※以下の内容は、ネタバレが含まれておりますので、ご注意ください。
この記事では、ピッコマ大人気漫画「今世は当主になります」韓国原作小説(ノベル)の韓国でのレビューをまとめました。
また、ノベルと漫画の違いについて調べました。ノベル142話が、漫画 149 & 150 話に当たります。ここでは、ノベルの142話のレビューからまとめました。
個人的に地図と年表と人物相関図を書いてみました。公式ではありませんので、ご参考にお楽しみください。
今日のひとこと
ロンチェント・アイバン「皇后は危険な人だ。アンゲナス家とは距離をおくべきだ。本能がそう叫んでいる」
ノベル142話あらすじ
アンゲナス当主は無理やり伐採場へ向かい、崩れ落ちる土砂に馬車ごと埋もれてしまった。兵士たちが見つけた時にはすでに息を引き取っていたとのことだった。
ロンチェントは皇后に手紙の内容を伝えた。「アンゲナス当主がご逝去されました」
皇后が次第にうなだれ、ロンチェントは胸が痛み、慰めた。しかしその後の皇后の態度はロンチェントの予想していたものとは違っていた。
皇后はまず「トリバー木はどうなったんですか?」と尋ね「保管しているトリバー木を回収しないといけないのに」「父は北部競売でトリバー木を集めていたのです。それをアンゲナス領まで運びたいのですが、アイバン家のお力を貸してもらえますか?」と言ってきた。ロンチェントは自分を見つめてくる皇后の、彫刻のように美しい顔に身の毛がよだった。”皇后は危険な人だ。アンゲナス家とは距離をおくべきだ”本能が叫んだ。トリバー木の運搬は手伝うけれど、今後アイバン家がトリバー木を供給することは難しいと伝え、皇后の前を辞した。
ラビニ皇后はすぐに弟のデュージー・アンゲナスを呼んで父親の訃報を伝えた。衝撃で座り込むデュージーに皇后はしっかりしろと檄を飛ばす。「今回の山崩れはアンゲナス家が無理な伐採を要求したからだと言われてしまうかも。お父様の件が免罪符になってくれるかもしれないわ」「デュージー、あなたがアンゲナス家の当主になりなさい」「大勢に知らせて、深い悲しみのために哀悼期間を設けるのよ。明日の大会議にも参席できないってことよ」デュージーはとてもルーラックには太刀打ちできないので、言われたとおりに自宅にいることにした。
デュージーを下がらせ、皇后は血の気が引いたかのような化粧をほどこし、皇帝陛下に皇后宮へ来てもらう用意をした。
ロンチェント・アイバンはその後、明日の大会議に備えて、自分の味方になってくれる人を探してまわった。貴族の男性たちが集まって楽しむ”ジェントルメンズ・クラブ”で知り合いに声をかけたが、快く北部を助けると言ってくれる者は誰一人いなかった。馬車まで肩を落として歩いていると、声をかけられた。声をかけた主は、ロンバルディ家の執事ヨハンで、ルーラックがロンチェントを呼んでいるとのことだった。ロンチェントは仕方なくロンバルディ邸へと向かった。
祖父の執務室へ入ってきたロンチェントの表情は暗かった。祖父とアイバン当主代理が挨拶を交わし終えるとフィレンティアは自ら進み出て名乗り、握手をした。そして手に力をこめて言った。「北部で起きたこと、胸が痛みます。どうにかお力になりたくて、アイバン当主代理に会わせてもらえるように祖父にお願いしました。さぞお辛いことでしょう」
疲れ果てた一日の終わりに温かい言葉をかけられ、アイバン当主代理の心が動かされたようだった。
読んでる途中で、フィレンティアは大丈夫なのか心配になりましたら、漫画の1話を読み返していただけるとよいと思います。
ノベル142 話レビューまとめ
あんな温かい言葉と目つきであんなことを言うと、私も涙が出ると思う。
皇后、父の死を悲しんでみせるならば、アイバン当主代理の前でもやってみせないと。
ジェントルマンズクラブ…..。
皇帝は皇后がどんな人間かわかっているでしょう。
共感してくれる人、助けてくれる人のあまりの少なさにどれだけ悲しかったことでしょう。
わたしの感想◎本当にこの世界の貴族の人たちってなかなかシビアですよね。もっと純粋に人助けが美徳にならないのかな。
ノベルと漫画の違い
ロンバルディ邸にやってきたロンチェントのシーン、”場の空気が硬い”とノベルにあったけれど、漫画ではさらに吹雪いていて寒々しい空気が表現されていますね!ノベルではアイバン当主代理から一応「こちらのご令嬢は・・」とティアについて尋ねる場面があるが、漫画ではカットされていて声かけがないので、アイバン当主代理がよりツンツンしているように感じました。
まとめ
以上「今世は当主になります」 142 話 韓国原作小説レビューまとめを紹介しました。
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