※未読の方はネタバレにご注意ください
Kakao大人気ノベル「オークの樹の下」のKim Suji先生の新作「忘れられた野原」の連載がピッコマで始まりました!イラストも「オークの樹の下」小説扉絵を担当された千景先生です。2025年12月現在、韓国kakaoサイトにて180話までアップされていて連載中です。ウェブトゥーン化も期待されている作品、ご紹介します。レビューは、韓国でのレビューをまとめております。
ノベルのあらすじと韓国原作のレビューをまとめました。
忘れられた野原67話あらすじ
バルカスに抱きかかえられるようにして翼廊を横切りながら、タリアは本当にこのまま結婚するのかと問いたかったが口を閉ざした。引き返すには遠くへ来すぎた。涙に濡れた瞳に皇后の側近や高官、名門貴族の面々が映る。これほどの貴族が見守る中で皇帝主催の結婚式を台無しにはできない——彼が立ち去れなかった理由を悟った。
司祭に案内され待機席へ向かう間、霧がかった視界の中を通り過ぎる顔ぶれのすべてが自分をあざ笑っているように思えた。体の硬直に気づいたバルカスが顎を持ち上げ、足が痛むのかと問いかけた。親指で濡れた目元を拭うその手つきが睡眠草の幻覚かと疑うほど優しい。少しだけ我慢してほしい、式が終わり次第休めるようにすると囁かれ、喉が締めつけられた。騒がれたくないから子供をあやしているだけだと自分を言い聞かせていたとき、聞くはずのない声が響いた。
見ていられないな、傍目には好き好んで結婚するようにも見えるぞ——赤いダブレットのガレスが近衛兵を連れて現れた。全身の血が凍る。祝いに来た兄になぜ不景気な面をしているのかと皮肉を吐き、腰をかがめてタリアに向かって囁いた。脚一本と引き換えに大公妃の座を得たのだからもっと笑えと。普段なら爪を立ててやっただろうが、頭が完全に停止していた。
バルカスがタリアの頭を引き寄せ、自分の胸元に押し込み、参列者として来たなら礼儀を尽くせ、旧友の式に騒ぎを起こすつもりかとガレスに警告した。なぜ自分をガレスから守るのか理解できない。邪悪な私生児からガレスとアイラを守るのが彼の役目ではなかったか。約束を守る限り俺も守るというガレスの声が背後から聞こえた。バルカスは式を見届けるなら席に戻れと冷淡に言い放ち、ガレスの気配が遠ざかってようやく力を緩めた。ガレスが貴賓席でオリステイン侯爵と言葉を交わすのが見えた。客席の多くが皇太子派の保守貴族であることに気づき、タリアは驚愕した。
タリアが混乱した面持ちで礼拝堂を見渡していると、再び強い力で頭を引き寄せられた。何も考えなくていい、今日が過ぎれば二度と会わない面々だ、無駄に目を向けなくていいと刻み込むように言い放ち、バルカスは迷いなく祭壇へ向かった。
その冷静さから思考が整理され始めた。ガレスはこの結婚でシアカン家との関係がこじれていないと示したかったのだろう。そしてバルカスもそれに同意したに違いない。この結婚は、皇帝の要求とバルカスの責任感と自分の復讐心が作った一本の演劇に過ぎず、彼は今もアイラとガレスの味方なのだ。
皇帝と皇后が二階の玉座の前に姿を現した。タリアは皇帝を見つめた後セネビアへ視線を移した。溶かした純金のような金髪、精巧な顔立ち、完璧な曲線を描く身体。いつかは自分も手に入れられると信じていたその美しさが針のように突き刺さった。
大司祭が儀式の開始を宣言した。司祭の前に進むと、厳格な顔の向こうに雨を含んだ黒い空が広がる。古代語の聖典が唱えられる中、含みある微笑のセネビア、居心地悪そうな皇帝、形式ばかりの祝福の言葉を並べる司祭、冷笑の参列者——すべてが滑稽な喜劇だった。
長い文言の後、司祭が最後の問いを投げた。バルカス・ラエドゴ・シアカン、汝はタリア・ロエム・グルタを伴侶とし生涯を共にすることを誓うかと。数秒の沈黙の後、無頓着なほどそっけなく彼は誓った。
同じ問いがタリアに向けられた。首を絞められているように苦しい息が漏れるばかりで、沈黙が長引くと腰を抱く手にぐっと力がこもった。タリアが顔を向けて隣の男を見ると、その青い瞳が静かに、しかし断固として答えを催促する。この瞬間を長引かせるつもりはないと言わんばかりの断固とした視線に押され、ようやく一言を絞り出した。・・・はい。
神と皇帝の名の下に二人が正式に夫婦となったことが宣言され、司祭が告げた。誓いの口づけで証明しなさいと。
忘れられた野原67話レビューまとめ
韓国のサイトkakaowebでのレビューを見てみましょう。

ここで終わるなんて・・・明日までどうやって待てばいいんですか! それにしてもバルカス、急にスキンシップ凄すぎません?「もう俺の妻だ」ってことなのかな

バルカスって、アイラと結婚する予定だった時は「タリア、お前は俺が結婚したら本当に守ってやれなくなる。一人でどうやって生きていくんだ」って感じだったのに、いざ自分が彼女と結婚することになったら「よし、もう全員ぶっ潰す。俺の女には指一本触れさせない」モードになった気がする

「忘れられた野原」を誰が犬猿の仲(嫌悪関係)だって言ったの? 二人、もう十分仲良しじゃん。甘すぎて虫歯になりそう。ガレスを避けるために彼女を抱き寄せてるの、本当にもう・・・

皇帝は間違いなく、バルカスが拒否することを期待して結婚を命じたんでしょうね。即答で「結婚する」と言われた時、内心どれほど驚いたことか。バルカスが結婚を承諾した時、タリアよりも皇帝の方が驚いたんじゃないでしょうか

結婚式に雨が降るように祈りましょう!「雨の日の結婚」は縁起が良いですから。「繁栄、豊穣と新たな始まり」、「不運を洗い流す」、「新婦の涙を代わりに流してくれる」

結婚前はガレスに「お前、あいつのこと好きなのか?」って煽られても否定してたバルカスが、タリアが自分の妻になると確定した途端、速攻で愛妻家モードONになるの最高すぎる

ガレスとバルカスが交わした密約の内容:バルカスはタリアと結婚した後も、引き続きガレスを皇帝に擁立することを助ける。その代わり、ガレスは二度とタリアを苦しめたり、首を絞めたりしない。ーこういうことじゃないでしょうか?

バルカスがタリアの平穏のためにどれほど努力してきたか、その片鱗を見た気がします。皇太子派と取引し、タリアを誰にもいじめられないように守ろうと必死だったんですね

バルカスはもともとタリアの体に触れるのをためらわないタイプでしたが、彼女が足を怪我して抱きしめる回数が増えたのを見ると、罪悪感が相当強いみたいですね

セネビアは本当に策略に長けた人ですね。前からバルカスの気持ちに気づいていて、わざと巡礼の旅に出る前に「タリアを結婚させる」と言い出した気がします。そうすれば、タリアが怪我をした代償として結婚を要求した時、バルカスが受け入れやすくなるから。実際にタリアが結婚するという話を聞いてから、バルカスはずっと彼女を注視して優しくしたり、付きまとったりしていたので、まんまと刺激されたようです

バルカス、目線でタリアに「早く返事して!!」って言ってましたね。素直に気持ちを表に出し始めたのがたまらないです

タリアが返事をしないんじゃないかと、ずっとハラハラしてました

濡れた目元を拭ってあげるのが愛じゃなくて何なんだっていう

ガレスよ、好きでやってる結婚で合ってるぞ!!!

なんとなく第一皇女がモンスターを呼んだ気がする。モンスターがタリアを攻撃する直前、第一皇女が自分に注目を集めさせて、タリアが襲われるように仕向けたんじゃないかって・・・

以前、作者様がチラ見せしてくれた中にキスシーンの男主視点がありましたよね・・・。キスする直前のような感じで、欲望を感じたのが初めてのような、地獄に落ちていくような、そんな表現だった気が。もしかして明日、男主視点にパッと切り替わったりする!?

タリアは「バルカスが双子を守るのは当然だ」と思っているみたいだけど、これまでの行動を見ると、バルカスはずっとタリアを守りたかったんだと思います。家門や役割に縛られて、双子の方は形式的に守っていた感じ

式場の雰囲気が凄まじいですね。皇太子派が多数派の式場で、その首領格の男が敵対派の女を抱きかかえて歩き回り、スキンシップも超濃厚。結婚の誓いの時まで腰を抱いている。女が逃げようとするのを捕まえて、抱き上げるようにして入場。列席者は呆気に取られてるでしょ!

「燦然たる輝きを放っている」セネビアの姿が、まさに他人の目に映る自分自身の姿と重なるであろうことに、タリア本人だけが気づいていない予感

タリアが幸せになるまで見守りたいです。でも、彼女はあのお城で幸せになれるのでしょうか。タリアが似合わない皇女の服を着て、心にもない言葉を口にし、偽りの姿を演じているように見えて仕方ありません。彼女にふさわしい環境がどこかに必ずある気がします

どんな約束をしたのか私にも教えて。式を挙げる前から「タリアに手を出すな」って言ったんなら、早く彼女にも教えてあげて。今、彼女は勘違いで落ち込んでるんだから

ガレスはバルカスとの仲が健在であることを誇示するために列席しているのでしょうが、一方でアイラは欠席したみたいですね
わたしの感想◎誓いの言葉が無事に・・・結婚したらもっとバルカスが考えていたこととかをタリアに口に出して言ってくれたらいいな
まとめ
忘れられた野原 あらすじと韓国原作ノベルレビューをまとめました
68話
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