※以下の内容は、ネタバレが含まれておりますので、ご注意ください。
この記事では、ピッコマ大人気漫画「今世は当主になります」韓国原作小説(ノベル)の韓国でのレビューをまとめました。
ここでは、ノベルの外伝43話のレビューからまとめました。
個人的に地図と年表と家系図相関図を書いてみました。公式ではありませんので、ご参考にお楽しみください。
今日のひとこと
シャン「お母さん、言ってください。本当の理由を」
ノベル外伝43話あらすじ
シャンはぎこちなく笑い「おかえりなさい」と愛嬌を振りまいてみたが、効果はなかった。「シャン。何度も言っただろう。外部の人間とそれ以上交流するなと」ソウラは言った。
ソウラは最初、他の村人と違い外部の人に関心を持つシャンを誇らしく思っていた。そもそも「行って話をしてみるといい」と勧めたのもソウラであった。しかし、約3ヶ月前、ある日突然ソウラはアバネ・ロフィリーに対する態度を完全に覆した。それでシャンは抗議した。「私には理解できません。なぜですか?」「最初はアバネ・ロフィリーについてお母さんが何かを見たのかと思いました。もしくは彼女が表裏がある人間なのかと・・」「でも結局、アバネ・ロフィリーは善良で、研究への情熱にあふれる人物でした。だったら・・問題があるのは彼女ではなく、私ということでしょう?」「いったい何をご覧になったのですか。お母さん」
ソウラは「お前は私の娘だが、その前にチャラ族の一員だ。ただ私の言うことに従いな」と言うだけだった。シャンは納得しなかった。「何も言わずに命令に従えなんて、チャラ部族の指導者の中で最も賢いといわれるソウラらしくないお話ですね」と。ソウラは、シャンは自分の後継だが、部外者と親しくなりすぎると長老たちから反発がおきる、と説明したがシャンにはそれが嘘だとわかった。
「指導者の地位は最も強く優れた能力を持った者が受け継ぎますよね。そして、未来が見れる私の能力を超える者はいません。長老たちもわかっていることです」「お母さん、言ってください。本当の理由を」「言ってくれないなら、お母さんの言うことは聞きません」シャンは意地を張って言った。しかし、ソウラは首を振るのみだった。
シャンは硬い石が敷き詰められた床上の大勢の人々の中にいた。大きな建物が高くそびえる間の道を歩いて行くと、広場に出た。そして中央にある水を上に吹き出す何かの元に、一人の男性が座っていた。茶色の髪が風でそよそよしている。夢中になって何かを描いている男性は、いつのまにかシャンを眺めていた。男性はそのまま固まってしまったようで、瞬きさえしなかった。シャンは自ら近づき「こんにちは」挨拶した。「お名前はなんですか?」「・・ギャラハン」「私の名前はギャラハンです」少し震える声で彼は答えた。
シャンは目覚めたとき、心臓がドキドキしていた。とうとう彼の名前を知った。「ギャラハン・・」ノートに書かなくても、今日の夢は忘れないだろうと思った。そして、夢で見た場所はどう考えても密林からは遠く離れた場所であった。「私が・・ここを抜けるってこと?」部族を去る、想像もしたことのないことだった。
まだ早い時間で、部屋の外は静かだった。今日は日の出とともに長老会議が開かれる日であった。シャンは外に飛び出した。朝から外で土遊びをしていた4歳のオンターが嬉しそうに手を振った。「シャン!雪が降ってるよ!」笑顔の多いオンターは外見も愛らしく、まだ子供なのに未来の婿候補にと目をつけている家がいくつもあった。
オンターと別れたシャンはいつもの半分の時間でアバネの家に着いた。早朝から訪ねてきたシャンに驚きつつも、アバネは朝食に誘ってくれた。アバネはすぐに、何か良いことがあったようですね、と訊いてきた。「それが・・夢を見ました。ある男の・・」と答えるシャンに、将来の夫についての夢ですか、アバネが言うので、シャンは真っ赤になってしまった。「ただ、ある男に会う夢を見ただけです」結局、シャンはその男性はハンサムで、優しくて、耳まで可愛いということを白状した。アバネまで恥ずかしくなってきた。
ただ、そのうち会えますね、とアバネが尋ねるとシャンの顔色は暗くなった。その男性は部族の人ではなく、街も大きな見たこともない都市で、自分は森を離れないから会うことはないだろう、というのがシャンの答えであった。
重苦しい会話が続き、シャンはアバネに質問した。「もしかして『ギャラハン』という名前はよくある名前ですか?」アバネは首をかしげ、「むしろ非常にめずらしい名前ですね。私が知っている人の中にはそのような名前の人は一人もいません」と言ったあとに、続けて言った。「そういえば、ロンバルディ家の三男の名前が『ギャラハン』ですね!」
ノベル外伝43話レビューまとめ
オンター、能力がなかった子供の頃は、よく笑う可愛い子だったんだね
能力はすごいけど、人にとって大事なものを奪いすぎる
シャンとギャラハンの話はもうすでにエンディングを知っているから、もっと悲しいです
お母さんは自分の娘がどうせ行く、行ったら死ぬ、って分かっていて・・・必死に止めようとする気持ちが辛いですね
アバネ・ロフィリー、もっと後でもまだ出てきてくれないかなあ
わたしの感想◎部族から離れるというのは、チャラ族にとって本当に思いもよらないことなのですね
まとめ
以上「今世は当主になります」 外伝43 話 韓国原作小説レビューまとめと、漫画と小説の違いを紹介しました。
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