韓国kakaoで人気のノベル 今度のパパは大悪党(原題아기는 악당을 키운다)が大変面白いので、紹介します。
各話のあらすじと韓国kakao読者のレビューをお楽しみください。kakaoでは、2025年12月30日ウェブトゥーン開始を発表され、漫画化もされています。2026年2月からピッコマでも漫画の連載が始まりました。
※未読の方はネタバレにご注意ください
作者紹介
ノベル Lyshaさん (「お嬢様はロイヤル・シェフ」など)
漫画版絵 ヨンドゥさん
今度のパパは大悪党52話あらすじ
商団の護衛中、荷を狙う山賊との小競り合いが頻発していた。彼の知恵があれば力になるだろうと考えながら、私はアンリとイシャークに視線を向けた。ほしいものがあると切り出すと、二人は何でも買ってやると意気込んだ。犬が飼いたいと告げると、二人は呆然とした。イシャークは一番可愛い子を連れてくると言ったが、私はどうしても自分の目で見に行くと譲らなかった。
「いしゃくが もんもんを連れてきたのに、るぶ(私)のことをあんまり好きじゃなかったら どうしゅるの? もんもんが かわいしょ(かわいそう)だよ」イシャークが連れてきた犬が自分をあまり好きでなかったら可哀想だからと説明すると、この世にお前を嫌いになれる生き物などいるはずがないと二人は答えた。身内びいきは日に日にエスカレートしていたが、折れてくれたおかげで子犬を見に行けることになった。
***
目的地はデュブレッドの先にあるプラム通り。貴族御用達のペットショップがあり、ザカリーがいる民間の保育園もそこにあった。馬車を降りて通りを見渡すと、デュブレッドの商店街に負けず劣らず豪華な場所だった。侍女たちによれば、帝国最大のカジノを中心にレストランやショッピング街が広がっているという。私は侍女たちと手をつなぎ、アンリとイシャークの後ろをトコトコとついて歩いた。
その時、レアがちらりと後ろを振り返り、何かつけてきていると公子たちに耳打ちした。イシャークの瞳が珍しく冷ややかに据わり、4人か5人、訓練された隠密行動に慣れた者たちだと告げた。二人は何事もなかったような表情で、侍女たちとしばらく一緒にいてほしいと私に言った。私は緊張した面持ちで二人の袖口をぎゅっと掴み、早く戻ってきてと頼んだ。イシャークは自分はめちゃくちゃ強いから心配するなと言いながら私を抱き寄せ、頬に顔をすり寄せた。心配されたのがよほど嬉しかったのだろう。アンリが彼の襟首を掴んで横へ放り投げ、心配しないで待っていてと笑った。
私が心配していたのは、つけてきた人たちの方だった。イシャークが全員の首を撥ねてしまいそうで。二人はレアと侍女たちを私のそばにつけて去っていった。
侍女たちはプラム通りのプラムシャーベットが美味しいと勧め、私たちは菓子屋へ向かった。どんな犬がいいかと話しながら路地に入ろうとした時、古びた建物の前でマッチを手にニヤリと笑う少年を見つけた。少年は金を全部食いつぶされたと不気味に呟き、火種を建物へ投げつけた。
侍女たちは火のついた建物をぼうぜんと眺めた。高利貸し出身のユニがあそこは「犬の目」が経営している賭博場だと言い、捕まったらひどい目に遭うと呟いた。助けるべきかという辛うじて情けの心がある連続わいせつ犯殺人犯ダリアの問いに、詐欺師のリンダはわざわざ首を突っ込むのかと返した。厭世的な大人の思考を持つルブレインとしても同感だったが、子供の姿をした良心がちくりと痛んだ。13歳くらいの少年が殴られて死ぬのを黙って見ているわけにもいかない。
火種を消してあげるくらいなら、そう難しいことではない。私はレアの袖を揺らし、「おめめ、いたい(目が痛い)」と訴えた。その言葉を聞くやいなや、侍女たちは飛んでいき火種をめちゃくちゃに踏みつけた。「うちのお嬢様のお目を痛くさせるなんて、悪い火種だこと!」少年は呆れ果て、おばさんたちが人の邪魔をするなと叫んだ。火を出すのは犯罪だと私が言うと、少年は私を見下ろし、この狂った連中の飼い主かと問い、邪魔するなブスと吐き捨てた。
その瞬間、火種を踏みつけていた侍女たちの動きが止まり、レアの気配が殺気立った。レアは私ににっこり微笑み、少しの間だけ目を閉じて、ここで30まで数えていてくださいと言った。私は大人しく両手で目を覆った。狭い路地に少年の悲鳴がこだました。
***
少年は壁に背をつけ両腕を高く上げたまま、涙と鼻水をボロボロこぼしていた。侍女たちは厳しく詰め寄り、「赤ちゃん様は世界で一番可愛い」と唱和させていた。
少年の腹が鳴った。私は少年に手を伸ばした。少年はびくりと肩をすくめたが、私はその頬の煤を指先でそっと落としてやっただけだった。菓子屋に行くから一緒に来ようと誘うと、少年はお金がないと言いかけた。私はバッグから金貨をひとつかみ取り出して見せた。アンリやイシャークとプラム通りに行くと聞きつけた家臣たちが持たせてくれたお小遣いだ。少年は敬語を忘れかけながら、それだけあればルーレットが30回は回せると目を輝かせ、こくこくと頷いた。
菓子店に入ると、侍女たちはトレイにパンを山のように積み上げた。高価なパンをこれほど買い占める客は珍しいのだろう、店員も客も口を開けて見つめていた。私がパンを差し出すと、少年は警戒しつつも受け取り、一口食べて目を見開いた。それからは夢中でパンを頬張り、詰まらせたので牛乳も渡してやった。大人たちはご飯をくれないのかと尋ねると、孤児に飯を食わせる者などいないと、慌てて敬語をつけ足しながら答えた。
孤児。この近くの孤児院といえばザカリーがいた民間の施設だけだ。まさかこの子がザカリーなのかと観察したが、すぐに心の中で首を振った。ザカリーは「四人の騎士」の一人で凄まじい武芸の持ち主のはず。イシャークに匹敵する強者が、子供時代とはいえこれほど弱いのは道理に合わない。イシャークでさえレアより先に尾行に気づいたのに、この少年はすぐ隣の騒ぎにも気づかず放火に及んだ。ザカリーのような重厚で思慮深い性格にも見えなかった。とはいえ、この子が同じ孤児院ならば、ザカリーに会える機会が作れるかもしれない。
私も孤児だと告げると、少年は侍女がいるではないかと疑った。養子になったと説明し、民間の孤児院出身だと言うと、少年は目を見開いて大当たりを引いたなと驚いた。民間から養子に出されるケースは滅多になく、あっても農家に引き取られるのがほとんどなのだ。少年はパンを握りしめ、同じ境遇なのに殴られそうになった時に止めなかったのかとひそひそ囁いた。殴られなかったでしょうと返すと、危うく殴られるところだったと反論した。本当に子供を殴るような人たちではないから止めなかったのだと答えた。私の侍女たちは犯罪者だが、根は優しい犯罪者だ。
少年は舌打ちして残りのパンを口に放り込み、使用人たちの隙を見てシャツの下にパンをいくつか隠した。邪魔はされたが食い物をくれたから許してやると言った。なぜ賭博場に火をつけようとしたのかと問うと、稼ぐたびに注ぎ込んでいたのにルーレットが細工されていたのだと答えた。ギャンブルをやめればいいと言うと、あんなに面白いものやめられるわけがないと返された。火をつけたら臓器を抜かれると警告すると、ガキのくせにそんなことまで知っているとは相当苦労してきたんだなと少年はニヤリと笑い、片手で私の頬を軽くつねった。
その時だった。「何様のつもりだ」冷徹な声が扉の方から響いた。イシャークが今にも少年を八つ裂きにせんばかりの勢いで睨みつけていた。大股で歩み寄り少年の手首を掴み上げ、誰が妹に触れていいと言ったのかと凄まじい威圧感で問い詰めた。少年は生唾を飲み込み、自分より頭一つ分背の低いイシャークを凝視した。
今度のパパは大悪党52話レビューまとめ
韓国のサイトkakaowebでのレビューを見てみましょう。

ああっ、メイドさんたち最高すぎる華麗なる経歴に・・・(赤ちゃんにだけ)優しい性格・・・

あのオンニ(お姉様)たち大好き〜♡

あ、なんかザカリーな気がする・・・。ザカリー、ろくでなしだったの・・・?

「うちの赤ちゃん様の目に染みる悪い火種、めっ!」よいしょよいしょって急いで踏んで消す姿が目に浮かんで、可愛すぎてたまらない

「その中でも情けがある連続わいせつ犯殺人犯」

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・コンジャンミ(公爵様)
・ニェ(はい)
・アンニ(お姉ちゃん)
・イジャック(イシャーク)
・ソンセミ(先生)
・ッパ(パン)
・クロモン(それなら)
・クロッチ モ(そうだよね)
・コクジョンデ(心配だよ)
・モンモンイ(わんわん)

一回り小さいイシャーク・・・。イシャーク、あんた小さかったんだね・・・ほほう

ちょうど満4歳の姪っ子がいるんですけど、まだ10までしか数えられないんですよ。それも「6」を絶対飛ばして。なのにルブは30まで数えられるなんて・・・天才だね、ルブ。同い年の姪を持つ叔母として、ちょっと羨ましいわ

ギャンブル狂の少年が本当に赤ちゃんが探していた孤児の少年だったら、本気でヤバいね〜

噂なんて・・・信じるもんじゃないね。自分の目で見て感じたことだけ信じるように!

あ、お兄様たちのこと忘れてた。どうしよう・・・。いっそ臓器を奪われる方がハッピーエンドな場合があるのに

うーん、赤ちゃん様、今回はあいつに釣られたみたい。自分をスカウトさせるために、邪悪に罠を張ったんだ
わたしの感想◎ザカリーなのかな?ザカリーだといいな。ルブレインと出会って、もっと賢く強く育つといいな
まとめ
あらすじと韓国原作ノベルレビューをまとめました
53話
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