけでレイラーをバルタ国に封印した。魔術師が消えたらレイラーの封印が解かれてしまう。
悪役のエンディングは死のみ193話(外伝25話)あらすじ
その時。突然後ろから、生き物の息遣いが聞こえた。ゆっくりと振り向いて確認すると、最悪だ、ボビーが言っていたヘビに出会ってしまった。しかも体が岩でできた巨大なヘビが自分に向かって凝視している。こんなに大きなヘビなんて聞いてない!普通のヘビが遺物の影響で魔物化したに違いない。ペネロペは泣きそうになりながら巻物を取り出した。
と同時に、ヘビが口を開けて襲いかかってきた。悲鳴を上げるように、フリーズション!!!呪文を唱えながら巻物を破くやいなや、下に向かって飛び降りた。さきほどまで自分がいた場所にヘビの頭が思いきり突き刺さるのが見えた。石の混ざった砂埃と岩の破片が飛び散って、シールドを張っていなければ大変なところだった。ヘビが頭をあげてこちらを捜しているのが見える。どうやら凍らせる攻撃は効かないようだ。
ファイアーピション!サンダーフィルム!次々攻撃を放つ。しかし、ヘビは鳴き声を上げてよろめくものの倒れはしない。水晶も持たずに来てしまい、ジンが町に張った結界で魔物の鳴き声も遮断されていて、助けを呼ぶ方法がない。その間にもヘビは正気を取り戻し始めた。黄色の瞳がしっかりとペネロペを捉える。魔法攻撃はやつの神経を逆撫でしてしまったようだ。再び口を大きく開き、突進の準備をした。
ペネロペは慌ててお腹に2,3回シールドを張った。このまま下に飛び降りるつもりだが、お腹になにかがあってはならない。シャーーーーー!ヘビが飛びかかってきた瞬間、空を斬る音が聞こえ、魔物の動きが止まった。と、ヘビの頭が胴体から離れて地面に落ち、谷の下に転がっていくのが見えた。訳がわからず硬直しているペネロペに誰かが手を差し伸べ、大丈夫かと訊いてきた。
月の光に照らされたその人は灰褐色の髪の男性、5年前に死んだ彼、イクリスだった。
まるで夢でも見ているのかと思った。生きていたの?とかろうじてつぶやく。彼の遺体を見つけられず、カリストはかなり長く帝国中を捜しまわったが、反乱軍発見の報告の中に、イクリスの遺体発見の報告はなかった。結局、竜のブレスによって骨も残らず燃えたのだと思っていた。今までどこにいたのか?何年も追われて生きるのは容易ではなかっただろうに・・・ペネロペは質問したが、彼はじっとペネロペを見つめるのみで黙っていた。
やっと口を開くと、自分の名前はイクリスなのか?と尋ねてきた。5年前までの記憶がないそうだ。とある路地裏で血を流し倒れていたのを、傭兵団に拾われ、へミルトンと路地裏の名前をつけられた。変わらない落ち着いた表情にまっすぐ見つめてくる鋭い視線。懐かしくもあり、記憶がないという言葉が信じられなかった。だからペネロペは、嘘をつかないで、と言った。そんなに近くで見つからないわけがない、胸を突かれて死ぬ直前だったのに、と。
イクリスは名付けられた後の話をした。自分の首に拘束魔道具があるのを見て、傭兵団長が性奴隷として使おうとしてきて・・・気づいたら全員殺していた。体が動かせるようになるのを待って、すぐにポーションを盗んで首都を出ると、名無しの傭兵として全国を放浪していたそうだ。
具体的な説明に、イクリスが記憶を失ったという現実をペネロペはやっと受け止めた。そこでなぜ自分を追いかけてきたのか尋ねた。今まで何度かかすかに彼の気配を感じたことがあった。しかし、記憶がないのなら自分に執着する理由はないはずだ。私が誰だか知っているのか尋ねた。
イクリスはゆっくり答える。”エカルト公爵家の一人娘。皇帝の婚約者。王立アカデミー考古学科の名誉教授、ペネロペ・エカルト”
最後に”たった一人の僕のご主人様”なんて言われないかと緊張したが、大丈夫だった。イクリスは3年前、傭兵の依頼時に魔物と戦うペネロペを見かけたらしい。苦戦しているのを見て助けなければと思い、それからはいつも遠くから見ては魔物を殺して、姿を消していたそうだ。
記憶を失ったのに、なぜ3年もそんなことを?やっと生き残ったのだから、私に関わらないで自分の人生を生きなさいよ、とペネロペはつい叫んでしまった。5年の間に忘れていたゲームのことを思い出した。身代わりになって死にかけていた彼の姿が鮮明に頭に浮かぶ。
イクリスは直感でペネロペは自分の過去と関係があると感じたそうだ。間違っていなかった、と満足そうに微笑んだ。見たこともない笑顔だった。5年で彼も変わったのだ。よく見ると、顔つきも体つきも以前の彼とは違っていた。昔のあどけない顔ではなく、見慣れない大人の男性がそこにいた。今にも相手を殺してしまいかねない危ない雰囲気もない。私を愛していると言って、気が触れたように暴れた彼はもういないのだと確信できた。
イクリスは理由もなく、過去を知ることにもそこまで興味はなく、ただなんとなくペネロペを追いかけていたそうだ。傭兵なら報酬を欲しがれば、とペネロペが問い詰めてもお金も必要ないという。ただペネロペが無事に過ごしている姿を見守っていたい、とイクリスは言った。
奴隷だった、それだけよ、ペネロペが過去を教えても、別に教えてもらいたいわけではないとの答え。それなら尚更、ペネロペを守って周囲をうろつく理由は無い、とペネロペはきっぱりと一線を引いた。
悪役のエンディングは死のみ193話(外伝25話)レビューまとめ
韓国のサイトkakaowebでのレビューを見てみましょう。

手のひらに顔をこすりながら、御主人様私をすてないでください・・・と言っていたイクリスを思い出すよ

イクリス、3年もペネロペを見守っていたの!?

イクリスが現れて再び私の心を乱してきます

黒化前に戻りました

一妻二夫制ではだめですか、イクリスの顔が素敵すぎて・・・だめですよね

そっか全部忘れちゃったんだ・・・

ぺぺを救ってくれていたんだ

なんかぺぺは自分のせいでイクリスの人生を全部台無しにしたと思っているのかな

本当に本当に記憶喪失なのかな??それだったらぺぺがまた連れて行ってくれるかもって演じているのではなく?

本当かどうかわからないけど、ぺぺはカリストと仲良く暮らして、イクリスは自分の人生を生きていくといいな

本当に元通りなら帝国一のソードマスターにならなきゃ。通行人の一人ではなくて

お返しできない愛をして傷つかないで、あなたの新しい人生をあなたをたくさん愛してくれる人と一緒に歩んで、イクリス
わたしの感想◎イクリス、無事だったんだね。なぜか分からないけれど本能でペネロペの無事な姿を見守りたいって・・・気持ちが心の中に残っているんだね
まとめ
悪役のエンディングは死のみ ノベル話のレビューをまとめました
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