※以下の内容は、ネタバレが含まれておりますので、ご注意ください。
この記事では、ピッコマ大人気漫画「今世は当主になります」韓国原作小説(ノベル)の韓国でのレビューをまとめました。
ここでは、ノベルの145話のレビューからまとめました。
個人的に地図と年表、人物相関図を書いてみました。公式ではありませんので、ご参考にお楽しみください。
今日のひとこと
ペレス「フェレット商会の主。あなたはどんな目で、世界を見ているのか。次はどんな計画を練っているのか。」そして「俺の味方になってほしい」
ノベル 145 話あらすじ
北部へ向かう馬車の中、ペレスは”フェレット商会がトリバー木を買い込んだ理由は何だろう”と考え続けていた。西部開発の邪魔を狙ったにしては、アンゲナス家に1本も売っていない。しかも、フェレット商会が買い始めたのは1年も前なのだ。最初はそうっと少しずつ、世の中に気づかれたら大胆に、そして山崩れが起きる1週間前にすべての動きを止め職員たちも伐採場から撤退させた。ペレスは本当はすべて打ち明けて、訊いてみたかった。「クレリバン・フェレット、フェレット商会の主。あなたはどんな目で、世界を見ているのか。次はどんな計画を練っているのか。」「俺の味方になってほしい」と言いたかった。
ペレスの見立てでは、クレリバン・フェレットはロンバルディ家と近しくはあるが、独自の道を歩んでいる。そしてロンバルディ家と唯一の接点は、クレリバンの弟子、フィレンティアだけなのだ。
目の前のフィレンティアがくしゃみをした。「私、誰かに噂されてるみたい」それを聞いて、ペレスはすぐに我に返った。ペレスはすぐに自分のマントをティアの肩にかけてあげた。「ありがとう、ペレス」ペレスのマントに包まれ、顔だけ丸く出したティアが笑顔でお礼を言うと、ドキッ、ペレスの心臓はあばれだした。もうペレスの頭の中はティアでいっぱいになった。
ティアは、マントをかけてくれた後に馬車の中で深刻そうな顔で風邪薬まで探し始めたペレスを見つめた。祖父から聞いた大会議場での罰金刑などのペレスの手腕も思い出していた。やっぱりペレスは賢いわ、と。祖父は罰金刑が気に食わないようだったが、ティアの狙いは北部のトリバー木の西部への調達停止とアイバン家と皇后の仲違いだったので、問題なかった。
「ペレス、どうして罰金刑にしたの?」訊いてみた。「最近、西部開発で皇后の出費が多そうだったから、もっと使わせようと思ったんだ」という答えだった。ペレスって本当に賢いね、とティアは褒めた。
ティアの額に手をあて「少し熱がある」とペレスは行列を止めて、他の馬車に薬を探しに出た。外の空気が新鮮に感じて、ティアは外に出た。すると、「フィレンティア様」アビノックス・ルーマンに声をかけられた。アビノックスは今回の救援隊に東部の代表として合流していた。ティアのデビュタント以来、皇都に滞在し、若い貴族たちの社交界に馴染んだアビノックスの女性からの人気は天を突くほどであった。
ティアの顔色を心配してくれるアビノックス。ティアは少し風邪気味だと答え、逆にご機嫌そうなアビノックスに理由を訊いてみた。「北部へ行くのは初めてだし、ルーマン家は他地域との交流がないので今回が親交の手を差し伸べる絶好のタイミングだと思った」と、とても東部らしく正直にアビノックスは答えた。それがかえって好印象で、ティアとアビノックスは一緒に声を出して笑った。
「ティア、薬持ってきたよ」その時、ペレスが戻ってきた。アビノックスはすぐに嬉しそうな顔をしたが、「ルーマン公、ロンバルディ令嬢は今体調が優れないので、ここで失礼する」とペレスの対応は大変素っ気なかった。ティアは挨拶くらいちゃんとしてあげればいいのに、と言うと後でするよとの返事だった。馬車の座席がベッドに変わっていたので、ティアは薬を飲んで眠った。
ティアが目を覚ますと夜だった。ペレスの姿は見当たらなかった。見張りの騎士にご苦労様ですと声をかけ、離れすぎない程度に深夜の森を散歩することにした。そろそろ戻ろうかと思った頃、湖畔に出た。水音がする方を見ると人が出てきた。ペレスだった。後ろ姿だが、筋肉質の裸身が背中、腰、さらにその下まで少しずつ水の外に姿を現そうとしている。ティアは口を覆い後ずさりし、小枝を踏んでペレスに気づかれてしまった。振り向いて「・・ティア?」と尋ねる声。ティアはぎゅっと目をつぶりながら「ごめん!ごめんなさい!わざとじゃなくて。上半身しか見てないし!」と後ろに下がると転びそうになった。その瞬間、ペレスの腕がティアの腰を支えてくれた。「ティア、危ないじゃないか。気をつけないと」というペレス。間近で水がしたたるペレスを見たティアは、今ここで一番危険なのはペレスの魔性の美貌だと思った。
読んでる途中で、フィレンティアは大丈夫なのか心配になりましたら、漫画の1話を読み返していただけるとよいと思います。
ノベル145 話レビューまとめ
誰かにうわさをされて、くしゃみが出るのは日本文化で、韓国では耳がかゆい時です。
アビノックスとティアが楽しそうに話していて、ペレスは嫉妬しちゃったのかなー?
結局ペレスが美貌でティアを誘惑するのですね。 鼻血を出さないティアにリスペクトです。
挿絵が必要です!!すごく!!!
ティア&ペレス=木こり&仙女?
どうして月の夜に湖のお風呂に入ったのですか
わたしの感想◎いつもとシチュエーションがかわって、旅行編は面白いですね。アビノックスも久しぶりに出てきて…ギタウェール嬢もいたら良かったなあ
ノベルと漫画の違い
・馬車の中でペレスがティアにマントをかけてあげると、ノベルでは、ニコッと笑うティアにペレスがドキッとするのだが、漫画ではおだやかに微笑むペレス
・馬車の中でティアとペレスがアンゲナス家の罰金刑について話すシーンは漫画では全カット
・薬をティアに早く飲ませようとするシーン、漫画では「君が教えてくれただろう」というペレスのセリフと、2人の幼い頃の出会いのシーンが追加されている
・ノベル版では、ペレスが薬を探しに行っている間に、ティアがアビノックスに会う。アビノックスとティアは、なぜ東部の彼が北部救援に参加するかを率直に話し、2人で声を出して笑っていると、ペレスが薬を持って帰ってきて、ちょっとアビノックスにやきもちなのか彼にそっけない態度で、ティアを馬車に戻して薬を飲ませる、というシーンがあるが、漫画では全カット。アビノックスが救援に行く理由は後の話で語られるのかな?
・薬を飲んで良くなったフィレンティア。ノベルでは、馬車の外にでると護衛騎士と話すけれど、漫画ではここでアビノックスと野営の話をします。
・湖のペレスのシーン、ノベルでは全裸で水から上がる時に布を巻きますが、漫画では全年齢版だけあって湖の中でも下半身に服を着ていて安心して見れます
まとめ
以上「今世は当主になります」 145 話 韓国原作小説レビューまとめを紹介しました。
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