※以下の内容は、ネタバレが含まれておりますので、ご注意ください。
この記事では、ピッコマ大人気漫画「今世は当主になります」韓国原作小説(ノベル)の韓国でのレビューをまとめました。
ここでは、ノベルの外伝16話のレビューからまとめました。
個人的に地図と年表と家系図相関図を書いてみました。公式ではありませんので、ご参考にお楽しみください。
今日のひとこと
フィレンティア「だから、これからも私のそばにいてくれる?」
ペレス「お願い」「どうかそばにいさせてくれ、ティア」「一生」
ノベル外伝16話あらすじ
イーダン・クルスは髪色が変わっていてもフィレンティアの正体にすぐ気づいた。サーシャウの兵士がクルスの手足をロープで縛ろうとし始めたが、本人は意に介さずフィレンティアを見つめ続けたあと突然笑い出した。クルスは叫び声とともに全身をひねって立ち上がると、ロープを切り、「殺してやる!!」と言いながらフィレンティアの首を絞めようと向かってきた。しかし、長い隠遁生活でその動きはかなり鈍っていた。
ペレスは検問していた兵士の腰から剣を抜き、クルスに対峙したようだった。その瞬間、ペレスの手でフィレンティアの目は隠されたので、ティアには見えなかったのだ。クルスの悲鳴が聞こえた。その後に「あの小娘を!あの小娘を殺さないと!放せ!」という声がしたが、それもティアにはすぐ聞こえなくなった。剣を床に投げ捨てたペレスの両手がティアの耳を覆ったから。クルスは甲板から連れていかれた。そしてすべてが終わるまで、耳元の温もりとペレスの赤い瞳がティアの世界を守った。
手足を縛られたイーダン・クルスをペレスは見下ろした。アンゲナスを処理した時に逃した最後の残党。ペレスにとって思いがけない成果であった。サーシャウの兵士がその後の準備に夢中なことを確認し、ペレスはクルスに尋ねた。「アンゲナスの伝統なのか?我慢できないのか?東部の結婚式に出席する話を聞いてロンバルディ当主を狙いにきたのだろう。静かに隠れて生きていたら、延命できただろうに」「アンゲナスらしい最期だな」
サーシャウの兵士責任者が近づいて、逮捕協力のお礼をペレスに述べた。ペレスは知らぬ顔で手配者の名前を尋ねてみたが、兵士責任者もわからないとのことだった。さらにペレスについても質問されたので、ペレスは胸からメダルを取り出した。数年前、南部を旅行する際にチャントーンからもらったもので、チャントーンの個人印章が押されていて当主の命令で動いている証であった。責任者は納得し、丁寧な対応でメダルを受け取った。念のためのメダルが役立った。メダルがチャントーンの元に届くころには東部に着いているだろう。クルスは皇宮に送られるので、東部から帰ったら処理することになった。
ペレスはティアが待つ甲板へ戻った。ティアは普通に話し始めたが、ペレスはティアの手を握り「どうしてこんなに震えているの?」と訊いてきた。そして「ごめんね。俺がもっと速く動いていたら、ティアが怖がることもなかったのに」とあやまるのだ。しかし、ティアは「違うよ」「怖かったのではなく、あなたという存在がどれだけ大きいかわかったの」と答えた。「この間、あなたが言ったようにあなたを私の唯一にすることはできないわ」「私には守るものがたくさんあるから。ロンバルディも、私に従う人たちも・・」「でもね、私がその人たちを守れるのは、あなたがいてくれるからなの」「だから、これからも私のそばにいてくれる?」ティアは告白した。
少し利己的な告白だったのに、ペレスは笑い、ティアの手に頰をこすり「お願い」「どうかそばにいさせてくれ、ティア」「一生」と言った。
パン!パン!花火があがる中、2人で手をつなぎ客室へ向かった。部屋の前までくるとペレスは止まり、「ティア、今この中に入ったら俺は・・・俺は止められないよ」と吐き出すように言った。ワアア、甲板から人々の歓声が聞こえた。
「知ってる」ティアは微笑んだ。「知ってる?ティア、無理しなくても・・」そんなペレスの言葉の途中でティアはドアを開けた。ペレスは話すのをやめた。「全部知ってるよ、ペレス」言いながらティアはペレスを暗い部屋に導いた。
ノベル外伝16話レビューまとめ
作家さん、次の話の最初は夜のままにしてください。朝のつぶやきは禁止です。
ああ、うちの子たちがいつのまにこんなに大きくなって…。感動するよ。
ペレスの節制力が高すぎて。
2人の告白、とても良い。
チャントーンがイーダンを逃がしたりしませんように。
止まったらむしろもっと怒るよ、ペレス
ティアは全部知っています
花火を観てる人の声がワアアとしているようですが、それは私たち読者の叫びです
わたしの感想◎クルーズ船で花火が始まる中、2人で告白し合って、すごくステキ。
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