俺だけレベルアップな件　スピンオフ　ラグナロク　第36話

※以下の内容は、ネタバレが含まれておりますので、ご注意ください。

ピッコマで連載中「俺だけレベルアップな件」「俺だけレベルアップな件　外伝」のスピンオフ「俺だけレベルアップな件　ラグナロク」韓国kakaoでノベルが連載中。コミックも2024年7月31日からwebtoonで連載開始されます。

ここでは、ノベル第36話のレビューを紹介します。ほかの話が見たい方は下をクリック。

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韓国語からの翻訳なので細かい間違いはご容赦ください。名前ですが、日本語名がわかる登場人物はなるべく日本語にしていますが、わからない場合は韓国語読みのままにしています。あとで修正が入るかもしれません。

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俺だけレベルアップな件ラグナロク第36話あらすじ
レビュー
まとめ

俺だけレベルアップな件ラグナロク第36話あらすじ

[加護：ラカンの加護]獣の王、牙の君主の加護。
ラカンがあなたを王の祭司長(Shaman)に任命しました。
祭司長は、自らの体に獣の生霊を宿すことができます。
ー効果”降霊”：自分の体に”ペット：グレイ”を憑依させます。

ラカンは護に言った[お前は唯一の王族であるグレイに仕える祭司長になった]俺がグレイに？ペットが王？新しい能力を得られたのは喜ばしいことだった。ラカンは護の夢をもっと見たくて、護とグレイが一緒にいる機会を増やしたかったということだろう。

護はラカンが父親のせいで死んだのに、割り切っている様子が不思議だった。するとラカンは笑って言った[お前の父はとても強かった。俺はその力に怯え、逃げ惑い、食われた。それだけだ。][俺に与えられた時間はそろそろ終わるようだ]いつのまにか、純白だった世界が黒い影に染まっていた。途方もない虚無。ラカンの体がだんだん小さくなり、巨漢の姿に戻ると護に”ラカンの牙”を差し出した。

”あれ？１本だけ？”と護が疑問に思うと、ラカンは２本を１本に合わせたものだと説明した。以前よりも多少使えるものにしてくれたそうだ。次の瞬間、黒い影が世界を覆い尽くし、その隙間からラカンが微笑みながら言った[また会おう、祭司長]止まっていた時間が再び動き始めた。

気づくと、護はまだアラクネの死体を踏みつけた状態で立っていた。さきほどのことが夢のように思えたが、手にはラカンの牙が握られていた。より強靭で鋭い形に変化している。ステータスも以前とは比べものにならないほど上がっている。

[アイテム：ラカンの牙]
入手難易度：？？
種類：剣
攻撃力＋６０
効果”弱者蔑視”：
指定した相手を１分間
恐怖状態に陥れる(全ての能力値-50%)
効果”致命傷”：
20%の確率で、
３倍以上のクリティカルダメージを与える

ベルがやってきて、護を見てつぶやいた[力が変化したようですね]続いて、ラカンの牙も護に祭司長の力を感じる、と言った。護が牙の君主に会ってきたと話すとベルは驚いた。君主の亡霊に会うなど、影の君主”水篠旬”でさえもできることではない。

護は帰ろうとあたりを見回した。クモの糸に操られていたハンターたちはほとんど無事だったが、アラクネを倒し聖物を手にいれた護を見つめて距離をとっていた。シャドウジャッカルたちはクモたちの体から取り出した魔法石を山積みにし、護に褒められるのを待っていた。「ご苦労さん」護は彼らを褒めた。皆、満面の笑みを浮かべた。

いよいよ護が植物園を出て行くと、その姿を見守っていたハンターたちは安堵のため息をついた。次々とつぶやいた。「さっきの人って、王の力を手にいれたんだよな？」「俺たちを見逃してくれただけでも奇跡だ」「あのハンターって何者だったんでしょうか？」護は植物園が暗かったためカラスの仮面をつけていたので、ハンターたちは護が正体を隠しているのだと誤解した。

その頃、植物園の外では。王になるためにジャングルをさまよっていたハンターたちが自分たちを王のもとへ導いていた匂いが消えてしまったことに気づいた。”王が決まったのだ！”ハンターたちは落胆した。白虎ギルドのハンターと美狐は、誰が王になったのかを確かめておきたいと話していた。

その時、美狐の超人的な嗅覚に何かが引っかかった。先ほど見た男が戻って行く姿が見え、彼の体から強い血の匂いがした。モンスターの血の匂いだった。しかし獣の匂いではなかったので、美狐は彼ではないと判断した。一瞬、振り返った護と目があった。しかしそれだけだった。白虎ギルドはその場に待機し、護は家に帰り食事をした。

護は一瞬目があった女性のことを思い出し、有名なハンターか検索しようとスマートフォンを取り出した。そこで気づいた。ネットニュースは麻谷フィールドの記事で埋め尽くされていた。

ー獣の王クロウ！王の力を得た正体不明のハンター、クロウ！

ークロウ(Crow)がカラスの仮面を被っていたのはなぜ？

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自分に対してクロウなどあだ名がついていることに護は恥ずかしくなった。そこへ１行のメッセージが届いた。

[獣の王、牙の君主が”祭司長の通り名にぴったりだ”と大笑いしています]