俺だけレベルアップな件　スピンオフラグナロク第2話

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ピッコマで連載中「俺だけレベルアップな件」「俺だけレベルアップな件　外伝」のスピンオフ「俺だけレベルアップな件　ラグナロク」韓国kakaoでノベルが連載中。コミックも2024年7月31日からwebtoonで連載開始されます。

ここでは、ノベル第2話のレビューを紹介します。

韓国語からの翻訳なので細かい間違いはご容赦ください。名前ですが、日本語名がわかる登場人物はなるべく日本語にしていますが、わからない場合は韓国語読みのままにしています。あとで修正が入るかもしれません。

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俺だけレベルアップな件ラグナロク第2話あらすじ
レビュー
まとめ

俺だけレベルアップな件ラグナロク第2話あらすじ

あっという間に増えたミストバーンは、次々に人を襲っていった。

「このままでは私たちもあの有様になってしまう！」林助教授はハンターでもあったが、ミストバーンはとても捕まえられるレベルではなかった。ミストバーンの攻撃をかろうじてかわした助教授は一人、展示場の外に逃げ出した。ハンターである助教授が逃げるなんて！護は驚いたが、助教授とは別方向に体を動かした。隅にある消火器を手に取った。

「効くかどうか、、」護は、ミストバーンたちに消火器を吹き付けた。魔力はないが、一時的に火力を抑える事ができた。周りをみると、足をくじいて倒れている友人がいる。

逃げるなら消火器でミストバーンの動きが弱まっている今しかない。

友人を背中におぶって立ち上がった。「助教授は？」おんぶされた友人が声をかけてきた。「さっきハンター協会に電話してたようだが」あえて逃げたことは言わなかった。友人は安堵のため息を漏らした。

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展示場の外に出た。外の方が修羅場であった。ミストバーンは展示場だけに現れたのではなく、韓国大学美術館いっぱいに現れていたのだった。
逃げる通路を探す。階段、エレベーター、全ての場所にミストバーンがいた。

「このままではみんなが危ない」護は、手にした消火器を掲げて叫んだ。「モンスターを相手にする方法があります！！」
それを見た人々は「そうだ、消火器なら、、」「モンスターを殺せるはず！」と目を輝かせた。殺せるものではないので、護はきまりが悪かったが、とりあえずみんなに希望を与えることができたようだ。

人々は、散らばって消火器を探しはじめた。見つけた人々は「見つけた！」と歓声を上げた。護が叫んだ。「消火器を持った方はついてきてください。」護は先頭に立ち、ミストバーンに消火器を向けた。「クアアアア！」ミストバーンの火力が弱まる。「いけるぞ！」
そして、護の後ろに付いてきた人たちもミストバーンに向けて消火器を噴き出した。

護はずっと、先頭で走り続け、ミストバーンを後退させた。そして、護の後ろを慎重に階段を下りてくる人たち。その時、後ろからもミストバーンが襲ってきた。恐怖で先を争って階段を降りる人々。このままではみんな階段から落ちてしまう。

「もうすぐなのに」護は友達を降ろして、ここからは1人で行くように言うと、消化器を持った人々に叫んだ。「後は私が引き受けるので、先頭の方々で道を開けていって下さい」そして、護は後ろを向いて階段を再び上がっていった。

消化器がミストバーンを攻撃する。「グオオア！」そうしていると、急に消化器が出なくなった。同時に押し戻されていたミストバーンとぎこちなく目が合った。まさにその瞬間、ミストバーンは、護の中に深く眠っていた深淵を見つけてしまった。「やっちゃったな」護がつぶやくと青い煙が護を飲み込んだ。

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魔力の残滓から生まれたミストバーンは、生命体を燃料に、本能で動く微弱な存在だ。同時に燃料があればいくらでも強くなり、増えていく。生命力豊かな護のような人間はまさに良い燃料だった。

ところが、護を飲み込んだ瞬間、ミストバーンは、護の中に隠されていた漆黒深淵にどぷんと飲み込まれていた。そして、深淵が大きな口を開け、ごくりと飲み込んだ。

[ミストバーンを処置しました。]

[「シークレットクエスト:無力な者の勇気」の完了条件を満たしました。]

「何？」突然目の前にメッセージが現れた。「あれ？！」自分を襲ったミストバーンが突然空気中に散らばってしまった。同時に、

[レベルが上がりました]

表示が出ると、まぶしい光が護の体を包み込んだ。

**********

護の友人キム・デヒョンは、かろうじて美術館の外に逃げ出すことができた。キムは、護を探し回った。「護を見ませんでしたか？」人々は、先頭に立って消火器で戦っていた学生を思い出したが、周りにその姿はなかった。

そこに、やっと、通報を受けたハンターたちが到着した。林助教授が連れてきたのだ。助教授は、E級ハンターとして最善をはたしたと思っていたが、実際に逃げてきた人々を見ると罪悪感を感じていた。「ところで、どうやって逃げてきたのですか？」ハンターと助教授が不思議に思ってたずねた。なぜ、あれだけのミストバーンの中をこれだけの人々が生き残ることができたのかが気になったのだ。「そんなことよりまだ中に人が！」「護が中に！」それを聞いて林助教授がびっくりして美術館を向いた。「護がいなかったら私たちは皆死んでいたでしょう」泣きそうなデヒョンの言葉を聞いて、ハンターがいぶかしげに訊いた。「その方はハンターですか？」「いいえ一般人です」「一般人がどうやって？、、、」と詳しく訊こうとしたとき、美術館から不吉な轟音が聞こえてきた。「浸食が始まったのか、、、」