※未読の方はネタバレにご注意ください
ピッコマ(まんがアプリ)で毎週金曜日連載中の貴族社会を舞台に書かれる恋愛ロマンス漫画『この結婚はどうせうまくいかない』毎週続きが気になるとても面白い漫画なのでご紹介します
ノベルのあらすじと韓国原作のレビューをまとめました。
イネス前前世相関図
「この結婚はどうせうまくいかない」イネスの前前世の相関図です

イネス前世相関図
「この結婚はどうせうまくいかない」イネスの前世の相関図です

イネス今世6才時点での相関図
「この結婚はどうせうまくいかない」イネスの今世(6才時点)の相関図です

イネス今世(現在)相関図
「この結婚はどうせうまくいかない」イネス今世(現在)の相関図です

この結婚はどうせうまくいかない340話あらすじ
奥から聞こえた、メンドーサ、ですか・・・?と話す怪訝そうな声が途切れた。ルシアーノが司祭の後に続き、低い横木をくぐって中へ入ると、冷ややかな緑の瞳が廊下の突き当たりを捉え、やがて司祭と対峙していた一人の青年へ向けられた。あちこちに絵具の跡が染みつき着古した印象の服装。開いた扉から流れ込む風に乗り、油の匂いが漂う。そんな薄汚れた格好とは裏腹に、男の顔立ちは奇妙なほど美しかった。
ルシアーノは無関心な眼差しのまま、赤い髪ではないな、とだけ確認した。乱れた明るい茶髪の間から、何色ともつかぬ瞳がルシアーノを凝視している。やがて彼が一歩踏み出すと、男は慌てて頭を下げた。司祭は、義弟のエスカランテ大佐が依頼した絵に感銘を受け、はるばるメンドーサから足を運んだのだと説明した。エスカランテ大佐はエミリアーノの命の恩人でもあるのだから丁重にもてなせと言い含め、ロウルデスと手掛けた聖画にも大変満足しており同じ作風を望んでいると伝えた。ルシアーノの今回の多大な奉献に誠心誠意報いるために、当面の間は他の作業は後回しで構わない、と。
恩人という言葉をルシアーノが疑問を含んで低く繰り返すと、司祭は異教徒が聖堂に押し入った事件をエスカランテ大佐が一人で食い止めた話を改めて語り、エミリアーノこそがその唯一の目撃者であり、大佐の手で救われた者でもあると述べた。エスカランテの手に救われた、か。ルシアーノはどこか微かな既視感を覚えながら、恭しく伏せられたその瞳を見つめた。終始落ち着き払った態度が妙に癪に障ったが、やがてわずかな興味すら失ったように顔を背けた。
司祭が退出し、二人きりになると、ルシアーノは足を進めた。まるで見知らぬ礼拝堂ではなくペレス城のど真ん中を歩くかのような足取りだった。ロウルデスという友人について問うと、先日発掘された聖画の復元作業にあたっているとエミリアーノは答えた。筆使いに才能はあるのかという今さらな問いに言葉を詰まらせる彼に、ルシアーノは言葉を選ぶ必要はない、満足したのはお前が描いた半分だけだと告げた。エミリアーノとロウルデスの間に明らかに差があることは見てわかっていると。エミリアーノは手法の違いだと庇いつつ、彼の絵には確かな独自性があると答えた。
ルシアーノは差別化か、劣等感か、それとも必死でお前の背中を追いかけた痕跡かと挑発した。エミリアーノは断固とした調子で、ロウルデスは人を妬むことを知らず、他人を引きずり下ろすより休むことなく努力する道を選ぶ者だと返した。対象を観察する力、理解する直感はどちらも優れている、と。それは重畳だ、とルシアーノは言った。筆の才能より、むしろそういうものこそが必要だった。惜しむべき才能がなく、これまでさして頭角を現さずにいたことは『我々』にとって好都合だったと。
エミリアーノには到底理解しがたい視線が、扉のない出入り口の先に向けられた。そこは、大司教の休息室となるはずの部屋があり、今は赤毛の絵師がイーゼルを立てたアトリエとなっていた。ロウルデスは欠落した箇所を埋めるように筆を走らせ、遠くからの視線など微塵も感じていない凄まじい没頭ぶりだった。
ルシアーノは、今回依頼した高価な絵はエミリアーノ一人の手で描き上げてもらうと告げた。聖画の主題を尋ねるエミリアーノに、聖画で重要なのは比喩だろう?とエミリアーノに同意を求め、これはお前の友人のための物語だと言った。あるいは聖書時代のある女の物語でもある、とルシアーノは続けた。
バサトの地を虐げた異教の王が言った。『これより、お前たちが娘を産めば生かしておき、息子を産めばすべて川に投げ捨てよ』『……二度とバサトの王が生まれぬよう』エミリアーノが次の句を継いだ。兵士の目を盗み、アスファルトと樹脂を塗ったパピルスの籠に赤子を入れて川へ流さねばならなかった哀れな母親の物語だった。その息子はついに生きて戻り、バサトの王となった。不穏な意味を持つ言葉にエミリアーノが立ち尽くしていると、ロウルデスが振り返った。青い瞳はまずエミリアーノを捉え、次にいつの間にか近づいていたルシアーノに困惑の色を深めた。
私に何かご用でしょうかとロウルデスが口を開くと、ルシアーノはマテオ、母親の名前を覚えていますかと尋ねた。レリダのマテオ、『ロウルデス』となる前の、父が名付けた名前だった。ルシアーノが、自分はルシアーノ・ヴァレスティナ・デ・ペレスであり、息子を取り戻そうとしているある女性の代理人として来たと名乗ると、ロウルデスは狼狽して視線を泳がせた。ヴァレスティナという名に圧倒され、母親の名という言葉に首を絞められたかのように苦しげな反応を見せる。その名を聞いただけで萎縮している彼は、ヴァレスティナの人間が自分に敬語を使っている現実すら認識できていないようだった。
ルシアーノはエミリアーノを目配せで部屋から遠ざけ、幼い頃のことだから覚えていなくとも構わない、あちらの方々はすでにあなたがその息子だと確信していると告げた。・・・レジーナ。・・・レジーナ・メルロ・・・。ロウルデスが絞り出すようにその名を口にすると、ルシアーノは柔和に微笑んだ。よく覚えていらっしゃいましたね、母君もあなたのことを片時も忘れなかったそうですよ、と。あなたが無事に生き延びていた。ついにこの時が来た。その名も、矮小な存在のすべてをも、捨て去る時が来たのだと。
***
どうして一度くらい負けてくれないのかとイネスが不満げに残りのカードをテーブルの上に放り投げると、フアンは今までお前が負けてくれていたわけではなかったのかと返した。気分を害したと言いながら、イネスは結婚指輪の隣のサファイアの指輪を適当に外し、彼女の様子などお構い無しに清算しようと差し出してくる義父の手のひらに載せた。
あの男の手に渡ってもすべてイザベラの物になるのだから惜しくはない。だが父親より手強い相手は初めてで、負けず嫌いに火がついてしまった。幼い頃に学者になりたいと言ってカルデロンに叱られたというが、実際は博打打ちこそファン・エスカランテの天職だったのではないかと思えるほどだ。
このお腹にフアン・エスカランテの孫が二人いることをお忘れなくとイネスが言うと、フアンはお前の父親の話ではわざと負ければかえって罵られるとのことだったがと返した。イネスは今は違う、子供たちには母親が勝つ堂々とした姿だけを見せたいのだと答えた。
もう毎日君に負けているような気がするよ、とフアンは静かに言った。
この結婚はどうせうまくいかない340話レビューまとめ
韓国のサイトkakaowebでのレビューを見てみましょう。

あら、カードゲームで義父を負かそうとしているイネス。双子まで売って・・・

患者VS患者、ギャンブル胎教

義父との会話が最近の楽しみです

皆さんの中にイネスがどんどん魅力を感染させていっています

フアンが健康になって、とても嬉しい!孫バカが誕生しそう♡

勝負欲が強いイネス、めっちゃ好き

モーセの話ですね?

やっとロウルデスが出撃!!!

ルシアーノの自信満々な態度。兄も甘くないですね
わたしの感想◎エミリアーノVSルシアーノ?と前回ドキドキしましたが、ロウルデスが目的だった。確かにそうだ。ルシアーノ、頼りになる!気を付けて!
まとめ
この結婚はどうせうまくいかない あらすじと韓国原作漫画レビューをまとめました
341話
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