※以下の内容は、ネタバレが含まれておりますので、ご注意ください。
この記事では、ピッコマ大人気漫画「今世は当主になります」韓国原作小説(ノベル)の韓国でのレビューをまとめました。
ここでは、ノベルの外伝15話のレビューからまとめました。
個人的に地図と年表と家系図相関図を書いてみました。公式ではありませんので、ご参考にお楽しみください。
今日のひとこと
フィレンティア「たった一人の後ろ姿なのに、世界で一番安全なところに隠れた気分だった」
ノベル外伝15話あらすじ
サーシャウの軍船はむりやりクルーズに密着させてきた。気がつくと川幅が急に狭くなっていて、ここがチャントーン・サーシャウが工事を予定しているタマル地区であることがわかった。
結局、クルーズは一度大きく傾くほど急いで速度を落とさざるを得ず、あちこちから乗客の悲鳴があがった。兵士が看板に上がってきた。「今から検問を始める。全員協力するように!反抗したり、検問に非協力的な場合はサーシャウ当主への反抗とみなす」了解も求めず観光船を止めて、まるでごろつきだな、とフィレンティアは思った。もしこのようなことが頻繁に起これば、クルーズ事業は大きな打撃を受けるだろう。
「ラリター、ちょっと私の後ろにいて」ペレスがティアを呼び、背中に隠した。いつも持っている剣は客室に置いてきているようだ。一人ずつ検問がすすんだ。しかし、ティアには怖さも不安もなかった。「何かあってもペレスが守ってくれる」たった一人の後ろ姿なのに、世界で一番安全なところに隠れた気分だった。
頭だけ出して様子を伺うと、貨物室まで調べていた。次々と身分証を確認していき、ペレスの番になった。ペレスは平然と偽の身分証を出した。兵士はかなり注意深く調べ、出身地など質問してきた。他の人たちよりも入念であった。「後ろにいるのは誰ですか?」という兵士に「私の妻です」とペレスは答えたが、兵士が調べるので退くように言ってきた。ペレスは動かなかった。「見たところ手配書は成人男性のようだが、女性は対象外だろう」とペレスは言った。しかし、兵士は女性なのかドレスを着た男性なのか確認する、と言うのだ。「確認?言ってみろ、どうやって確認するんだ?」ペレスが殺気を含んだ声で訊いた。
そのようなやりとりが終わろうという時、貨物室に向かう階段で誰かが叫んだ。「捕まえろ!手配者だ!逃げるぞ!」そして、階段を上ってきた男が見えた。
髪は乱れて服も破れたみすぼらしい身なりではあるが、知っている男であった。クレリバンを追いかけてロンバルディ邸に攻め込もうとした元アンゲナス家の騎士団長。
「イーダン・クルス」思わず小さな声で男の名前を漏らすフィレンティア。その瞬間、イーダン・クルスは動きを止めた。慌ててサーシャウの兵士がクルスを床に押し倒した。しかし、イーダン・クルスは彼らを見なかった。血の滲んだ瞳が向かうところはただ一つ。フィレンティアだった。
ノベル外伝15話レビューまとめ
本当に手配者が目的だったんだ。犯罪者は捕まえないとね。
検問にしては高圧的すぎるよね。ついでにロンバルディの事業を邪魔しているとしか思えない。
クルスがここで出てくるとは!?
アンゲナスのフォロワーが生きていました。
ティアは無敵です。
ペレス、威圧。
わたしの感想◎せっかくの楽しいクルーズ旅行のみなさんが…。もうちょっと何かやり方なかったのかな。
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