韓国kakaoで人気のノベル 今度のパパは大悪党(原題아기는 악당을 키운다)が大変面白いので、紹介します。
各話のあらすじと韓国kakao読者のレビューをお楽しみください。kakaoでは、2025年12月30日ウェブトゥーン開始を発表され、漫画化もされています。2026年2月からピッコマでも漫画の連載が始まりました。
※未読の方はネタバレにご注意ください
作者紹介
ノベル Lyshaさん (「お嬢様はロイヤル・シェフ」など)
漫画版絵 ヨンドゥさん
今度のパパは大悪党30話あらすじ
私が傷口を見つめると、セリアは気まずそうに見苦しいですよねと笑った。レアは私が泣かなかったにもかかわらずひどく狼狽し、薬を持ってくると席を外した。セリアは授業を続け、その塔が300年前に先祖を祀るために建てられたものだと説明した。宿泊用ではなく象徴のような建物で、内部には階段があるだけで部屋はない。魔力で灯る電灯もなく、松明の台座がぽつんと置かれているだけだった。登ってみたいと階段をぴょんぴょん上がる私を見て、セリアは弟や妹を思い出したとくすくす笑った。きっといいお姉さんだったのだろうと言うと、セリアはそんなことはないと否定した。
私は振り返り「だってあの子たちのために貴族だって殺したんでしょう?」と告げた。セリアの顔が瞬時にこわばった。チェックメイトだった。証拠は足の甲の火で焼いたような傷跡だ。奴隷競売場で見たことがある。奴隷には皆同じ印があり、私を襲った男の足にもあった。そしてセリアはノクストンの訛りを使っている。多くの異民族が捕らえられてくる国境地帯の言葉だ。死んだ貴族は実は奴隷商人で、セリアはその奴隷だった。亡くなった貴族が身寄りのない子供を引き取っていたのは売るためだったのだ。内部構造を知るからこそ、セリアはたった一人で屋敷に乗り込めたのだ。
震える瞳で見つめていたセリアは、やがて自嘲気味に笑い、デュブレッド公爵から聞いたのだろうと誤解してくれた。勝手に誤解してくれて、私は内心安堵した。セリアは拳を握りしめ、あの男は死んで当然だったと語った。売られた子供たちは何も知らず、あの男が助けに来ると信じていたそうだ。かつてのセリアのように。セリアは頭が回る方だったので屋敷で働かされ、売られるのが遅くなり、他の子より早く本性に気づいた。死に物狂いで脱出し子供たちを救いに行ったが、多くはすでに売られた後で、売り物にならない子供たちは無残にもとセリアは言葉を濁した。
デュブレッドに潜り込んだ理由を尋ねると、セリアは私の前にがっくりと膝をつき、見習い行政官では閣下にお目にかかれないから力添えをと懇願した。私はぎょっとして、公爵に会ったら死んでしまうと言い返した。血も涙もないあの人が過去を憐れんで見逃すはずがない。セリアはあの男の手下がデュブレッドにいるはずなのだと訴えた。売られた妹たちを捜し出さなければならないと。その瞬間、頭の中の不吉な予感がつながった。異常なほど子供を好み、一目で手の長さを測るような仕草。私がヤコブと呟いた時だった。
階段の下から、どうして分かったと間の抜けた声が聞こえた。駆け上がってきたヤコブがセリアの首を掴み上げ、一切の躊躇なく階段の下へ突き落とした。高い階段を転がり落ちたセリアの周りにどす黒い血が広がっていく。この塔は本城から離れた象徴的な建物で、騎士も滅多に巡回しない。人目につかないからこそ、セリアと話すためにあえて入ったのだ。彼女なら絶対に攻撃しないという確信があったから。
ヤコブが近づいてきた。客から壊さずに連れてこいと言われていたが残念だとつぶやく彼を私は睨みつけた。今度回帰したら真っ先にこいつを殺すと誓いながら、捕まる前に苦しまずに死ななければと考えた。連れ去られた後に正気を失うのが一番の恐怖だった。塔から飛び降りようと窓際へ走ったが、ヤコブの方が一歩早く襟首を掴んだ。
その時、聞き覚えのある声が響いた。レアとユニだった。逃げてと私は叫んだが、二人は動かなかった。あの子たちが私を守ろうとして、一緒に命を落とすことになれば、それこそ取り返しがつかない。もう一度叫ぼうとした瞬間、レアが片足で地面を蹴り一気に間合いを詰めた。跳躍して空中で一回転し、ヤコブの肩を踏み台に脚で首を締め上げた。壁を支えに足を回すとヤコブは倒れ込み、私も床を転がって頭をぶつけた。
駆け寄ったレアが久しぶりで加減を間違えたと謝った。レアは心配そうだが私のおでこは少し赤くなった程度で、ヤコブの方は死に体だった。一方、ユニはヤコブの肩を捻り上げ、普段の愛らしさからは想像できないどぎつい方言で、「おんどりゃ、どこから来たんや。清嘉会のマルタの回し者か? それとも茶色い狼のオルカか? それともカルタノ四兄弟のテカテカ野郎か?」麻薬密売組織や人身売買組織、暗殺団の名前を次々と並べて問い詰めた。髪を掴んで床に叩きつけ、「おい、はらわた引きずり出される前に、さっさと吐けや」と凄む。
レアはただの侍女ではなかったのかと尋ねると、昔少しだけ『イリ』にいたと答えた。全員がオーラを操る魔騎士集団、デュブレッド公爵家が誇る最精鋭騎士団だ。ユニは城に来る前に少し組織にいたといい、ささやかな金融業を営んでいただけだと弁解したが、それは高利貸しのことだろう。泡を吹いて気絶したヤコブを放り出したユニは、お嬢様の侍女の中では自分の懸賞金が一番低いと必死に訴えた。
つまりダリアとリンダも指名手配犯なのか。デュブレッド家は身分や出自を問わず人を採用する。つまり犯罪者が紛れ込んでいる可能性は大いにある。だからこそ「悪党どもの家系」と呼ばれているのかと、私は呆然と頷いた。
***
ダリアは、神の教えに従い死んで当然の人間を御許へ送っただけだと語った。強姦魔を百人ほど殺害した連続殺人犯だ。リンダは、幼い頃貧しくて外食もしたことがなかったと語った。並の領地の一年分の予算に匹敵する大金を抱えて逃亡した稀代の詐欺師だ。侍女たちはもう足を洗ったと泣きながら訴えた。反省しながら生きているから、赤ちゃん様はがっかりしないでほしいと。私はどんよりとした目で大丈夫と頷いた。回帰前の自分もミナに対する殺人未遂犯だった。もちろん、濡れ衣だったが。だが今そんなことはどうでもいい。レアが硬い表情で部屋に入り、ご主人様がお呼びだと告げた。私は本城の大広間へと向かった。
今度のパパは大悪党30話レビューまとめ
韓国のサイトkakaowebでのレビューを見てみましょう。

懸賞金が一番低いって、じゃあ他の人たちはいくらなんだよ

正直、ダリアはヒーローじゃないですか? 強姦犯なんて殺されて当然でしょう!

前にボタンを力づくで引きちぎった時に気づくべきだった・・・

今回の話はキルポイント(名場面)がいくつもありますね。

悪党だったのは家族じゃなくて・・・侍女軍団の方だった

侍女たちの正体がこれって、一体どういうこと?

「お母さんはパスタが嫌いだとおっしゃっていました」――リンダのセリフで有名な歌のフレーズが浮かんでしまう(笑)(※韓国で有名な「母はチャジャン麺が嫌いだとおっしゃった」という歌詞のパロディ)

セリアは大丈夫なの? 階段から落ちてどす黒い血が広がっていたのに、誰も気にしていないんだけど

レアが以前「包丁を持ってテラモアを殺しに行く」と言った時、みんなで必死に止めたけど・・・あれ、本気だったんだ

侍女たちが賭け事で気軽に片目を賭けていたのも、今思えば納得がいく

ミナはもしかして、危機感を感じて自分の立場を守ろうとして大騒ぎし、「殺されるかもしれない」という妄想に陥って殺人未遂をでっち上げたのでは?

懸賞金くらいなければ、デュブレッドでは働けないということか

元騎士のレアに、高利貸しのユニ、連続殺人犯のダリア、詐欺師のリンダ・・・ドリームチーム結成の流れが来てる?

侍女たちが全員キャッシュ(賞金首)なら、ルブレインが欲しがっていたお金は自分の周りを歩き回っていたわけだ。

侍女のお姉さんたち、大好きです
わたしの感想◎さすが大悪党一家!みんな懸賞金つきか・・・それなら、セリアも無事に家庭教師を続けられそう。怪我がひどくないといいな
まとめ
あらすじと韓国原作ノベルレビューをまとめました
31話
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