韓国kakaoで人気のノベル 赤ちゃんは悪役を育てる(原題아기는 악당을 키운다)が大変面白いので、紹介します。
各話のあらすじと韓国kakao読者のレビューをお楽しみください。kakaoでは、2025年12月30日ウェブトゥーン開始を発表され、漫画化もされています。
※未読の方はネタバレにご注意ください
作者紹介
ノベル Lyshaさん (「お嬢様はロイヤル・シェフ」など)
漫画版絵 ヨンドゥさん
赤ちゃんは悪役を育てる20話あらすじ
テラモアは信じられないといった様子で凝視してきたが、私はにやりと笑い、アンリを虐待したことがすぐに公爵に知れ渡ると囁いた。そして彼の横を通り過ぎ、アンリの手を引いて部屋を出た。アンリは素直についてきてくれた。
書斎から十分に離れたところで、アンリが険しい表情で問いかけてきた。正気なのか、怖くないのかと。テラモアの手の甲を突き刺したのを見て動揺したのだろう、距離を置くために使っていた敬語が消えていた。後が怖いぞ、テラモアは卑劣な男なんだとアンリは続けた。私はむくれた顔で、アンリをいじめる悪い人なんてちっとも怖くないと答えた。本当にテラモアのことなど恐ろしくなかった。もっとおぞましい者たちを嫌というほど見てきたのだ。それに、ちゃんと当てがある。
それよりもアンリのことが心配だった。殴られた頬は真っ赤に腫れ上がり、襟元も無惨にヨレていた。医者に行こうと促したが、アンリは声を荒らげて拒み、今日のことは誰にも言うなと吐き捨てて離れていった。虐待を受けた子供は、一生他人の顔色を伺うか、攻撃的な性格に育つかのどちらかであることが多い。トラウマとは、それほどまでに断ち切るのが難しい足枷なのだ。何度も回帰を繰り返した私でさえ、過去の記憶のせいで人を完全に信じることができない。遠ざかるアンリの後ろ姿を見つめ、私はため息を飲み込んだ。
***
廊下を早足で歩くテラモアの口元から歯ぎしりの音が漏れた。あの狂った小娘は「運命の子」などではなく、神殿が送り込んだ悪魔に違いないと確信していた。到底子供とは思えない冷ややかな眼差し、辛辣な言葉、喉が焼けつくような威圧感。だが、あのような小娘に後れを取るつもりはなかった。テラモアは公爵の執務室を訪ね、興奮を抑えきれず運命の子について訴えようとした。しかし公爵の膝の上には、すでにルブレインがにっこりと笑って座っていた。それだけではない。部屋にはミサンク子爵と元老院の家臣数名、副官のノースまでが同席しており、彼らが自分に向ける視線は尋常ではなかった。(まさか、すでにアンリに手を出したことを報告したのか!?)
ミサンク子爵が眉をひそめ、主君の子息によくもあんな真似をと怒鳴りつけた。テラモアは慌てて弁明し、手の甲の傷を見せつけながら、あの子はただの子供ではない、すべて策略だと必死に訴えた。しかし子爵は呆れた顔で、我々が話していたのは令嬢の些細な失敗に怒鳴りつけて脅した件だと告げた。幼子の一度の失敗にどれほど恐ろしく怒鳴れば、顔を見ただけで涙を流すのかと。さらにテラモアが弁明の中で発した「あんなこと」とは他に何をしでかしたのかと追及された。
テラモアが狼狽してルブレインと目を合わせると、その口角がくいっと持ち上がった。嵌められたのだ。あの言葉は自分を焦らせるための布石だった。犬猿の仲であるミサンク子爵を連れてくることで冷静な思考を奪い、アンリへの虐待を自ら暴露するよう仕向けたのだ。真っ青になったテラモアに、子爵がさらに問い詰めた。言い間違いだと弁解したが信じる者はおらず、子爵は公爵に進言した。これほど後ろ暗い者に若君たちの教育は任せられないと。家臣たちも一斉に事実確認を求め、公爵はテラモアの調査を命じた。
子爵たちが退室した後、私は公爵の膝から飛び降りて後に続いた。廊下で子爵の袖を引き、テラモアは悪い人なのかと純真な顔で尋ねた。子爵はにやりと笑い、万死に値する男だと答え、明日さっそく貴族たちを連れて職務停止を訴えると宣言した。私ははしゃいで見せたが、内心では冷静にその言葉を刻んでいた。図らずも味方をもう一人作ることができたようだ。
子爵が去った後、部屋を出たテラモアと鉢合わせた。血相を変えているところを見ると話はこじれたようだと告げると、テラモアは私の腕を掴んで隅に連れていき、お前が神殿の遣わした悪魔だとすべてをぶちまけると凄んだ。私は冷たく返した。自分から後ろ暗いことがあると認めた人間の言葉を、誰が信じるのかと。今回の件を揉み消そうとする苦し紛れの嘘だと思われるに決まっている。
テラモアが歯ぎしりしながらクソ女と罵ると、私は目を真っ直ぐに見据えて低い声で告げた。あだ名は犬だったの、噛みついたら離さないと。そしてにこにこ笑いながら、手を離さなければもう片方の手まで刺すと警告した。前世で物乞いとして裏通りを転々としてきた私に、甘やかされて育った貴族の脅しなど通用しない。テラモアの手から力が抜け、私は軽やかな足取りで背を向けた。
***
翌朝、ミサンク子爵は貴族たちを引き連れて城を訪れ、テラモアの職務停止を訴えた。元老院の半数はすでに子爵側に寝返っており、次の元老の座が回ってきそうな情勢に取り入ろうという魂胆だった。当然、テラモアの地位は危ういものとなった。議長にすがりつくテラモアの悲痛な叫びをBGM代わりに、私は鼻歌交じりにアンリの様子を見に向かった。テラモアとの授業が中止になったとはいえ、二人はアカデミーの冬休みの宿題をしているはずだった。
書斎のドアからそっと顔を覗かせたが、中は空だった。背後から声をかけられ、心臓が飛び出るほど驚いて振り返ると、アイザックとアンリがこちらを見ていた。書斎にない本を探しに図書室へ行っていたとアイザックは説明し、逆に私がなぜここにいるのかと問いかけた。目を細めて覗き見かと詰め寄られ、違うと否定したものの、ただ見ようとしただけだと苦しい言い訳になった。
アンリの方をちらちらと見ながら黙り込んでいると、アイザックが何かを察したように呟いた後、大きな声を上げた。今日のおやつがケーキだと聞きつけてきたんだな、と。
赤ちゃんは悪役を育てる20話レビューまとめ
韓国のサイトkakaowebでのレビューを見てみましょう。

はあ、良い、とても好き、可愛い、性格も完璧だよ。その調子でクールに全部やっちゃって

アイザック、なんかいいね!

犬みたいな奴!という罵声に、「どうして分かったの?私のニックネームは犬だったのよ!」って返しは最高

ルブレインが犬だとしたら、ポメラニアンですかね

今日のおやつ、ケーキでした?私はチョコレートでお願いします!

触れたら、噛む・・・!

私はケーキの家を建てるでしょう。世界をケーキ畑にします

アンリはもう痛くないといいな

ルブはチワワです。遠くから見ると可愛かったのに、近づいたらかなり危険犬でした

アイザックは単純で良い。アンリの心も溶けたかな
わたしの感想◎アンリが叩かれたから万年筆でテラモアを刺したって言ったら、公爵は褒めてくれるのでは?と思っていたけれど、アンリのためにここは内緒なのかな
まとめ
あらすじと韓国原作ノベルレビューをまとめました
21話
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