※未読の方はネタバレにご注意ください
Kakao大人気ノベル「オークの樹の下」のKim Suji先生の新作「忘れられた野原」の連載がピッコマで始まりました!イラストも「オークの樹の下」小説扉絵を担当された千景先生です。2025年12月現在、韓国kakaoサイトにて180話までアップされていて連載中です。ウェブトゥーン化も期待されている作品、ご紹介します。レビューは、韓国でのレビューをまとめております。
ノベルのあらすじと韓国原作のレビューをまとめました。
忘れられた野原40話あらすじ
エドリックは騎士団の外套を取り出し、金色に輝くオリハルコンの鎧の上に羽織った。エルフが仕立てたタバード(紋章上衣)には、古代語と炎を宿した黄金の杯の紋章が刺繍されている。強力な衝撃にも耐える呪文がかけられていたが、ついた”しわ”ばかりはどうにもならなかった。裾の折れ目を叩いて伸ばし、サバトン(鉄靴)の泥を拭い去って腰を上げた。幕舎の外はどんよりと濁った空が広がり、一雨来そうな気配だった。彼が雨具を手にタリアの幕舎へ向かおうとした時、儀式の始まりを告げる聖なる鐘の音が響き渡った。
振り返ると、準備を整えた皇太子と第一皇女が従者たちを連れて寺院に入るところだった。急いで駆け、アーチ型の入り口をくぐると、青白い光に包まれた聖堂内部の光景が目に飛び込んだ。身廊を埋め尽くす従者たち、壁際にずらりと並んだ騎士たち。皇太子と第一皇女は祭壇の前で主任司祭から祝別の祈りを受けている最中だった。焦れったく地団駄を踏んでいたエドリックは、交差部で待機していたバルカスを見つけて駆け寄った。まもなく第二皇女の準備が整うのであと少し待ってほしいと告げると、静かな視線が射抜くように向けられた。
バルカスは騎士団の制服ではなく、黒いダブリットにシアカン家の紋章が刻まれた胸甲をまとい、片肩に独特な形状のマントを羽織っていた。同じ男から見ても寒気がするほど様になっている。自分を不細工だと言い放った第二皇女の言葉が頭をよぎった。幼い頃からこんな男を見て育てば、並の男は皆見劣りして見えるに違いない。
彼を黙って見下ろしていたバルカスは小さく溜息をつき、祭壇の前へ歩み寄った。第二皇女も祝聖式に参列されるとのことだと告げ、儀式の中断を求めた。司祭は当惑した。タリアも皇族の一員として儀式に参列する義務がある。彼女が拒絶したならまだしも、参列の意志を明かした以上、それに応じるのが当然だった。しかし、主任司祭は軽々しく承諾できず、ガレスの顔色をうかがうばかりだった。
皇太子は険しい目つきでバルカスを睨み、自分にあの私生児を待てというのかと吐き捨てた。一秒たりとも時間を無駄にするつもりはないと。まさか、誰もが見守る中で、公然と拒否の意思を示すとは思わなかった。第二皇女が巡礼行事に加わることは、皇帝陛下の御心でもあったはずだ。エドリックは躊躇しながらも口を開いた。あの方も皇帝陛下が公認された皇族であり、聖者の祝福を受ける権利があるのではないかと。
ぎらつく視線がエドリックに向けられた。獲物を狙う虎のように歩み寄った皇太子が、たかが騎士の分際で説教をするのかと胸ぐらを掴んだ。ガレスが首を絞める手を振り払いたい衝動を抑え、エドリックは拳を握りしめ、かろうじて言葉を絞り出した。
その時、バルカスが皇太子の肩にそっと手を置いた。低く響いた声に、ガレスの肩がびくりと強張った。人目が多すぎると穏やかに告げられ、一瞬でも気圧された屈辱にガレスの頬が熱を帯びた。エドリックの襟首を乱暴に放し、二度と体に触れるなと警告してバルカスの顔に身を乗り出した。今にも食らいつかんばかりの勢いに、騎士たちも第一皇女も制止しようと駆け寄った。
その時、氷の粒のように冷たく美しい声が本堂に響いた。これほど面白い見世物が待っていたなら、前回の儀式にも参加すればよかったと。ぎくりとして顔を向けたエドリックは、回廊をゆっくり横切ってくるタリアの姿に息を呑んだ。完璧に礼装を整え、祭壇の前へと歩み寄ってきたのだ。窓から差し込む陽光が、皇后に生き写しの横顔とプラチナブロンドのブリオーに包まれた繊細な肢体を鮮明に照らしている。現実離れしたその姿に呆然と瞬きをしていたエドリックは、自分だけでなく、会衆席に並ぶ者たち全員が魂を抜かれたように彼女を見つめていることに気づき、慌てて皇太子と第一皇女の顔色をうかがった。
皇太子は悪鬼のような形相で妹を睨み、第一皇女は平穏を装いながらも握り合わせた指の関節が白く強張っていた。三人の皇族の間に流れる張り詰めた緊張感を察したエドリックは、そっと第二皇女の傍らに移動した。しかし、その場にいる誰一人として彼に注意を向ける者はいなかった。ただ一人、タリアを除いて。
皇太子は妹を頭からつま先まで眺め回し、冷笑した。誰に見せるために着飾ったのか知らないが、卑しい素性が隠せるとでも思っているのかと。タリアは一瞬体を強張らせたが、すぐに意味深な笑みを浮かべて歩み寄った。エドリックはそんな彼女を呆然とした目で見つめた。昨日あんなにも酷い目に遭わされたばかりだというのに。しかし、第二皇女は彼が狼狽していることなどお構いなしに、数日前に服装が端正でないと咎めたから特別に気を遣ったのにと返し、皇太子の顔をのぞき込むように艶然と付け加えた。お兄様の好みに合わせるために、どれほど苦心したと思っているのかと。
忘れられた野原40話レビューまとめ
韓国のサイトkakaowebでのレビューを見てみましょう。

エドリック、ぶさいくっていう言葉、生で初めて聞く暴言だから気に入ってたんだね

この性格、本当に好きです・・・

レジェンドの性質

エドリックの勇気に拍手

バルカス、タリアの時は直接皇太子の手首を握って離して阻止するのに、近位騎士が捕まった時は、ただ肩をつかんで見る目が多いですと声をかけるだけですね

皇太子がいくらすごい地位にあるとしても、現皇后の娘であり、皇帝の娘なのにあんなに公開的に侮辱してもいいのか。生まれた時期が問題になるだろうが、それでも皇帝の直系に当たるのにあまりにもだよ

エドリック!タリアのために誰が見ても、タリアのための言葉を口の外に吐き出してくれた最初の人になったのではないか今?バルカスとは何ですか

タリアはすごいね
わたしの感想◎公ではあんなふうに振る舞っているタリアの心の中があんなにギリギリだなんて、誰も思わないだろうな
まとめ
忘れられた野原 あらすじと韓国原作ノベルレビューをまとめました
41話
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