今世は当主になります 156 話(漫画160話)あらすじ&韓国原作小説レビュー

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今世は当主になります

※以下の内容は、ネタバレが含まれておりますので、ご注意ください。

この記事では、ピッコマ大人気漫画「今世は当主になります」韓国原作小説(ノベル)の韓国でのレビューをまとめました。

ここでは、ノベルの156話のレビューからまとめました。

個人的に地図と年表と家系図相関図を書いてみました。公式ではありませんので、ご参考にお楽しみください。

今世は当主になります 地図注意
今世は当主になります 年表1注意
今世は当主になります 年表2注意
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今日のひとこと

ペレス「俺は君を失いかけたんだよ。もう迷ったりしない」

ノベル156話あらすじ

”バタン”と、誰かが手で掴んでいたドアノブを離す小さな音が聞こえ、ティアはハッと目を覚ました。しかし目の前はまだ真っ暗なままだ。恐怖が再び襲う。救助される夢を見ただけだった?しかし、手に当たる布団の柔らかさが、ここが馬車ではないことを伝えてくれた。そこで全身から力が抜けた。目にダメージを受けないように眼帯がされていることに気づき、心が安らいできた。

少し離れたところから声が聞こえてきた。「どうしてまだ起きないんだ?怪我がひどいんじゃないのか?」とギリウ。「もう3日も寝てるよ。そろそろ起こしてみるべきじゃないか?」とメイロン。「お疲れなのです。心配なさらないでください」とエスティラ。エスティラ軟膏の話が聞こえる。手紙の返信で忙しいギャラハンも「私も少しもらおうかな。手首がズキズキしてるし」と声がした。

フィレンティアの安否を尋ねる手紙が大変らしい。緊急伝書鳩の使いすぎだとティアに怒られるかも、という笑い声にティアも笑って話しかけた。「次の手紙の返信は私がちゃんと書きます。パパ」

「ティア!」皆が一斉に駆けつける。ここはまだアイバン領ですよね?と笑顔で話すティアに、「ここまで4日で突っ走ってきたんだぞ!」「俺たちがどれだけ心配したか、分かる?」双子たちが負けじと返事をする。エスティラも休まず馬車を走らせ続け、昨日到着したそうだ。万が一のために眼帯をつけて部屋も暗くしているけれど、夜になったら一度取ってみるのも良いかも、とのことだった。

まだ口を開かないギャラハンに話しかける。「・・ティア」ギャラハンからは今にも泣き出しそうな声が返ってきた。下ろした髪に、震える指先が触れてきた。「・・ああ、無事で安心したよ。本当に良かった」大丈夫ということを伝え、しばし幸福感に浸るティア。

ミゲンテ・アイバンの様子を尋ねると、脚が折れていたそうで、数日経ってしまっていたので後遺症が残るとのことだった。ティアは自分より辛そうにしていた理由が飲み込めた。

「ペレスはどうなりましたか?」と尋ねると、ギャラハンはどうして皇子殿下が気になるのかと訊き返した。「私が馬車に閉じ込められていたのに、ペレスが何もしないわけはないと思って」とティアが言うとペレスは無事でかなり回復していると教えてくれた。ちょうどドアが開き、ペレスが入ってきた。すると、なぜかティアとペレスを残して、他の皆は部屋を出ていった。

ペレスの方にそっと手を出すと、大きな手が包んでくれた。ペレスはなかなか口を開かない。やっと「・・ごめん。ティアだけを、こんな目に遭わせて」と言った。ティアはそんなこと言わないで、と伝えた。「一緒に事故に遭っていたらって、想像するだけで恐ろしいわ。あなたが助けてくれると信じていたのよ。だから耐えられたの。」とペレスに言った。しかしペレスの声は沈んだままだった。

仕方ない。ティアはそうっと眼帯を取り外した。視界の中に、ペレスの心配そうな顔が飛び込んできた。「そんな顔してると思ったわ」ペレスの頰を触ると、やつれて肌も荒れていた。「私たち、暫くはもっと栄養つけないとね」ティアはわざと軽く言いながら、自分の手を戻し、ペレスが握っている手もほどいた。ペレスの視線がティアの手を追う。

ペレスはティアが救助された日にアイバン当主が辞職し、翌日ミゲンテ・アイバンが当主になった、と教えてくれた。「今回の事故の責任もすべて個人の責任にしようとしているみたいだけど、そうはさせないつもり。過ちには、しっかり責任を取ってもらわないと」と冷淡な声で話すペレスをティアは止めた。「違うわ、ペレス。ジェローム・アイバンに全部負わせればいいのよ」「ミゲンテ・アイバンはあなたの皇太子任命に賛成票をくれる。ここで北部の代表が変わったら、あなたが北部まで来て苦労した甲斐がなくなるわ」

ペレスがじっとティアを見て尋ねる「ティアがロンバルディ家とフェレット商会を連携させ、北部の救援に来たのって、まさか俺のためなの?」当たり前じゃない、と答えるティア。ペレスの顔が湖の時のそれになり、ティアの頰に手を当ててきた。

驚くティア。ペレスの唇がティアの額にキスをする。そしてドキドキするティアの顔を見つめてくるペレス。そのままティアの心の準備を待つかのようにじっとしている。焦らされている気分になり、ティアが唇を噛むとペレスの顔が迫ってきた。ティアは目を閉じることを選んだ。気づけば、ペレスの唇が重なっていた。

夢の中でのペレスを思い出すティアに、これでは満足できないとばかりにペレスの唇は熱を帯びてきた。前世と今世のペレスのギャップに混乱するティア。ペレスの硬い指先がティアの髪の中に入り込む。ペレスは全身で訴えていた。自分のことを受け入れてほしいと。ティアの気持ちも受け入れてあげたいと答えている。

ペレスの服を掴み、もっと自分のほうに引き寄せようとして、ティアは我に返った。「何してるのよ!」と叫ぶティア。ペレスの目はまだ熱を帯びていた。ペレスが口を開く「ティアが言ったでしょ?『言葉にしない愛は愛じゃない』って」「俺は君を失いかけたんだよ」「もう迷ったりしない」ペレスがティアの唇に手で触れる。「君の気持ちも俺と同じかもしれないから」先ほどティアが掴んでしわになっているシャツを嬉しそうに見る「これからはもっと、俺の気持ちを伝えるつもりだよ、ティア。君が俺の気持ちを受け入れる準備ができるまで」

読んでる途中で、フィレンティアは大丈夫なのか心配になりましたら、漫画の1話を読み返していただけるとよいと思います

ノベル156話レビューまとめ

きゃあああああ!ペレスが!よく育ちました。

ペレス「さあ、見たか、後輩?」(肩ポンポン)
アビノックス「やっぱりかっこいいです!先輩!」

156回めでやっとキスシーンですが、全然退屈ではありません。

今日はごちそうを作って近所の人を呼びましょう。

愛は直進です。ペレス、応援するよ~。

わたしの感想◎北部行きでロマンスが進展するかな?と期待していましたが、まさかの山崩れからの…アイバン編はとても面白いですね!!

ノベルと漫画の違い

・ティアが目覚めて皆と会話するシーン。漫画では会話ではなく、ティアに説明がされるナレーションになっています

・途中、ティアとペレスがアイバンについて話すシーン。ここで北部の代表が変わったら〜の部分、ノベルでは「あなたが北部まで来て苦労した甲斐」ですが、漫画では次の会話を分かりやすくするためか「私が北部まで来て苦労した甲斐」となっています

・ペレスとティアが156話めにして、初めてキスするシーン。漫画でもとても綺麗で、ティアが目を瞑るところまで丁寧に描かれていました!ティアが前世のペレスを思い浮かべる部分はカットです

まとめ

以上「今世は当主になります」 156 話 韓国原作小説レビューまとめを紹介しました。

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