韓国kakaoで人気のノベル 赤ちゃんは悪役を育てる(原題아기는 악당을 키운다)が大変面白いので、紹介します。
各話のあらすじと韓国kakao読者のレビューをお楽しみください。kakaoでは、2025年12月30日ウェブトゥーン開始を発表され、漫画化もされています。
※未読の方はネタバレにご注意ください
作者紹介
ノベル Lyshaさん (「お嬢様はロイヤル・シェフ」など)
漫画版絵 ヨンドゥさん
赤ちゃんは悪役を育てる3話あらすじ
家臣たちは笑いながら熱を帯びた会議に入り、その間、私は公爵の膝の上に座り、彼らが神殿や皇室で耳にした話について尋ねてきた時にだけ言葉を返した。会議が幕を閉じ、最後まで残っていたおじいさんが私のもとへ歩み寄り、貴重な話をありがとうと礼を言った。私はすべて自分のためにやっていることだと答えた。私は、偽の運命の子に仕立て上げておきながら、本物が現れるやいなや私を儀式の生贄として差し出した教団に多大な恨みを抱いていた。それに、子供の体ではモンスターがうごめく高原からオリハルコンを掘り出すこともできない。
おじいさんは私に飴玉を差し出した。私はデュブレッド公爵の腕の中で、そっと手を伸ばして飴を受け取り、おじいさんに手を振った。おじいさんは目尻を下げてやはり娘は可愛いと笑いながら会議室を後にした。会議室には私と公爵だけが残された。彼は飴の包み紙を開けようと悪戦苦闘している私から、ひょいと飴を奪い取った。衝撃のあまり固まった私は、空っぽになった自分の手と飴を持つ公爵の顔を何度も見比べた。私の飴・・・ひどい奴、子供の飴を奪うなんて。
デュブレッド公爵は憎たらしいほど手際よく包み紙を剥き、口を開けろと言った。やっぱりそこまで悪い人じゃないのかなと思いかけた瞬間、公爵は私の両頬をギュッと押さえつけた。その圧力で口が金魚のように開くと、口の中に飴を突っ込まれた。やっぱりひどい奴。それでも、飴は美味しかった。
彼は飴で膨らんだ私の頬を指でツンと突き、首都に戻った後も誰かに飴を貰えば我が家の内情を話すつもりかと尋ねた。私がいいえと答えると、なぜだと問われた。皇宮も教団も、他の公爵家も、みんな私を苦しめてきた人たちだ。けれどそんな理由は説明できないので、短くまとめて、私は公爵様の味方だからと伝えた。
今のところ、デュブレッド家は私にとって悲しい記憶として残っていない唯一の家門だった。この数日間の思い出があれば、首都に戻ってから経験する辛い出来事も、あと4回くらいは耐えられそうな気がした。そう考えて公爵を見つめた。あら? 今、彼の口元に浮かんだのは、もしや微笑みだったのではないか。
その時、レアが私を迎えに入ってきた。私を見つけて嬉しそうに駆け寄ろうとしたレアが、びくっと足を止めて頭を下げた。公爵は私をテーブルに置くと立ち上がり、騒がしく歩き回らせるなとレアに告げた。やっぱりこんな冷血漢が笑うはずなんてないよね。
部屋に戻った私は、ブロック遊びに熱中していた。私が一人で上手に遊んでいるのを微笑ましく見守っていた侍女たちは、ヒソヒソとお喋りを始めた。レアが頷くと、侍女たちは驚いた。太陽が西から昇ったんじゃないか、あのご主人様が赤ちゃん様のことを心配なさるなんてと。誰が私の心配を? 晴天の霹靂とも言うべき衝撃に、私は驚いた。
侍女たちがもっと詳しく聞かせてほしいと尋ねた。レアは私の代わりにブロックを積み上げながら、夜は危ないからお嬢様をしっかりお守りしろと仰ったのだと説明した。「うるさく歩き回らせるな」という言葉を、一体どう解釈すればそんな風に変換されるのだろうか。私は彼女のポジティブすぎる思考回路に、驚きを通り越して感心してしまった。
侍女たちは、お嬢様を養子に迎えられたらいいわね、若様たちも妹ができればきっとお喜びになると話し合った。ああ、デュブレッドの三公子か。彼らは有名で、誰もが目を引く容姿と武芸の才、知性を兼ね備え、同時に冷徹な性格でも知られていた。だが未来には「ミナのお兄様たち」という称号で呼ばれることになる。公爵と同じく他人には冷酷で無関心な彼らが、ミナに対してだけは甘やかし、献身的に尽くした。特に長男はミナを巡って皇太子と三角関係になっていた。
しかし侍女の一人が、養子になることが本当にお嬢様にとって幸せなのか、旦那様は先代にさえ剣を向けたようなお方だと言いかけた。レアが鋭い声で呼ぶと、侍女はびくりと肩をすくめた。レアは侍女を睨みつけると、他の使用人たちを下がらせ、それから私の手を優しく握って言った。公爵様はそれほど悪い方ではない、複雑な事情があって世間に誤解されているだけだと。旦那様は奥様を深く愛し大切にされていた、もし出産中にお亡くなりにならなければ、お嬢様はきっと素晴らしいお母様に恵まれていたはずだとレアの瞳が悲しみで陰った。
出産? 公爵夫人は4人目を妊娠していたの? そんな話、回帰前にも聞いたことがなかった。それなら公爵があれほど冷徹になってしまったのも理解できる。愛する人を二人も同時に失って、まともに生きていけるはずがない。レアは、お嬢様には旦那様を怖がらないでいただきたい、そしてお嬢様が良き父親に恵まれることを願っていると告げた。私をそっと抱き上げたレアは、優しく私の背中を撫でてくれた。耳元で囁く声は甘く、私はレアの肩に顔を預けたまま、いつの間にか眠りに落ちてしまった。
真夜中になってようやく目を覚ました私は、枕の下に頭を突っ込んで唸り声を上げた。お腹が空いた。家賃を払うために回帰前の記憶を必死に絞り出したせいで、かなり頭を使ったというのに、夕食まで抜きにしてしまった。朝まで待とうかとも思ったが、空腹はどうしても我慢できなかった。あまりの空腹に、ただでさえ乏しい理性が底をついた。脳裏を占領したのは、繰り返される回帰の中で味わった「餓死」への恐怖だ。何か食べなきゃ。
結局、本能に身を任せた私は、そっとベッドから抜け出した。闇への恐怖をこらえながら厨房へと向かったが、扉は閉まっていた。困ったな。私は再び城の中を彷徨い歩いた。かなりの時間が経ってから、ようやく使用人の待機所でパンを一つ見つけた。誰かの食べ残しのように半分にちぎれていてパサパサだったが、食べ物を見つけただけで十分満足だった。私はパンを抱え、うれしくて廊下を駆け出した。早く部屋に戻って食べよう、そう思った矢先、パンに気を取られて走っていたせいで、何か硬いものにぶつかって尻もちをついてしまった。何にぶつかったのかと見上げた私は、息を呑み、慌ててパンを背後に隠した。
そこには、冷ややかな瞳で私を見下ろすデュブレッド公爵が立っていた。夜に見る彼の姿は、手足がガタガタと震えるほど恐ろしかった。その瞬間、ミナがアミティエ公爵の膝に顎を乗せて楽しげに話していた物語を思い出した。ジャン・バルジャンはパンを盗んでどうなったと言っていただろう? 死刑になったんだ。ミナの明るい声が頭をよぎり、顔からすっと血の気が引いた。
公爵が何をしていたと低く問うた。子供らしくないほど利発だったのは、皇太后が我が家を探るために送り込んだ回し者だったからかと。本気で殺気立った気配を放つデュブレッド公爵は、私ごときが相手にできる人物ではない。恐怖で声も出せずにいると、公爵が低く、運命の子よと呟いた。私は嘘をつく奴が嫌いだ、特に味方のふりをして白々しく振る舞う奴はなと。彼はそういう奴らは皆口を引き裂いてやったと言葉を継いだ。その言葉に、背筋がゾクリと震えた。公爵が私の方へと、わずかに腰を屈めた。この幼い鼠はどうしてくれようかと。
私は慌ててその場に平伏した。できるだけ体を丸く縮こまらせて、両手を合わせ、ごめんにゃしゃい・・・と謝った。公爵が何がだと問うと、私はぬしゅみました(盗みました)と答えた。金か、聖物か、軍事機密かと問い詰められ、闇の中で真っ青に光る公爵の目は本当に恐ろしくて、私はしゃくり上げながら、ぴゃん(パン)・・・とそれを差し出した。
赤ちゃんは悪役を育てる3話レビューまとめ
韓国のサイトkakaowebでのレビューを見てみましょう。

あ、なんか悲しい

お腹が空いてパンを盗んだなんて

あーあ。かわいいちっちゃい赤ちゃんがあんな風に言うと胸が痛む

かわいい!私の勘が言っている!運命の子供が、この家の4番目だって

パンを盗んで死刑に処せられた?

四番目の子供、気になりますね

レ・ミゼラブルのジャン・バルジャンは死刑にならず、逃げて、幸せに老いて死んだよ。大丈夫だよ

お腹が空いてパンを盗んだから口を引き裂くのでしょうか!?

ジャン・バルジャンの話をしながら、「死刑にされました」と明るい声で言っていたミナ。その性格はどうなのかなあ?

かわいいです。成長応援しています
わたしの感想◎パンを盗むほどお腹すかせていることで、使用人の人たちが怒られちゃうほうが心配かも
まとめ
あらすじと韓国原作ノベルレビューをまとめました
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