※未読の方はネタバレにご注意ください
ピッコマ(まんがアプリ)で毎週金曜日連載中の貴族社会を舞台に書かれる恋愛ロマンス漫画『この結婚はどうせうまくいかない』毎週続きが気になるとても面白い漫画なのでご紹介します
ノベルのあらすじと韓国原作のレビューをまとめました。
イネス前前世相関図
「この結婚はどうせうまくいかない」イネスの前前世の相関図です

イネス前世相関図
「この結婚はどうせうまくいかない」イネスの前世の相関図です

イネス今世6才時点での相関図
「この結婚はどうせうまくいかない」イネスの今世(6才時点)の相関図です

イネス今世(現在)相関図
「この結婚はどうせうまくいかない」イネス今世(現在)の相関図です

この結婚はどうせうまくいかない364話あらすじ
皇帝は、騒動に巻き込まれ汚名を着せられることを恐れ沈黙を貫いた。皇后は実家にも見放された息子の罪をどうしても全面否定しきれず、どうにかしてその罪をアリシアと分かち合わせようと裏で躍起になっていた。そしてオスカルはーー。
エスカランテ官邸。最初から予想していたのに逐一見守る必要があるのかとルシアーノが問うと、イネスはあなたの甥たちが世の中を知りたがっているだけだと返した。ルシアーノはヴァレスティナの屋敷から持ってきた菓子を新聞の上に置き、待ちきれず食べ始めるイネスを8歳の妹でも見るような目で眺めた。
甥たちはただ菓子が食べたいだけのようだがと呆れると、それはいつものことだと返される。計画が思惑通りか気になるのかと重ねて問えば、方向も軌道も同じだが反響が想像以上に騒がしいとイネスは答えた。
イネスはせいぜい『従兄弟が戦地で命懸けで戦う間に、のんきにその妻を犯そうとした主君』が『君主としていかに不適格か』で揺さぶりをかけ、オスカルを物理的に葬る前に社会的に抹殺するつもりだった。隣には、共に埋めるためのアリシアの墓もこじんまりと掘っておいた。彼が死ぬときは皇太子として惜しまれるのではなく、二度と名を口にしたくないほど貶めて死なせるのだと。
お前が適当に流さなかったせいだとルシアーノがイネスの胸元の傷を眉をひそめて見つめると、イネスがふざけたため、ルシアーノは双子のような瓜二つの無表情で彼女の唇をアヒルのように引っ張った。イネスが逃れようと、兄の手に噛みつこうとしたところへイザベラが入ってきて年甲斐もなく何をしているのかと声を上げ、満足げに微笑んだ。まるで、歳相応の振る舞いができないことこそが美徳であると言わんばかりに。
義母にきまりの悪い笑みを浮かべたイネスがテーブル下でルシアーノの腕を突くと、彼は鼻で笑って立ち上がりイザベラに優雅に一礼した。ベルグラーノに連行されて2日で世界が救い出そうとするほど夫の名が絶大だとは知らなかったとイネスが語ると、イザベラはまた夫の自慢かという顔をした。
最近ではエスカランテ家もヴァレスティナ家もイネスがカッセルの話を始めると決まってその表情になる。煽動はしたが誇張はしていないと抗弁してもあしらわれた。イザベラとフアンは長男の新しい報道には驚くがイネスの自慢話には関心を示さず、別の話題に切り替える達人だった。その度に、イネスは3人分の失望を受け取った。
イザベラが話を変えた。アルフォンソが夕刊を早めに入手し、そこではあるセニョリータが本名で声明を発表したという。もともとは印刷所に直接投書されたものらしいが、無名の令嬢の文章の全文掲載は初めてで、とても勇気がある、間違いなく話題になるとイザベラは言った。イネスは紙面に目を移し菓子を口に放り込んだ。ルシアーノも背後から紙面を見つめた。
「バレラの娘、ヒメナ・バレラの訴状」——
物語の始まりに戻ろう。
オルテガは戦争のただ中にあり、エスカランテ大佐はいまだ最前線にいる。一方、皇太子の大業といえば戦地の臣下の妻をいかに手籠めにするかという策動のみであり、さにそのことだけに苦悩の歳月を費やしてこられたことは今や明白である。皇太子妃におかれては、夫のためならどんな泥を被ることも辞さない覚悟で結婚生活に献身されたことが証明された。
あの日を振り返ろう。
公爵夫人が皇太子の寝所で血まみれで発見された日、あるいは、全身を血に染め不自由な足で歩み出た日——我々全員の記憶に刻まれた『潔白なイネス』の姿を。腕、足、胸の傷には抵抗を封じる明確な意図と異常な性癖が混在していた。皇太子殿下が目論んだ強姦は、公爵夫人の必死の抵抗で未遂に終わり、強制わいせつという形に留まった。
しかし、あの凄惨な光景を見て殺人よりましだったと思える者がいるのか。彼女にも本来、傷を負わず平穏に生きる権利があった。その権利が侵害されたときのためにこそ、帝国法は存在する。法は、傷ついた者を守る柵であり、傷を負わせた者を罰する剣だ。
しかし近衛兵たちは、暴行の脅威から逃れたばかりの女性をシュミーズ一枚で連行した。その薄い衣ですら無残に引き裂かれ、透き通るような白地は血に染まって元の色さえ分からなくなっていたというのは、今や周知の事実である。連行先は、殺人犯を収容するベルグラーノ要塞。治療も衣服も与えられず不衛生な場所で、死なせたほうが慈悲深いと思える仕打ちを受けた。セラーノ子爵の証言では、到着した夜から死にかけていたにもかかわらず尋問の名目で一晩中暴行と過酷な拷問にさらされたという。
結局、彼女を地獄から救い出したのはその身分ではなく、民衆の怒りだったではないか。グランデス・デ・オルテガ指折りの名門ヴァレスティナ公爵家の一人娘、今世紀最大の英雄の妻——そんな彼女が直面した現実がこれだ。ならばオルテガの女性の生きるべき場所は、女性としての誇りは今後どこに見出せばよいのか。
皇太子の寝室を見張っていたのは皇太子の妻と犬ども。彼らは従兄の妻を凌辱しようとした主君の本性を隠蔽するため、罪なく血を流した女性に「不貞」の濡れ衣まで着せた。オルテガの男性なら暴漢を傷つけてでも女性を救うのが当然だろう。ましてイネス・エスカランテは女性の身で独力で暴漢から身を守り抜いた。その場の男性は誰一人救おうとしなかった。
「裁判」——警視庁はいまだその言葉を取り下げない。ならば問いたい、強き女性の国オルテガよ。なぜ彼女を誇り高きオルテガの女性と称賛して終わらせないのか。あの「怪物」が刺し殺されていたとして、一体何の問題があったのか。
我々は、ただ苦難を受け入れる民族ではない。自ら守り抜き抗い、不条理を打ち砕き、受けた害悪には報復する民族だ。それがオルテガを偉大な帝国へ押し上げた。皇帝陛下のラス・サンディアゴ討伐命令もしかり、エスカランテ大佐が恐れず海へ突き進むのもオルテガの民である故のこと。
さあ、今こそ答えよ。
あの日イネスが振るった剣は皇族を殺めるためか?己を守り不条理に抗うためか?
——彼女がこの上なく偉大なオルテガの女性らしく自ら剣を取った、自分の答えはその一言に尽きる。
この結婚はどうせうまくいかない364話レビューまとめ
韓国のサイトkakaowebでのレビューを見てみましょう。

三人分の失望ぶり、ウケる

あまりにも素敵な女性ですね・・・!!!

スタンディングオベーション!! 賢くて勇気あるセニョリータ!! 私たちが生きている現代にも通じる言葉ですね!

18〜19世紀のオルテガの話ではなく、21世紀の今、出された声明文のように共感できます。被害者がかえって害を被るような世の中・・・。

文章がうますぎる!

なんて賢いセニョリータなんだ!!かっこいい!!!

文章力すごいな。カッセル?? 早く戻ってきて、奥様が変えた世の中の流れを見てよ

ジャンヌ・ダルクかと思った

パチパチパチ、完璧だ。イネス、あの方を部下にしよう!!!大きな仕事をしてくれそう~~

やばすぎる~~。皇太子を殺すのは女性の権利だ!!

わお~~~、しびれる名文だわ

ヒメナ、よく言った!!皇族殺害だなんてとんでもない!!!これは正当防衛だ!!!カッセルがこれを知ったら、泣きながら真っ先に皇族を殺しに行くだろうな・・・
わたしの感想◎思い通りに民衆が動きすぎて、怖いくらい。逆に皇室側が民衆を動かすことに成功していたらと思うとゾッとする
まとめ
この結婚はどうせうまくいかない あらすじと韓国原作漫画レビューをまとめました
365話

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