※未読の方はネタバレにご注意ください
ピッコマ(まんがアプリ)で毎週金曜日連載中の貴族社会を舞台に書かれる恋愛ロマンス漫画『この結婚はどうせうまくいかない』毎週続きが気になるとても面白い漫画なのでご紹介します
ノベルのあらすじと韓国原作のレビューをまとめました。
イネス前前世相関図
「この結婚はどうせうまくいかない」イネスの前前世の相関図です

イネス前世相関図
「この結婚はどうせうまくいかない」イネスの前世の相関図です

イネス今世6才時点での相関図
「この結婚はどうせうまくいかない」イネスの今世(6才時点)の相関図です

イネス今世(現在)相関図
「この結婚はどうせうまくいかない」イネス今世(現在)の相関図です

この結婚はどうせうまくいかない295話あらすじ
不意に近づいてくる足音の先に、ルシアーノを呼ぶ声が聞こえた。カッセルがイネスのためにルシアーノに使いを走らせたのだ。エスカランテ公爵は、何事もなかったかのように、平然と背を伸ばし、荒い息を整えた。ルシアーノも何食わぬ顔で、彼を支えていた手を離した。カッセルは突然の勅命を受け、どうしても急ぎ発たねばならず、できることならルシアーノに今すぐ、イネスを連れてバルカ官邸を離れてほしいとのことだった。
伝言を聞いたルシアーノが言いようのない不安に襲われたその瞬間、エスカランテ公爵が彼の背中を押した。半ば駆けるような足取りで先ほどとは反対側に位置する最後のホールにたどり着いた時、ルシアーノが見たものは、バルコニーのある右側の壁に沿って、皇太子の近衛騎士たちがずらりと一列に並んで警戒にあたっている光景だった。
ルシアーノは呆れて失笑が漏らしながら、イネスがいるはずの3番目のバルコニーへと向かった。しかし、騎士たちが二重の列を成して彼の行く手を阻んだ。彼らは皇太子がバルコニーで休憩中のため、誰も通すことは出来ないと言った。
イネスを連れ戻しにきたと主張するルシアーノに対して、オスカル以外誰もいないと言い張る騎士。しかも、これ以上立ち去らぬというのであれば、殿下に不名誉を着せるため、故意に性的なスキャンダルを捏造しようとしたと報告する、と言い出した。引かぬルシアーノに騎士はとうとう、オスカルからルシアーノを拒絶するようにと言われていることを伝えた。
その時バルコニーでは、オスカルが室内の騒ぎに耳を傾け、お前の兄は相変わらずだなと安心させるかのようにイネスに微笑んだ。イネスは不安そうに欄干に背を預けて立っていた。オスカルが、ルシアーノはあまりに妹に過保護すぎて二人は怪しいという噂まで出たと口にした。もちろん嘘だって知っていたよ、イネスは私を裏切ったことなどなかったからな、あの画工に出会うまではな、とオスカルは続けた。
あれを裏切りと呼ぶのか・・・イネスは密かに嘲笑を浮かべた。すべてを覚えていながら、目の前で妻がどうして、どうやって死んでいったのか、すべて記憶したまま、私と同じように回帰したこの世界で、あれを”裏切り”と呼ぶのか。
イネスがエミリアーノと逃亡した二度目の人生。世間からどれほど多様な言葉で表現されたか、イネスは知っていた。皇太子との結婚を3ヶ月後に控え、突然彼を裏切って姿を消した女。わずか16歳で、自分を「あれほど」大事にして愛してくれた完璧な婚約者オスカルを見捨て、あろうことか別の男と密通したふしだらな女。オルテガ中を噂は駆け巡った。ヴァレスティナの娘は皇太子の目を盗んで男たちを次々と寝室に引き入れ、耐えかねた皇太子殿下が……。そんな噂さえも流されたオルテガ中を震撼させた高貴な娼婦。
イネスは、自分の名を知るすべての人々から軽蔑された。相手が皇太子だったために、彼女の不貞と裏切りは時に「反逆」とさえ呼ばれた。しかし、どれほどの非難を受けようとも、オスカルが自分の人生に存在しない瞬間がどれほどイネスにとって完璧だったことか。自ら死を選んだあの一日のほうが、あんな怪物と生きていく一生よりもマシだったのだ。
それを誰よりも分かっているはずなのに。一体どうして。世間など関係ない、すべてを記憶しているこの”屑”だけは、それを”裏切り”と呼ぶべきではなかった。さきほど見た絵画に描かれた場所たち、田舎の礼拝堂、モレノの森たち等々は、彼女がオスカルから初めて逃れ、解放感を足跡のように残してきた場所だった。そのひとつひとつにあいつの視線が向けられたかと思うとおぞましくてたまらなかった。
オスカルは卑しいやつ(エミリアーノ)のおかげで、イネス兄妹を切り離せたことは良かったと嬉しそうに語った。それに賢いイネスが二度も同じ手で裏切るはずはないから、今回はイネスがおもちゃ”を助けるのを黙って見ていてやった、と告げた。
彼が、エミリアーノを・・・。エミリアーノ。エミリアーノ。エミリアーノが私を覚えている。イネスの全身を冷たい気配が這い上がった。どこでも良いから逃げ出したい気持ちを抑え、イネスは手すりを掴むと、どうしてわかったのかとオスカルに尋ねた。忘れたことなど一度もないから、知る必要すらなかったというのがオスカルの答えだった。イネスは、アリシアがあの絵と絵描きのことをどうやって知ったのか尋ねたのだと言った。
ほんの数週間前。イネスにとって特別な思い出があるから、良い贈り物になるだろうと言って、オスカルが頼んだ。私の手が加わっていることが先に知れれば、お前が怯えるだろうから、とオスカルは自分の計画であったことを打ち明けた。アリシアはイネスとは違かった。私たちと同じ人間は、私たちしかいなかったよ、とオスカルが言った。
イネスは火を飲み込んだような気分だった。彼は慎重に、一歩踏み出してきた。親切そうな笑顔を浮かべた善人面、イネスには歪みきったおぞましい化け物にしか見えなかった。オスカルがイネスに話す。アリシアは何一つわかっていない。ただ、一人で勝手に推測して独断で、イネスに無礼な真似を・・・。あの絵描きも君を裏切ったわけじゃないから、どうかこの件で少しも傷つかないでくれ、と。
イネスの前前世。毎日、体の一部が少しずつ切り落とされていくような人生だった。ある日は指が、ある日は手首が、そうして徐々にすべてを切り刻まれ、最後には地面を這うことすらできない地獄へと自分を突き落とした男。なのに今さら、傷つかないでほしいなどと二枚舌を弄しているのだ。
エミリアーノはイネスに関するものを何一つ売っておらず、絵画たちはバルカの横暴な私兵たちが、ドン・ホアキンの倉庫から強引に奪ってきたものだった。エミリアーノは今もなにも知らずに、ビルバオで労役に勤しんでいるらしい。エミリアーノがイネスの後援を受けていることを知り、恋人という立場よりもその方が似合っている男だとオスカルは言ったあと、昔の恋人が自分を覚えていると知った気分はどうだとイネスに尋ねた。
イネスは、彼が「後援」という言葉を口にした瞬間から、エミリアーノではなくロウルデスのことを考えていた。ロウルデス。その名を思い浮かべた瞬間、すべての感覚が現実へと引き戻された。オスカルがあれほど憎んでいたエミリアーノを黙って生かしておいたのは、おそらく今この瞬間のためだったのだろう。カッセルの出征とともに生じるであろう亀裂をより強固なものにするために。
嬉しい、とイネスは答えた。オスカルは、ロウルデスの正体を知りながら、正気でメンドーサに留まっていられるような男ではないことをイネスはわかっていた。あなたも私があなたを覚えていると確信した時、こんなに嬉しかったかしら?とイネスはオスカルに尋ねた。
エミリアーノは長い間、彼女の人生に影を落としてきた存在だった。だからオスカルもまた、ずっとエミリアーノの幻影を見ていたに違いない。周囲への視野が狭まってしまうほど。そうして彼は、ロウルデスを見落としたのだ。自分と同じ赤い髪を、皇帝と同じ深い青の瞳を。
嬉しかったのか、だって?お前に再び会うために私がどれほどのことをしたか、お前には想像もつかないだろう、とオスカルが答えた。
あなたは想像すらしていないだろうな。あなたに二度と会わずに済むのなら、私がどこまで残酷なことだってできてしまうかということを。
この結婚はどうせうまくいかない295話レビューまとめ
韓国のサイトkakaowebでのレビューを見てみましょう。

バルコニーに皇太子が誰も入れないように措置するのを見て、イネスとカッセルの父親は現実を確信して、震え上がることでしょう

廃物の頂点を撮っておられます

皇太子の席が追われる存在を見逃したんだね!

イネス、今回は嫌悪感に耐えた。だけど奴の後頭部を叩いて地獄に落とせる方法の確信を得てワクワクしただろう

あの頃、あなたがどれほど醜かったことか。また同じ感じを味わいたくないから離れろって言ってくれないかな?

よし、イネス。気を取り直して、一発食べよう

助けて〜セリフのひとつひとつが気持ち悪くて見たくない。カッセルは何をしてるの!!!!!

イネスのジョーカー。ふふふ。

オスカルも本当に・・・数回の人生をカッセル同様一生イネスだけを見つめて生きてきて。それに最初は偶然自殺したのかもしれないけど、記憶が残るって気がついたあとは、イネスを手に入れるために自殺を繰り返してきたんだよね。怖いよ

イネスが耐えられずにバルコニーから落ちてしまうかも、と心配していた私が馬鹿でした。そう、イネスは揺れない!兄、夫、父がついている!生き残ろう
わたしの感想◎そうかあ。あの絵が偽物でないということは、エミリアーノが前世を覚えているということで、イネスにそれがわかっちゃったのね・・・。それにしても、あの状態のイネスをカッセルがルシアーノを待たずに置いていくなんて、らしくない!
まとめ
この結婚はどうせうまくいかない あらすじと韓国原作漫画レビューをまとめました
コメント
あけましておめでとうございます。
新年早々の更新ありがとうございます、嬉しいです。今年も楽しく読ませて頂きます❤️
この状況を作って勅命でイネスからカッセルを引き離すなんて、本当にロクでもない奴らだけど、それだけ皇太子の力は強大なのか、と改めて感じています。ハラハラする展開が続きますね。。
コメントありがとうございます!あけましておめでとうございます。オスカルも今世ではあらゆる手を使ってきますね。今回お父さんたちが知ったことが、ぜひプラスに働くことを願っています!