忘れられた野原ノベル70話あらすじ・原作小説レビュー

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忘れられた野原
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※未読の方はネタバレにご注意ください

Kakao大人気ノベル「オークの樹の下」のKim Suji先生の新作「忘れられた野原」の連載がピッコマで始まりました!イラストも「オークの樹の下」小説扉絵を担当された千景先生です。2025年12月現在、韓国kakaoサイトにて180話までアップされていて連載中です。ウェブトゥーン化も期待されている作品、ご紹介します。レビューは、韓国でのレビューをまとめております。

ノベルのあらすじと韓国原作のレビューをまとめました。

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忘れられた野原70話あらすじ

雨の匂いが混じった空気を吸い込んでいたバルカスが、ふと顔を向けて彼女を注視した。氷の湖のような瞳の奥で、一体どんな思いが揺らめいているのか。複雑に絡み合った行く末を案じているのか、自分の決断を後悔しているのか。二度と探りはしないと誓ったはずなのに、タリアはまた心の中で問いを投げかけていた。

やはりアイラのことが好きで結婚しようとしたわけではなかったのだ。誰に対しても本気で熱くなれない人だから、相手が誰だって大して変わらない。アイラに優しい婚約者を演じたように、自分にもそれらしい保護者の振りをしているだけなのだ。タリアはバルカスが触れた口元を乱暴に拭い、彼の感触を消し去った。自分もまた、彼が背負うべき数多くの責任の一つに過ぎない。施しのような無意味な親切に、もう騙されたりはしない。彼女は彼に背を向け、頭からすっぽりと布団を被った。

***

いつの間にか眠りについていた。強い酒のせいで張り詰めた体はとろけるように解きほぐされ、朦朧とした意識の中を漂っていた。どれほどの時間が経っただろうか。じわじわとした刺激が膝のあたりを蝕み始めた。痛みが次第に強まり、重い瞼を持ち上げると、濃い闇が視界いっぱいに広がった。
眠気が一気に吹き飛ぶ。粘りつくような夜が呼吸を塞ぐ。膝から始まった鈍い痛みが落雷のように激しさを増し、衰弱したふくらはぎの筋肉が痙攣する。刃物で突き刺されたような痛みに冷や汗が流れ落ち、タリアは勝手にねじれる足の筋肉を爪で狂ったように掻きむしった。

火打ち石を打つ音がして、一筋の明かりが顔を照らした。タリアがパッと顔を上げると、小さな蝋燭と、バルカスの青白い輪郭が目に飛び込む。強張った表情で彼女を見つめた彼がベッドに身をかがめると、タリアは考えるより先に悲鳴を上げた。体に触るなと叫び、足を見ようとする手を振り払ってベッドの端へ這って逃げたが、すぐに捕まった。片手で肩を強く押さえつけ、爪の跡が残るふくらはぎへ手を伸ばすバルカスに、タリアは煮えたぎる油を浴びたような悲鳴を上げて抵抗した。

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バルカスは暴れる彼女を力強く抱きすくめ、片手でベッドサイドの呼び鈴を鳴らした。侍女たちがなだれ込み、治癒術師を呼べと命じる彼の声が響く。年老いた魔法使いが駆け込んで回復魔法をかけ、侍女たちが明かりを灯し鎮静の香を焚く間も、バルカスは両腕で彼女を隙間なく抱きしめたまま離さなかった。

タリアは、熱く鼓動を打つ逞しい胸板に顔を埋めたまま、誰かが自分の裾をまくり上げるのではないかと神経を尖らせ、脚を力いっぱい丸めてスカートの裾を盾のようにぎゅっと握りしめた。その後、魔法使いが青みがかったガラス瓶を差し出した。飲めばすぐに痛みが引くという。だがこれを飲めば意識を失うだろう。眠っている間に誰かがスカートをめくるかもしれない。タリアは固く口を閉ざし、顔を背けた。

すると、長い指が彼女の顎を掴み、強引に上を向かせた。ガラス瓶の口が唇に押し当てられるが、タリアは奥歯を噛み締めて抗った。冷ややかな眼差しで見下ろしていたバルカスは、薬瓶を自らの口へと運んだ。その行動の意味を理解する間もなく、強いハーブのエキスで濡れた唇が彼女の唇を覆った。

タリアはカッと目を見開いた。バルカスがタリアの顎を掴んで頬を押し込み、こじ開けられた口内へと舌を滑り込ませてくる。ひどく苦い薬液が流れ込む。何が起きているのか理解できないまま、飲み込もうとして狭まった粘膜が彼の舌を締めつけた。舌と舌が否応なしに絡み合い、遮られた呻き声が口いっぱいに響く。喉の奥が焼けるように熱かった。

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不自然なほど長い時間重なり合っていた唇がゆっくりと離れた。タリアは脚の痛みすら忘れ、彼を見上げた。焦点の定まらない瞳をじっと見つめていたバルカスは再び薬瓶を傾けて残りをすべて口に含み、もう一度唇を重ねた。タリアは彼の腕に爪を立てた。湿った粘膜をかき分けて入ってきた舌が、濃い草花の香りの液体を喉の奥へと押し込んでいく。喉が波打ち、彼女の意思とは無関係に彼を吸い上げた。
タリアは混乱と羞恥と、生まれて初めての見知らぬ感覚に足の指先を丸めた。薬効が回り始め目の前がぐるぐると回る。舌の上の液体はもう苦味を感じなくなっていたが、それでも彼は狭く湿った空間を泳ぎ続けた。この行為の意図を疑うくらいひどく執拗な動きだった。

困惑してバルカスの胸元を叩くと、柔らかな肉塊がゆっくりと外へ抜け出ていった。荒い息で見上げると、彼はいつもと変わらぬ冷静な顔をしていた。今起きたことは妄想だったのではないかと疑っていると、親指が彼女の唇をなぞった。じゅく、という湿った音で、唇がすっかり濡れていることに気づく。タリアは慌てて布団に顔を隠した。頭上から湿り気を帯びた吐息が降り注ぐ。

・・・もう寝ろ、と彼は彼女の頭を自分の胸へ押しつけた。熱く鼓動する胸の中で呼吸を整えながら、薬が体中に回っていくのを感じた。視界が霞んでいく中、タリアは彼のシャツをぎゅっと握りしめ、寝ている間に絶対に足に触らないでと呟いた。その声が聞こえたのか、彼は彼女の背中を優しく撫で下ろした。やがて手足から力が抜け、突き落とされるように深い眠りへ落ちていった。

タリアが再び目を覚ました時、太陽の光が部屋を明るく照らしていた。人の気配にびくりと顔を向けると、窓辺で着替えをしているバルカスの姿があった。窓ガラスを抜けた光が、石膏像のような彼の体の上を白く滑り落ちている。その姿をうっとりと眺めていると、静かな視線がこちらに向けられた。タリアは思わず肩をすくめた。昨夜のことなどすべて幻だったと言わんばかりに、無表情のバルカスが彼女をじっと見定めた。

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忘れられた野原70話レビューまとめ

韓国のサイトkakaowebでのレビューを見てみましょう。

これだけで十分だ、私は・・・最高の金曜日だった

薬を飲ませるという口実で、下心たっぷりの濃厚なディープキスをしちゃったバルカス。君、これまでよく我慢できたな・・・

薬はもう飲み込んだはずなのに、なんでそこでずっと「泳いで」いたんですか?バルカスさん??はっきりとした釈明をお願いします!!!

いや、100話まで正直期待してなかったのに、こんな展開になるとは

真っ暗な闇に染まるまで、タリアの隣で一睡もせずに見守っていたみたいだけど、吐息にまで耳を澄ませて集中していたであろうバルカスを思うと、胸が締め付けられます…。これが愛じゃなくて何なの。早く自覚して態度に出してよ

私は今日でバルカスを完全に受け入れました。婿殿に昇格決定

皆さん。知ってますか?初夜を迎えられなかったことが侍女たちにバレちゃったから、明日も同じ部屋を使わなきゃいけないんですよ!!

バルカスが本当にタリアにだけああいう態度なのがヤバすぎる

なぜ湿ったため息をついたのか?

「お前は誰に対しても熱くなれない男だから」「熱く鼓動する胸の中で呼吸を整えた」誰よりも冷たい人だけど、自分の女には熱い我らが婿殿

バルカスは、長い年月タリアにしてあげたかったことが山ほどあったんだろうなと感じます。もう我慢しないでしょ?ディープな抱擁もディープキスも、背中を撫でる優しいスキンシップも。これからどんどんするよね??あとは表情の練習さえすれば完璧だよ!!バルカスが無関心男からマメで優しい男になっていく過程に、息が止まりそうになるのはタリアだけじゃないだろうな

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タリアが敏感で幼稚に振る舞う理由:体であれ精神であれ、大きく患ったことがある人や家族に病人がいれば分かるはず・・・。人は痛みに苦しむと過敏で感情的になるものです。タリアはもともとの気質も繊細で自己肯定感が底辺なのに、唯一自信のあった外見に欠陥が生じたのだから、メンタルがやられて当然。チワワみたいだと叩かれているのでコメントしてみました。ヒロインに感情移入しすぎて捻くれた考え方をする人たちには言うことありませんが・・・

暗闇の中で岩に押しつぶされた時がトラウマになっているのか、寝ていても真っ暗だと察知すると呼吸がしづらくなるんだね、タリア。かわいそう

湿ったため息をついた。バルカスが欲望を抱いた時に使われる表現じゃないですか?数話前にもこの表現を見た気がします・・・

いいわぁ。結婚式の物足りないバードキスを、こんなに濃厚なキスで埋め合わせてくれるなんて…ぐはっ

今日のバルカスの気迫に完全に驚きました!最後はしっかり抱きしめて寝るまで、これからずっと同じ部屋ですね。タリアがあんなに辛そうなのに、そばにいてあげなきゃ

バルカスの顔が赤くなるシーンが見られるその日まで長生きしよう

婿殿が聞き取れない言葉を漏らし、タリアの上半身をずっと抱きかかえていた理由。もしかして、タリアの紐のほどけたドレスにガウンを着せていたのに、苦しくて暴れたせいで脱げちゃったんじゃないですか?

やはりロエム帝国後期なのかな?腐敗、中央権力の弱体化による没落、分裂。異種族排除思想、異端審問による魔法使い、エルフ、ドワーフの無差別虐殺。もしガレスが自分の支持基盤が揺らいだ時、異種族の支持を受けている皇后を無力化させる手段として、異種族排除思想を主導したとしたら??

あそこに立って二度のディープキスを間近で見ていたであろう侍女たちと治癒師が、ぜひ!!バルカスとタリアの口移しをロエム中に言い広めてくれますように

これまでどれだけキスしたかったんだろう?チャンスが来た時に逃さず、全力でキスするバルカス。素晴らしい。その一方で、タリアが不快に思っていないか顔色を伺うバルカスが可愛い

バルカスがタリアのそばにずっといるのは確実そうだけど、本心が気になりすぎる。きっと最初から好感を持ってたわけじゃないだろうし。一緒に過ごしながらいじめられたりもしたし。愛憎関係は見応えがあるけど、バルカスは本心を全く出さないから難しい男だ

初キス、最高すぎてヤバい。泣。また読み直さなきゃ

わたしの感想◎タリアが本気で自分を嫌がっていると思っていたら、さすがにしないだろうから、バルカスもタリアが自分のことをそこまで嫌いではないと思っているということ?

まとめ

忘れられた野原 あらすじと韓国原作ノベルレビューをまとめました

69話

71話

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