※以下の内容は、ネタバレが含まれておりますので、ご注意ください。
ピッコマで大人気漫画「イレストーン家の呪いを解け」の韓国原作ノベルのあらすじとレビューを紹介します。ちょっとホラー見もあるファンタジー作品です。ぜひおすすめです。
これまで漫画のあらすじをお届けしてきましたが、今回ノベル41話から原作ノベルのあらすじに切り替えることにしました!
漫画は視覚的な魅力がある一方で、ページ数の制限からどうしても省略される部分があります。しかし原作ノベルには、登場人物の感情、背景設定の細かな描写、セリフの行間に隠された人物の想いまで、書いてあります。
ノベルだからこそ味わえる「深さ」を、感じていただけたらと思います。
もちろん、「漫画では何話にあたるのか」が気になる方のために、ノベルと漫画の対応表も用意しました。両方を見比べながら、作品の世界をより深く楽しんでいただければ嬉しいです。
韓国での題名を直訳すると「イレストーン邸の100の呪い」です。呪いは100個あるのかな?そのへんも楽しみですね
文:nono先生「もう新しい家族を探そうと思います」、「九尾の狐の正しい育て方」
作画:JUNIMON先生
原作:Tinta先生
各話一覧表は以下のリンクから
イレストーン家の呪いを解け!ノベル44話あらすじ
豪華な身なりのロートン子爵は、土くれの地面に唾を吐き捨てて顔を歪め、薄暗い屋敷を見上げた。没落した貴族家の呪われた屋敷は、噂通り不吉で不気味だった。入り口を塞いでいた大木は消えていたが、陰鬱な雰囲気は拭えなかった。出もしない幽霊が勝手に集まって住み着くのも無理はないと子爵は思った。機嫌を損ねた子爵の前で、商団主は冷や汗を流しながら愛想笑いを浮かべ、没落した貴族風情が忙しい子爵を呼び出すなど言語道断だと媚びを売った。子爵は口角を上げながら、大公の領地で悪口を言うとは慎重さを欠いていると叱責した。子爵の笑みを見て皮肉だと気づいた商団主も卑俗な笑みを浮かべ、貿易開放ごときで子爵をこんな場所に呼びつけるとは、金銭支援が欲しいなら自ら出向くべきだと続けた。屋敷の入り口で執事のケールに聞こえているのを承知の上での発言だった。没落して力もない貴族が大公気取りで呼びつけたことへの不満の表れだった。本来ならこの振る舞いは大逆罪だが、相手は辺境のイレストーン家だ。皇族が直接見ない限り問題にならない。二人はニヤニヤと笑い合った。商団主は深く頭を下げて退出し、子爵は屋敷の入り口に立った。
扉が開き、ケールが子爵を出迎えた。子爵は傲慢に遅かったと言い放ち、執事を舐めるように眺めた。一応は生きた人間が住んでいるのだなと呟いた。噂では木が人を食らい一族は孤立していたため、亡霊だけが彷徨っているとか死体を使用人にしているという話が絶えなかった。しかし実際は極めて平凡で、むしろ理想的に整然としていた。老執事も身だしなみが整い礼儀正しく、教育を受けていることが伺えた。想像とあまりに違い、拍子抜けした。
ケールは子爵の会話や視線に気づいていたが、何事もなかったように大公夫妻の待つ場所へ案内した。子爵は邸内を見渡しながら、立派な屋敷だと言った。ケールは当然だと答えたが、子爵は大公という爵位に今さら何の価値があるのかと嘲笑した。しかしケールは無表情に歩を進めるだけだった。よく見れば単に普通というわけでもなく、執事長は人形のように無機質で、華やかな空間に使用人はケール一人しか見当たらなかった。違和感が込み上げたが、恐怖に変わる前に接見室にたどり着いた。
ノックをすると若い男の声が響き、それまで余裕だったロートン子爵は無意識に身なりを整えた。実権はなくとも大公は群を抜いて高い爵位を持ち、あらゆる噂と秘密に包まれた家門の当主だ。300年間疎外されてきたため、現大公と対面する貴族は自分が初めてだった。容姿も性格もわからず黒魔術の噂もあり、緊張しないわけがなかった。情報屋に会うために立ち寄っただけなのに、大公はすぐさま招待状を送ってきたのだ。
扉が開き、イレストーン大公夫妻の姿が飛び込んできた。子爵は恭しく挨拶して笑みを浮かべた。青白く射抜くように険しい顔立ちの銀髪の若い男と、同じく青白いが比較的柔らかな印象の若い女。初めて目にした夫妻の印象は、絵画のように美しいというものだった。残酷な童話から抜け出してきたような冷ややかな美しさで、この屋敷で唯一噂通りに奇妙で神秘的な雰囲気を醸し出していた。子爵は思いのほか若いと本音を漏らし、驚いてすぐに謝罪した。想像と違ったのだと言い訳をした。不思議なことに彼を前にした瞬間、無意識のうちに姿勢を正していた。噂に名高い彼らへの恐怖を感じていたのだろう。大公は口角をわずかに上げ、世間一般には若くして当主になったように見えるらしいが、一族では青年が当主を務めるのはありふれたことだと告げた。子爵が首を傾げると、大公は一族の当主は皆呪いのせいで早死にするからだと平然と笑みを浮かべて言い放った。子爵は言葉を失った。質の悪い冗談なのか。しかし大公は微笑むだけで言い直す様子はなかった。全身に鳥肌が立った。目の前の二人は一見まともでも呪いを受け、今この瞬間も蝕まれている人々なのだ。
その時、大公妃フローリエが柔らかく笑い、大公は冗談が得意ではないので心配しないでほしい、立ち居振る舞いにさえ気をつければ何も起きない平凡な屋敷だと告げた。
睦まじく笑い合う夫妻の前で、ロートン子爵は笑えなかった。親しげに語らう二人の目は、吊り上がった口角とは裏腹に微塵も笑っていなかったからだ。
イレストーン家の呪いを解け!ノベル44話レビューまとめ
韓国のサイトkakaowebでのレビューを見てみましょう。

いや、大公のラブストーリーすごく気になるんだけど.

ははは、いや、大公様夫婦はなんでこんなに怖いの、ははは、ホラー映画のワンシーンだね

大公様も大公妃様も上手ですね

行動に気をつければ大した事もない…..

大公完全夫婦詐欺団

怖いね;;;

口だけ笑う大公夫婦

お前もう覚悟しっかりしてろよ..地獄に行くジェットコースターが出発するからね

二人とも演技で緊張したんじゃないの

大公夫婦が幽霊よりもっと怖いのに?

む…怖かっただろうな..食事はできるかな。晩餐なのに…手も出せなさそう…お酒だけゴクゴク飲むだろうけど…

大公夫婦は本当に好感が持てますね。大公妃様もすごくいいし。なんか幽霊屋敷の主人夫婦みたいな感じがするイメージだけど…あ、これは合ってる?とにかくすごくいいです
私の感想◎ロートン子爵を迎えるため屋敷中で準備したのですね。あんなに威張ってたのにやっぱりおばけは怖いんですね。
コメント