韓国kakaoで人気のノベル 赤ちゃんは悪役を育てる(原題아기는 악당을 키운다)が大変面白いので、紹介します。
各話のあらすじと韓国kakao読者のレビューをお楽しみください。kakaoでは、2025年12月30日ウェブトゥーン開始を発表され、漫画化もされています。
※未読の方はネタバレにご注意ください
作者紹介
ノベル Lyshaさん (「お嬢様はロイヤル・シェフ」など)
漫画版絵 ヨンドゥさん
赤ちゃんは悪役を育てる16話あらすじ
ルブレインが侍女を連れて部屋を出ていくと、アンリは目を細めて思案した。純真なふりか、食わせ物か。アンリは天才の兄と優秀な弟に挟まれ、海千山千の大人たちに囲まれて育った。アカデミーにはライバルがひしめく。そんな世界で生きてきた彼に、純真なだけの子供という存在は理解できなかった。
教団と皇室の秘密を告発した子が、何も知らないはずがない。この一ヶ月耳に入ってきた話。転がり込んできた石が居座ろうとしている。賢しく愛嬌を振りまき、城の使用人たちを骨抜きにし、公爵の膝の上を指定席のように占領しているという。アンリはアイザックを振り返り、警告した。ぼさっとしていたら居場所なんてすぐになくなるぞ。
アイザックはニヤニヤと笑った。あいつ、俺のことを分別のあるかっこいい奴だと思ったみたいだと。アンリが呆れる。もうすっかり丸め込まれたみたいだなとアンリに言われたアイザックは、違う、ほっぺがぷにぷにしているから触ってみたいと思っただけだと心の中で言い訳した。
『いじめてやる』午後、アイザックは誰もいない隙を狙ってルブレインに近づいた。一人でボタンをいじっていた彼女が顔を上げ、じゅーにこ、あるのと呟く。アイザックは身の程知らずな望みを持つなと言いながら、腰元を手探りした。通りがかったアンリが眉間にしわを寄せた。剣を抜くつもりか?何を考えているんだ?
腰から何かを取り出したアイザックが残酷な宣言を下した。俺は恐ろしいほど、お前の目の前で一人でパンを食べてやる。ルブレインがビクッとして後ずさりした。アンリは脱力した様子で、あいつら馬鹿じゃないのかと漏らした。恐ろしい脅し文句を聞いて、私は泣きそうな顔になった。子供のくせに、なんて意地悪なんだろう。完全に子供の精神状態になっている今の私は食い意地が張っている。大切なお坊ちゃんの髪を引っ掴んだら、即座に追い出されてしまう。
ほちくないもんと言うと、アイザックは勝ち誇ったような顔で笑った。そのまま横を通り過ぎようとしたので、私は彼の服の裾を掴んだ。ぱ……。なんとか話しかける。アイザックはパンを半分にちぎって差し出してくれた。私は急いでかぶりついた。ああ、やっぱりお砂糖だわ。がっつく私をアイザックはじっと見つめ、自分が持っているパンを一口かじった。悪くないな。
いつの間にか私たちはしゃがみ込み、二人で仲良くパンを食べた。廊下を通りかかった使用人たちが微笑み、アンリはアイザックを一瞥して去っていった。パンを食べ終えた頃、レアが私を探しにやってきた。やばい。今日のおやつはイチゴをあげるから、間食はダメだと言われていたのに。
レアがじろりと見てきたので、私は慌てて、あいしゃっくがくれたのと言い訳した。アイザックが俺がやったんだと口を開くと、レアは仕方がなさそうに苦笑いし、坊ちゃまと仲良く召し上がったのでしたら、今日はお咎めなしにいたしましょうと言って、抱きかかえてくれた。私はのっそりと体を起こしたアイザックに手を振った。
部屋へ向かう道すがら、レアは、うちのお嬢様はこんなにも愛らしいのだから、坊ちゃま方もお嬢様のことをお好きになるだろうと語った。違うよ、レア。アンリもアイザックも、私のことなんて好きじゃない。私は心の中でため息をついた。やっとの思いでデュブレッド公爵という高い山を登りきって養子になれたと思ったら、今度はアンリ山とアイザック山という新たな難所が立ちはだかっているのだ。
前向きに考えよう。どのみち、アンリとアイザックとは親しくなっておかなきゃいけなかった。亡命するまで数年はここで暮らすんだし、好感度を稼いでおくに越したことはない。あの二人の後を追いかけ、顔を合わせる回数を増やして、情をわかせるのよ。亡命するその日まで悠々自適に暮らしてやるんだから。そう決心した私は、小さな拳をぎゅっと握りしめた。
***
翌日。私は公爵との朝食を狙って、朝早くから食堂へ下りた。今日に限ってこれほど早起きしたのには理由がある。朝食の席で家臣たちに、アンリとアイザックが帰ってきたと知らせるって言ってたからだ。つまり、今日の昼にはあの二人も出席する。食事が終わったら自然な流れで一緒に遊ぼうって誘おうと決意した。
私は食堂のドアの隙間から顔を覗かせた。長いテーブルの最上席には公爵が座り、その右隣にアンリ、次にアイザックが順に座り、周囲には家臣たちがずらりと席を埋めている。最初に声をかけてきたのはノースだった。食堂中の視線が一斉に私に集まった。すごく堅苦しい雰囲気で悩んでいると、ノースがにっこりと笑って、閣下にお会いしたくていらしたのですねと言ってくれた。
本当は違うけれど、私はただ目をぱちくりさせて公爵を伺うと、なぜか彼は得意げな様子だ。こちらへ来いと言われ、私はてちてちと彼の方へ歩いた。椅子のそばまで行くと、彼は私を抱き上げ、膝の上に座らせてくれた。私は平気な顔をしていたが、初めて見る家臣たちは心臓麻痺を起こしそうな表情を浮かべていた。噂は本当だったのですねと見知らぬ家臣が呟くと、デュボス子爵が豪快に笑い声を上げた。
デュボス子爵が褒めると、他の家臣が本当にお優しくておとなしいお方だと続けた。好き嫌いもなく、これほど小さなお子が、ピーマンや人参も残さず召し上がる。人参の話が出た瞬間、アイザックがびくりと肩を揺らした。しかし家臣たちは次から次へと喋り続けた。騒いでいるのはみな、公爵の最側近の家臣たちだった。
使用人たちだけでなく、家臣たちの目にも相当なフィルターがかかっているみたい。彼らは私の素晴らしさを自信満々に語った。記憶力もいい、賢い、カーネーションのコサージュも自ら買ってこられた、と。
ご挨拶もとてもお上手なんですよとデュボス子爵が豪快に笑う。食堂中の視線が再び私に集中した。頬がチクチクするほどの熱烈な視線に、私は引きつった表情を浮かべたものの、口を開いた。あんにょん。
すると、デュボス子爵と顔なじみの家臣たちは、誇らしげに高笑いした。自慢したのは彼らなのに、なぜか恥ずかしさは私の担当になっている。今日の目的であるアンリとアイザックは、だらしなく顔をほころばせる家臣たちを、おかしな人を見るような目で見つめていた。
デュボス子爵は私にとってはただの慈愛に満ちたおじいさまだが、その実体はデュブレッドの情報部を統括する男だ。かつてヴァロア家から送り込まれたスパイがデュボス子爵に捕まり、虫の息で戻ってきたのを私は見た。その間者は舌がただれ、指も何本か失っており、到底人間の姿とは思えないほど無残な状態だった。つまりこの好意は、私が絶え間なく積み重ねてきた社会生活の証しと言えた。
食堂の扉が再び開いた。申し訳ありません、いささか遅くなりましたかなと言いながら中へ入ってきたのは、白髪の老人だった。テラモア公――先日、ノースが忌々しそうにしていた、例の家臣だった。
赤ちゃんは悪役を育てる16話レビューまとめ
韓国のサイトkakaowebでのレビューを見てみましょう。

脅迫がこれほど可愛いのを見るのは初めてです!!!

パンを食べるのはとてもかわいいです

しゃがんで並んでパンを食べる二人、すごく見たい!!!

そんな中、社会生活と言ってため息をつくルブ

今、恐ろしく甘いパンが食べたい

何歳差なのかなあ?

ルブレインには、歩くたびにピコピコ音が鳴る靴を履かせましょう

テラモアおじいちゃんが来たけど、どうなるの?大丈夫?

前世で飢え死にした子供には、パンを一人で食べる、は刀よりも効果のある脅しでしたね
わたしの感想◎アイザックとは仲良しまであと一歩。アンリもきっと大丈夫でしょう!3人で活躍するシーン、見たいな
まとめ
あらすじと韓国原作ノベルレビューをまとめました
17話
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