悪女ですが追放先で幸せに暮らします　22話あらすじ＆韓国kakao漫画レビュー、感想

※以下の内容は、ネタバレが含まれておりますので、ご注意ください

kakaoで人気の小説原作の漫画「マロン侯爵」日本ではピッコマで、「悪女ですが追放先で幸せに暮らします」という題名で連載されています。大変面白く、注目している漫画ですので紹介します。

文　hound
他の作品「優しいあなたを守る方法」　優しいあなたを守る方法は、コミック3巻まで発行されている人気漫画です。）

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絵　enuhasu（天の川）　　　　　

原作　JAYA
他の作品「悪しき侍女たち」、「エボニー」

「悪女ですが追放先で幸せに暮らします」各話一覧表はこちら

悪女ですが追放先で幸せに暮らします22話あらすじ
悪女ですが追放先で幸せに暮らします22話レビューまとめ
まとめ

悪女ですが追放先で幸せに暮らします22話あらすじ

アスタがグランディスにいるのだから、当然シリルもいることを予想しておくべきだったとヘイリーは後悔した。いきなり剣をあわせるライカールト。驚くヘイリー。よく考えみたら、二人はもともと敵だったか！一日で家族と家を失った被害者とヘイリーを利用してウィンター家を撲滅させた首謀者、おまけに自分までいて、ここで出会うなんて！ヘイリーは気づかれないように建物の陰に隠れた。

剣で戦う間にもライカールトの蹴りがシリルの腹にはいる。バンディシオンの私生児がなぜここにいるんだ？新しい女性を手に入れるための買い物中か？ライカールトが煽る。

戦場で死ななかった敗者はべらべらよく喋るとか名誉うんぬんをシリルも言い返すが、利用する女性がいなければ何も成し遂げられない奴に名誉がどうのと言われる資格はないとライカールトは答えた。二人の口論は続いた。

そのうちライカールトはヘイリーのことを持ち出し、シリルが整った顔か体で誘惑したのかと尋ね、人を惑わして操るのが魔法師ならシリルがしたことを何と呼ぼうか？ゴミかな？カスナトゥラの王女もお前がそんな奴だって知っているのか？と続けた。

ライカールトの言葉はかなりシリルのコンプレックスを刺激したようだ。護衛騎士が挑発に乗らないように声をかける。シリルはもともとは冷静で合理的な性格なので、護衛の言葉に従えば良いところだが・・・殺してやる！と言いながら、シリルは再び剣でライカールトに向かっていった。

ヘイリーはライカールトが最近穏やかレトリーバーだったから忘れていた・・・あの子は本来猛犬タイプだったってことを。ヘイリーは次第に安心して見ていたのだが、いつのまにか人が集まりだしていた。そのうち、誰かが、あれは昼間に若い女性を拉致した奴らじゃないかと叫んだ。あの女も共犯だ！と壁際のヘイリーを指さしながら。

まずい！捕まる！早く逃げなきゃ！ライカールトのそばに行き、腕にすがったが、彼は先に逃げろと言って戦おうとする。ヘイリーは一人じゃ無理！と必死の説得を試みた。ライカールトはヘイリーを片手で抱き上げ、しっかり掴まっているように言った。兵士を呼ぶ声がする中、二人は立ち去り、呆然としたシリルが残された。

シリルはライカールトには親しい者は残されていないはずなのに、ヘイリーの復讐だけに燃えていた男に話しかけていたさっきの布を巻いた女は誰だ？と考えた。まさか恋人でもできたのか？

逃げ出したヘイリーたちは夜のうちに山を越えてホルトに来た。あの愚かな辺境伯の領地に。ヘイリーが拉致させたせいでと言い出すライカールトに、いきなりシリルと街中で戦うからだと言い返した。今にも殺す勢いだったのに、なぜ殺さなかったのかと尋ねたら、愛してたって・・・とライカールトがつぶやいた。最初意味のわからないヘイリーだったが、そうだそうだ自分がシリルを愛していたって言ったんだっけ、と思い出した。そういえば、ヘイリーはなぜやさしいウジェーヌや身分の高いミケランでなくシリルを選んだ？本物のヘイリーの気持ちはわからないから、今はもう違うよとライカールトに伝えた。ライカールトはじゃあ次は容赦しないと笑った。

ホルトで物資を手に入れ、マロン城に帰還した二人。ファティマが作ってくれたビーフシチューを食べたドライアドは今まで生きてきたなかで一番おいしいと喜んだ。ファティマはこの料理に、「呪われた悪魔の牛肉バタートマト魔気シチュー」と名付けた。

文明開化に勤しみ、秋を控えた晩夏。橋が完成し、マロン城と外とつながる一歩となった。