「この結婚はどうせうまくいかない」ノベル333話あらすじ・原作漫画レビュー

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この結婚はどうせうまくいかない
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※未読の方はネタバレにご注意ください

ピッコマ(まんがアプリ)で毎週金曜日連載中の貴族社会を舞台に書かれる恋愛ロマンス漫画『この結婚はどうせうまくいかない』毎週続きが気になるとても面白い漫画なのでご紹介します

ノベルのあらすじと韓国原作のレビューをまとめました。

イネス前前世相関図

「この結婚はどうせうまくいかない」イネスの前前世の相関図です

イネス前世相関図

「この結婚はどうせうまくいかない」イネスの前世の相関図です

この結婚はどうせうまくいかない前世

イネス今世6才時点での相関図

「この結婚はどうせうまくいかない」イネスの今世(6才時点)の相関図です

この結婚はどうせうまくいかない今世

イネス今世(現在)相関図

「この結婚はどうせうまくいかない」イネス今世(現在)の相関図です

この結婚はどうせうまくいかない
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この結婚はどうせうまくいかない333話あらすじ

おそらく、その時期のことがイネスにとって今後最も重要な論点になるだろうというダンテの言葉に、指先から凍りつくような冷気がじわじわと這い上がってきた。イネスはダンテを見たが、彼は目を合わせないまま話を続けた。

イネスだけをターゲットにすることはあまりに危険で経済的でもないため、薬剤師の店を当たって、イネスが処方されていた薬や同種の薬に必ず含まれるある薬草を、似た効能があると「信じられている」別のものにすり替えさせたと聞いていると。安価で効能が同じなら、断る理由などないでしょう。それはメンドーサで二十年以上薬剤師として生きてきた者ですら見たことがないような希少な代物だった。おそらくその薬剤師は、馴染みはないがサルテガ地方ではよく見かけるもので、同じ効能があると聞いたと答えるだろうと。

イネスがくだらない話はいいから正解を言えと促すのも構わずダンテは続けた。博識な薬剤師なら、これを見てたった一つの場所を口にするはずだと。イネスは彼が自分の手のひらに載せた乾いた草を凝視した。粗く編まれた縄のような細長い葉が茎にびっしりと付いている。それがまるで虫のように見えた。今にも奇妙な生命力を得て、肌を這い上がってくるかのように。『バルカのサルタ』――そこら中に自生しており、あちらでは「パノテ」という名で呼ばれているという。困難かもしれないが、この薬草の名前を聞いてピンとくる人物を探し、助けを求めてほしいとダンテは告げた。

バルカ。アリシア・バルカ・・・アリシア・バルカ。その忌まわしい名前が、麻痺した思考の中で何度も反芻された。イネスは握っているものを手首に付けたリボンの中に辛うじて押し込んだ。「パノテ」とは何かと尋ねることすらできなかった。そうすれば、なぜ子を授かれなかったのか、その理由を知るでしょうと話すダンテに、あるいは誰のせいだったのか、とイネスは鋭い笑みを漏らした。

話題を変え、イネスはダンテと皇太子妃の過去の関係について尋ねた。自分とアリシアが婚前からデキていたのはルシアーノから聞いているはずだと言われたが、全く興味がなかったので忘れていたと返した。そして今はどうなのかと問うと、ダンテはアリシアがいるであろうホールの方を一瞥し、想像しただけで反吐が出る、これで十分な答えになるかと冷ややかに尋ねた。イネスは、十分かどうかは様子を見てみないとわからない、男という生き物は案外悪食だからと返した。

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イネスは空になったグラスを使用人に預け、まっすぐにダンテを見据えた。自分がカッセル・エスカランテの子を身ごもること以上に、夫の胸を引き裂くような出来事もないだろうにと呟くと、アリシアがこのようなことをした理由は何と言っていたかをダンテに訊いた。

ダンテは、アリシアがオスカルの寝室の近くさえ通ったことのないイネスが、いつか跡継ぎを産むのではないかと警戒していると明かした。芽のうちに摘み取ろうというわけかとイネスは理解した。さらに、『あろうことか』皇太子の側室でもない場所で『まともに』幸せになることなど断じて許せないのだという。

許せない。許せない、だと。あんな奴が、よりによってこの私を許せなかっただと。イネスは無関心に近い表情を浮かべたまま、冷え切った指先を弄んだ。そしてその仕草が焦燥の表れだと悟られる前に、ダンテから背を向けた。

イネスは、かつて自分の手で捨ててきた薬、ある日には、捨てずに飲み込んだ瞬間のことを思い浮かべた。あの忌まわしい代物。ただ母親の考えのすべてが忌々しかった頃。彼女はふっと笑った。カッセルを愛するようになり、すべてに焦りを感じた。最初の死を思い出し、自分に残された日々を数えたこともあった。もしあれが避けられぬ運命なら、自分には本当に助けが必要だった。十回のうち九回は捨てていたものを、いつしか半分飲むようになり、やがてすべてを飲み込むようになった。必死だった。妊娠するための時間はそれほど残されていないかもしれないと思ったから。

望めば望むほど遠ざかっていたのか。願えば願うほど、自分自身を壊していたのだ。捨てた日のほうが比べものにならないほど多いと自分に言い聞かせたが、最後には笑いが込み上げてきた。笑うしかなかった。今の自分には他にできることなど何一つないのだから。

演壇上の奴から銃を奪い取り、アリシアへと向かっていく想像も、ワインボトルでアリシアの頭を殴る想像も、その首を突き刺す想像も――何をもってしても塞がれた息の根は開かなかった。その想像を今すぐ現実に変えられない限りは。許せないからと、お前に何の権利があって。何の関係もない私の人生を、最後の生を、最後の機会を。許せなかったからと、すべてを台無しにしたのか。

イネスは笑った。かつてカルステラの官邸で、カッセルの幼少期の肖像画を見つめながら、廊下を駆けてくる少年を想像したことがあった。カッセルに似た子供。母の悪い部分など微塵も似ていない善良な子。父のように心優しく美しく、この上なく幸せにしてあげられたかもしれない子。初めて、自分から生まれ、幸せになれるかもしれなかった子供。初めてこの世界を『生きてみた』であろう子供。初めて無事に生まれ、大地を歩んだであろう子供。彼女から言葉を学び、彼から愛を学んだであろう子供。笑い、語らい、駆け回る彼らの子供を夢見た。彼女の半分と彼の半分が一つになって存在する姿を見たかった。誰にも害されない安穏な生の中で、自らの足で大地を踏みしめ、彼女に向かって走ってくる子供を想像した。

初めて誰かの『母』になるかのように。数多の喪失に霧散していった愛を、すべて捧げたかった。償いたかった。子供に。カッセル・エスカランテに。そして過去のすべてのイネス・ヴァレスティナに。想像もできない遠い未来ではなく、ほんの数年間の、浅はかな想像力の中の物語。しかしその中に、どれほどの願いを込めていただろうか。

イネスは突然麻痺した左手をぎこちなく握りしめた。焦燥に駆られた呼吸は次第に空気を失っていく。遠くから、再び会場へ戻ってくるオスカルの姿が見えた。一瞬視界に入るだけでも吐き気がするほど忌まわしい男のせいで。アリシアのような狂った女が愛する汚らわしい男がイネスにとっても価値があると思っているという妄想のせいで。私がお前のせいで、またしても――。崩れ落ちそうになるイネスの体を、ルシアーノの手が咄嗟に支えた。しかし彼の声は耳に届かなかった。イネスは途方に暮れた表情で兄を見上げ、別のホールへと続く扉を凝視した。

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突然、イネスは頭から冷水を浴びせられたような感覚に陥った。意味の判別できない雑音が頭の中を埋め尽くし始めた。そして、遠い昔に聞いたアリシア・ヴァレンザの声が蘇った。今やもう子供を一時でも宿しておくことすらできない体になったようだと。どうせ産んだところで長生きはできないようだと。イネスはこの場所だったと気付いた。まさにこの場所で、隠しきれない奇妙な愉悦を浮かべていたあの顔。

必死に記憶を繋ぎ止めようとした瞬間、視界が反転するように記憶が切り替わった。数年の歳月を飛び越え、彼女は気の遠くなるような高さからアリシアを見上げていた。見知らぬ場所で、霞む視界の中、奇妙な満足感に歪んだ顔と、どこか呆れたような同情を浮かべた皇太子妃の顔が彼女を見下ろしている。罪悪感か勝利感か、そのどちらも選び取れない曖昧な怪物の面構え。

アリシアは嘲るように語りかけた。世界で一番高慢な女がこんな無様な姿になって、こんな場所に隠れていたとは想像もしなかったと。夫から逃げ隠れていたのか、崇拝してくれていた夫にこの落ちぶれた姿を見られるのが怖かったのかと。死体のように痩せこけて美しくもなくなった体を見たとき、夫がどんな顔をするか。それとも結局、あの献身的なカッセル・エスカランテに捨てられるのが怖かったのかと。

そして、もはや言葉も出ないほど苦しいイネスに向かって、アリシアは告白した。ずっと心配していたのだと。もしかしたら失敗してしまったのではないかと。薬の量をうまく調節できなかったのだと。パノテがどんなものかもよく分かっていなかった、ただ子供ができないことだけを願っていたのだけなのに。傷つけたり殺したりするつもりは誓ってなかったのだと。ただ、イネスが望むものを手に入れられないよう願っただけ。

最初の世界でもオスカルを愛していた、正気を失ったあの妻の顔。アリシア・ヴァレンザ。引き裂いてやりたいあの顔ー。イネスは、急いで抱き寄せるルシアーノの胸に音のない悲鳴をぶつけた。あの頃、全身を飲み込んだ憎悪が現実のように鮮明に蘇った。当時の自分が、夢中でまくしたてていた声なき言葉が床へとこぼれ落ちる。あなただった。あなたのせいだった。このすべてが、この苦しみが。呆れることにそのすべてが・・・。

アリシアはなおも続けた。あなたの人生はあまりに完璧すぎるから、少しぐらい欠けていてもよかったはずだと。ここまでにするつもりは本当になかった。だからこそ気になって仕方なかった、自分があなたをどう変えてしまったのか、どれほど壊れてしまったのか、それはある種の自分の『作品』なのだから気にかかるのは当然だと。

そして最後に、憎む者は天国へはたどり着けないという言葉を知っているでしょう?と口にし、事はすでに起きてしまいもう何一つ取り返せない。だから、自分はイネスに許されたいのだと。どうかイネスが死んでしまう前に、自分を楽にさせてほしいと。

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この結婚はどうせうまくいかない333話レビューまとめ

韓国のサイトkakaowebでのレビューを見てみましょう。

え?じゃあ、かつての人生で子供たちが全員亡くなってしまったのも、あいつがこっそり飲ませてきた薬が原因だったってこと?本物のボスだったね

悪魔でさえもこうではないだろう。本当にひどい・・・始まりがあれだとは思わなかった

イネスが母親として子供に良い愛情を与えられる日を、あれほど待ち望んだのに・・・胸が痛いよ

アリシアが本当に天罰を受けて、永遠に苦しむことを願っている

真の悪人はアリシアだった。最初のクズ野郎はあいつだったのか?!!!

狂ってるアリシア。自分の作品?気になる?イネスが死ぬ前に許してくれって?完全におかしい

ええと、あんなことをしておきながら、あいつはゆっくりと年をとって寿命で死んだから、記憶がないということですか?????

これまで流産してきた赤ちゃんたち・・・画家のエミリアーノと逃げた時は薬を飲めていなかったから子供を産むことができたってこと!!!?

一体何人の人生を台無しにした元凶なんだろう、アリシアはずっとアリシアなのか

まさかの最強ヴィランが明かされた

お母さんたちは毎日大変でも赤ちゃんのことを考えて一生懸命にいろんなことをやるのに、それが原因で、自分が殺したみたいな状況になるなんて、どれほど胸が痛んだのか

どうやって復讐しようか。できるだけ惨めにすると信じている

最初の世界の皇太子妃?

許しがほしいって、始まりはあなただったのに、それでも天国へ行きたかったのですね

ダンテ〜神裏切り

わたしの感想◎イネスがカッセルとの子供が生まれた時の想像部分・・・。どれほど切実な想いだったか。その子はすべてのイネスの希望だったのに。どうしたらあんなにひどいことが気軽に出来るの

まとめ

この結婚はどうせうまくいかない あらすじと韓国原作漫画レビューをまとめました

332話

334話

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