今世は当主になります ノベル 外伝54話  あらすじ&韓国原作小説レビュー

※ 当サイトではアフィリエイト広告を利用しています

今世は当主になります

※以下の内容は、ネタバレが含まれておりますので、ご注意ください。

この記事では、ピッコマ大人気漫画「今世は当主になります」韓国原作小説(ノベル)の韓国でのレビューをまとめました。

ここでは、ノベルの外伝54のレビューからまとめました。

個人的に地図と年表と家系図相関図を書いてみました。公式ではありませんので、ご参考にお楽しみください。

今世は当主になります 地図注意
今世は当主になります 年表1注意
今世は当主になります 年表2注意
今世は当主になります人物相関図
スポンサーリンク

今日のひとこと

ルーラック ”決定はルーラックに委ねられた”

ノベル外伝54話あらすじ

ただ数歩、足を踏み入れただけなのに、ルーラックの存在感でオフィスがいっぱいになった。オフィスにいた職員たちも息を呑んだ。ロンバルディ家の商団で働いているが、一族の人と直面することは稀有であった。しかも当主のルーラック・ロンバルディだなんて。

ギャラハンも人々と共に頭を下げて挨拶した。「こんなところまでどうしたのですか?」ルーラックは「皇宮に行く途中で寄っただけだ」と答えたが、忙しいロンバルディ当主にそんな時間はないはずだった。当主の決済が必要な場合でも、商団主が執務室の前で数時間は待たされるものなのに。

ロマシー・ディラードは状況を察し、再びギャラハンの功績を讃えた。ギャラハンは頰を染めながら聞くしかなくなり、続いてルーラックから「ご苦労だった、ギャラハン」という言葉を受けた。ギャラハンは叱られることの多い過去から、素直にその言葉に喜ぶことよりも、過去の失望の混じった父親の顔が浮かび、何と答えたものだか只々頭を下げた。

「成果を出したから褒美を与えねばな」ルーラックが言った「皇太子の結婚式に私と同行しなさい」周りの人々は想像と違う褒美に首を傾げた。しかし、ロマシー・ディラードのようにその価値を知っている人間は驚いて目を見張った。配偶者であるナタリアの死後、ルーラックは一度も公式な席に家族を帯同したことがなかった。子供達はいつも別入場で、”わたしはまだ後継者を決めていない”ということを表現していた。

「どうする?ギャラハン」ルーラックはギャラハンに選択権があるかのように尋ねた。ギャラハンには、ただ単に結婚式に同行するかという質問ではないということはわかっていた。シャンのことに気付きながらも、無言で仕事を与えてきた父親。ビエーゼのすることも放置した父親。そして今、父は息子に命令しているのだ。褒美をありがたく受け取れ、シャンの手を離せ、と。「良い機会をありがとうございます」ギャラハンは答えた。「正しい選択をしたな、ギャラハン」と言うとルーラックはオフィスを出て行った。

しばらく無言でいるギャラハンに、ロマシー・ディラードが嬉しそうに「おめでとうございます」と声をかけた。ロマシーもずっと後継者のことが気がかりだったから。ギャラハンは疲れてしまったのでゆっくり歩いて帰る、と事務所を出ると、ロンバルディ市内を歩いた。ある赤い屋根の小さな家の前で立ち止まり、悲しそうな顔をすると、それからロンバルディ邸宅の方向へ歩き出した。

ヨバネス皇太子の結婚式当日。朝から支度をしているルーラックの部屋にノック音が鳴った。ギャラハンだった。「まもなく支度が終わるから・・」言いながら振り向くと、ギャラハンは式用の衣服を身につけていなかった。まるで旅に出る人のような衣服で片手にカバンを持っていた。

「ご挨拶に参りました」ギャラハンは言った。ルーラックは怒りがこみ上げた。「ギャラハン、どういうことだ。遅い反抗期でもする気か」しかし、ギャラハンは反抗ではなく、自分の意思に従ったことだと答えた。実は今回のことは全く悩まず答えが出ていて、ただ声に出す勇気が必要なだけだった。

「ロンバルディのものはすべて置いて行きます。私にいままで支給されたお金もすべて銀行の金庫に入っています」と言うギャラハンに、ルーラックはお前も流民になるのか、と怒鳴った。ギャラハンは母親が自分に多くのものを残してくれたのはこの日のためだったと思うので、それで暮らすと伝えた。

「ロンバルディ家の中で自分の居場所を見つけようと思っていました」「しかし、仕事を成し遂げても幸せではありませんでした。私の心が休まる場所は、あの人のそばだということが明確になっただけです」ギャラハンは無言で家を出ることもできたが、そうしなかった。自分がそうだったように、父親にも選択の機会を与えなければならない、と考えたのだ。

「シャンを家族の一員として受け入れてください。お父さん。そうしてくれるならば、この家に残り、ロンバルディという名前に恥ずかしくないよう、さらに努力をして生きていきます」決定はルーラックに委ねられた。

ノベル外伝54話レビューまとめ

シャンの唯一の傷は貴族出身でないこと

おじいちゃんの立場もわかりますが、私も・・お父さんの恋愛を応援します

シャンが亡くなってから、ギャラハンがルーラックを恨む心もあったかもしれません。それでもシャンがくれたプレゼントであるティアを連れて、再びロンバルディ家に入ったのでしょうか

自分の有能な姿を見せてルーラックに選ばせる、素敵な男性ですね

私はペレスよりギャラハン推しです!

ルーラックが受けてくれたら・・

シャンを受け入れたら、死ななかったかもしれないけれど幸せだったかどうか

流民ではなく、森の人です

わたしの感想◎思っていた以上にギャラハンお父さんはたくましいですね。未来を知っているけれど、期待してしまいます

ノベル各話一覧表

ノベル外伝53話レビュー

ノベル外伝55話レビュー

コメント

タイトルとURLをコピーしました