韓国kakaoで人気のノベル 今度のパパは大悪党(原題아기는 악당을 키운다)が大変面白いので、紹介します。
各話のあらすじと韓国kakao読者のレビューをお楽しみください。kakaoでは、2025年12月30日ウェブトゥーン開始を発表され、漫画化もされています。
※未読の方はネタバレにご注意ください
作者紹介
ノベル Lyshaさん (「お嬢様はロイヤル・シェフ」など)
漫画版絵 ヨンドゥさん
今度のパパは大悪党22話あらすじ
どす黒く変色した鞭打ちの痕を目にし、レアは両手で口を覆った。公爵の冷ややかな視線を浴びたアンリは顔を背け、頑なに結ばれた唇の端が小刻みに震えている。嘘をつく奴は嫌いだ、我が息子ならなおさらだと公爵が正直に話すようにとアンリに迫った瞬間、私は叫びながら二人の間に割り込んだ。
公爵の腕にしがみつき、アンリが怖がっていると訴えた。本当は私だって怖かった。呪文もなしに魔力を発動させる怪物にしがみつくなど、ライオンの口に飛び込むほうがマシだったかもしれない。恐怖で震えた時、公爵の掌から力が抜けた。解放されたアンリは奥歯を噛み締め、部屋の外へ飛び出した。必死に追いかけ、服の裾にしがみついたが振り払われた。不良品じゃないよ、怖いものがあるのは悪いことじゃない、私が守ってあげるから公爵様のところへ行こうと呼びかけた。
アンリの怒鳴り声が暗い廊下に響いた。余計なお世話だ、何様のつもりだと。籍に入ったからって本当の兄妹になったと勘違いしているのか、血のつながりもない孤児を家族だと思う奴がどこにいると冷酷に言い放ち、背を向けて去った。取り残された私は、その背中をただ見つめていた。
***
人々は部屋に引きこもったアンリの代わりに私に経緯を尋ねた。罠にかけたこと以外はすべて正直に話した。ノースとデュボス子爵は激昂した。なぜもっと早く話してくださらなかったのかとノースが嘆くと、まだ幼子だ、話せばより恐ろしいことが起きると怯えていたのだろうと子爵が答えた。
公爵はセラモアを地下牢へ投獄し拷問を子爵に任せたが、アンリが長年暴行を受けていた事実は伏せるよう命じた。子爵が困惑して問うたが、公爵は無視して退室を命じた。元老院を解体しない公爵のことを誰もが我が子に情がないのかと首を振ったが、私の考えは違った。公爵は、先代が亡くなる直前まで、どんなに危険な命でも文句ひとつ言わずに遂行してきた。それは、先代が三人の公子を人質に取っていたからに違いない。我が子を人質に取られていたからこそ、ドラゴン討伐にさえ先陣を切って赴き、命懸けで戦ったのではないか。
元老院を解体すれば内戦になりかねない。だが目障りな元老院を排除する絶好の機会を捨てたのは、そうすることでしか公爵も気付いたアンリの弱点――先代のせいで抱えたトラウマ――を隠し通せないからだ。弱みのある権力者の子供は常に危険にさらされる。だから守るしかなかったのだ。
***
一方、アンリの部屋。ノースが眠る子供を確認し、イリ(デュブレッドの最精鋭軍)たちに口封じと警備強化を命じて去った後、深い闇に包まれた部屋にルブレインが忍び込んだ。重い扉を閉め、抜き足差し足でベッドに近づくと、そっと袖をまくり上げた。医師の診察も拒否したどす黒く変色したあざの上に軟膏を塗ると、染みるのかアンリが身じろぎした。心臓を押さえつけながら様子を伺い、起きていないことを確認した。
帰ろうとした時、小さなうめき声が聞こえた。ルブレインは布団の上から優しくトントンと叩いた。だいじょうぶだよ、いい子ね。かつて自分が誰よりも欲しかった言葉。この言葉がアンリの慰めになればいいと願った。
ルブランが去った後、アンリはゆっくりまぶたを持ち上げ独白した。あんなに嫌な顔をしてものろのろ付きまとってくるお人好しのバカが・・・。あんなに酷い言葉をぶつけたのに。あれは本心ではなかった。弱さを見透かされるのが怖くて、つい攻撃的に怒鳴ってしまったのだ。本当は怖かった。セラモアが手を振り上げた瞬間、祖父の幻影が重なり、やがて父の姿に変わって叫んだ。欠陥品など私の子ではないと。その幻影が剣を振り下ろし、髪を掴み、喉に刃を突き立てる。「わたしがまもってあげる、アンリ」――その言葉は救いだった。アンリは布団に顔を埋め、声を殺して泣いた。
***
城内は大騒ぎとなった。セラモアを推薦した長老のうち二人が失脚し管轄地も没収、元老院が反発していた諮問機関の新設案もそのまま通った。地下牢のセラモアは無残な姿だったが諦めきれず、運命の子の秘密を知っていると議長に伝えてくれと兵卒にすがった。しかし狂人の言葉など誰が信じると蹴り飛ばされた。その時、牢獄にアンリが下りてきた。セラモアの顔が明るくなった。トラウマを漏らされるのを恐れて訪ねてきたに違いないと。アンリは兵卒を外に出し、二人きりになった。
ここから出してくれとすがるセラモア。トラウマについては口外しない、議長にあの小娘のことを伝えるだけだと言うセラモアに、アンリの体から放たれた冷ややかな殺気が首を締め上げた。自分を真っ向から見据えるアンリの姿は、あり得ないものだった。セラモアが、不良品め!といつも子供を絶望の淵へと追い詰めてきた言葉を吐き捨てたが、アンリは平然と見つめ返した。僕は不良品じゃないってさ。ルブレインの言葉を静かに告げた。真っ青な顔で伸ばされた手を、かつてなら震え上がっていたはずのアンリが無造作に蹴り飛ばした。不思議と、もう怖くはなかった。あの小さな子に危害を加えようとしたのだと思うと、恐怖より先に腹の底から何かが煮えくり返った。
アンリは冷ややかな笑みを浮かべて言い放った。それから、僕の妹は『小娘』なんかじゃない、ルブレインだと。自分の部屋ですやすやと眠るルブレインは知る由もなかった。特技は脅迫、趣味は脱税、そして美貌を武器にする、忠犬のような「わんこ系」従者が自分にできたという事実を。
今度のパパは大悪党22話レビューまとめ
韓国のサイトkakaowebでのレビューを見てみましょう。

脱税が趣味はいかがなものでしょうか

趣味=楽しむためにすること。あれ?

こうして男は家族に拷問されて最期を迎えたのでした・・・

公爵は表現が不器用なだけで、本当に温かいお父さんです

アンリが!ついに長年の虐待のトラウマから抜け出しましたね!

人が他の人に与える行動は、実際には自分が受けたい行動です

アンリの特技と武器を見たい方は、プロローグに出ていたよ!

アンリ編、感動ものだよ

アンリ!今あなたはルブレインのものです!ルブは悪魔ではなく天使です
わたしの感想◎アンリがちゃんと克服して、自分でやり遂げたね!ルブレインの言葉、嬉しかったね、ルブレインにも言ってあげてほしいな
まとめ
あらすじと韓国原作ノベルレビューをまとめました
23話
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