死んだのは私なのに勇者様の様子がおかしい　第39話　あらすじとレビュー

※以下の内容は、ネタバレが含まれておりますので、ご注意ください。

『暴君皇帝の初恋』のCHIWA先生、『ちびっ子リスは頑張り屋さん』のhumpback whale先生、そしてpaldangdam先生によるロマンスファンタジー。素直で美しい心をもった主人公と彼女を見守る勇者とその仲間たちの冒険のその後の物語が描かれています。漫画アプリーピッコマで連載中、ぜひおすすめです。

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韓国カカオウェブでは、小説版も掲載されていて、小説は外伝まで完結しています。

漫画のあらすじと韓国原作漫画のレビューをまとめました。

死んだのは私なのに勇者様の様子がおかしい第39話あらすじ
死んだのは私なのに勇者様の様子がおかしい第39話レビューまとめ
まとめ

死んだのは私なのに勇者様の様子がおかしい第39話あらすじ

エルキナスはまず、皇女の領地民に対する態度を非難し、誤解だという皇女の言い分を否定した。それからアレンヌの肩を抱き、話をした「イムテルン伯爵令嬢が貴族らしからぬ言葉を使ったのは事実だが、不義に立ち向かった勇気ある行動は称賛に値する。ゆえに皇室の名に傷をつける行動ではなかったと判断し、ポンテアックの名において不問に処す」

皇女は同意するしかなかった。皇女の同意を得るや、エルキナスはアレンヌをマントごと横抱きし、馬車へ連れて行った。馬車の前で下ろされ、アレンヌがお礼を言いながらマントをはずすと、アレンヌの目は涙を流しすぎてパンパンの状態だった。エルキナスはその顔を見て、あまりのかわいさに笑いが止まらなかった。

落ち着くと、エルキナスはアレンヌにお礼を言った「俺と領地民のために本気で怒って泣いてくれたんだろう？」「俺が片付けておくから心配しないで、今日は帰ってゆっくり休むといい」「それから・・・エーレンヌを代表し、改めて君に感謝する」エルキナスはアレンヌの左手の甲に口付けしながら、正式な感謝の言葉を述べた。「今日の君はとても勇敢だった」にっこり笑うエルキナスに、先ほどからドキドキさせられっ放しのアレンヌだった。

一方、先ほどの「「高貴」っていう言葉はね〜〜レンジャーのための言葉よ！」という言葉を聞いたデレク。「喧嘩する時に演説はやめろってあれだけ言ったのにな・・・」といつのまにかつぶやいている自分に驚く。”ん？まるでイムテルン令嬢を前から知っていたかのような・・”デレクは激しい頭痛に襲われ、ジャミル・デバインの記憶が急激に流れ込んでくるのを感じてうずくまった。「嘘だろう！？」混沌の中。身体が、記憶が叫んでいる。私がそのジャミル・デバインだと。

後日、社交界では、街での出来事が載った社交誌の話題で持ちきりだった。「皇女が大勢の前で派手にやられたんですって」「相手はイムテルン伯爵令嬢だとか」「あの方って、公爵様との間に私生児がいるという噂の・・・」そんな中、一人の令嬢が、会ったことはないけれど、令嬢を今後支持すると発言した。「皇女とデバイン派貴族がずっと目障りでしたわ。エーレンヌの貴族として応援したい人が現れたことに、ワクワクしますわ」

「ご存知の通り、公爵城でふたつの宴会が同時に開かれます」「ひとつは皇女の、もうひとつはイムテルン令嬢のデビュタント」「皇女に一発食らわせた令嬢のデビュタントはさぞかし楽しいでしょうね」と、その令嬢は締めくくった。

デビュタント当日。鏡をみたアレンヌは驚いた。胸元と袖口に大輪の花をデザインしたドレス、広がりすぎないスカートの部分にはところどころに宝石が輝き、高く編んだたっぷりとした三つ編みに植物の髪飾りをつけた姿は輝いていた。ゼファーが「今まで開かれたすべての宴会を見ても一番美しい！！」と絶賛した。

ゼファーと一緒に来てくれたリントに感想を訊くと、「全然違うので・・少し変な感じがします」と恥ずかしがった。ゼファーが、こういう時は”とても綺麗です”でいいんだぞと教えてあげた。リントは成長したことで照れ臭さを覚えたようだ。

リントがアレンヌに尋ねた「もしかして今日、お父さんと結婚するんですか？」