悪女ですが追放先で幸せに暮らします35話あらすじ＆韓国kakao漫画レビュー、感想

※以下の内容は、ネタバレが含まれておりますので、ご注意ください

kakaoで人気の小説原作の漫画「マロン侯爵」日本ではピッコマで、「悪女ですが追放先で幸せに暮らします」という題名で連載されています。大変面白く、注目している漫画ですので紹介します。

文　hound
他の作品「優しいあなたを守る方法」　優しいあなたを守る方法は、コミック3巻まで発行されている人気漫画です。）

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絵　enuhasu（天の川）　　　　　

原作　JAYA
他の作品「悪しき侍女たち」、「エボニー」

「悪女ですが追放先で幸せに暮らします」各話一覧表はこちら

悪女ですが追放先で幸せに暮らします35話あらすじ
悪女ですが追放先で幸せに暮らします35話レビューまとめ
まとめ

悪女ですが追放先で幸せに暮らします35話あらすじ

ヘイリーはシリルに手を添えて魔気を流しながら、通常なら一日で脳まで魔気が行渡り化け物になるけれどあなたはどうかしら、と声をかけた。シリルはヘイリーを悪魔の手先呼ばわりして、教団が今度は君を追放刑では済まさないぞと騒いだ。ヘイリーはおかしくてたまらない、といった様子で、先に自分の心配をしたほうが良い、と教えてあげた。

本物の魔法使いヘイリーが生きていたこと、いまだ魔法が使えるらしいことに周囲の騎士たちが驚きを口にした。こんなに注目されるなら期待に答えましょう、とヘイリーは力を見せつける。

まるで照明が消えたかのように、一瞬で夜の闇が濃くなったかと感じた瞬間、月明かりがヘイリーだけを照らし、ヘイリーの背中から二対の巨大な漆黒の翼が現れ、キラキラと光を放った。人生でこれほど邪悪な光景は初めてだ、とマリスは息を呑んだ。

悪魔侯爵ヘイリーは振り向いて美しく微笑んだ。汚染地帯の奥深くに息を潜めていたマロン侯爵が世に存在を知らしめた瞬間だった。周囲の人間は圧倒され、一歩も動けない中、ヘイリーはライカールトに声をかけて去っていった。

その後。エニフ領主城。魔気に汚染されたシリルは監禁され、隔離された。まだ正気を保っているシリルは抗議した。自分についての嘘の情報を教えたのは誰だ、とシリルはマリスを問い詰めた。シリルはアスタが情報提供者だと告げた。マリスはアスタが気に入った男ならどんな大罪を犯していようと受け入れるつもりでいた。アスタはシリルがひざまずいてヘイリーに謝罪するだろうと言い、マリスは謝罪しないと思いながらも内心ではアスタの希望が叶うことを望んでいた。それなのに・・・とマリスはシリルへの失望を口にした。

シリルは、ヘイリーは自分を手に入れるためにアスタに接近したのだ、とアスタをヘイリーから守るためだったと言い訳したが、マリスは、ヘイリーは一体君の何を愛したんだろうね、と言って立ち去った。

マリスに知らせが入った。シリルへの善処を求めてアスタが汚染地帯へ向かったという。騎士がアスタが危険なのでは、と尋ねるが、マリスは不介入を告げた。

マリスはヘイリーについてずっと考えていた。エニフで会った素直でマロン城の人々を気に掛ける姿と違って、昨夜のヘイリーはまさに人間の根源的恐怖を刺激してきた。マリスはヘイリーに興味が湧いて仕方がなかった。悪魔侯爵か森に隠れて生きる妖精のような姿か、どちらが本当のヘイリー・マロンなのか。

森での出来事をドライアドに話したヘイリー。ヘイリーの元彼がライカールトを羨ましがって馬車を襲ってヘイリーを刺したって！？と叫ぶドライアド。なぜパパっと殺さなかったのか、とドライアドが怒った。ヘイリーはなんとかご機嫌を取ろうと試みた。あなたは生まれて間もない赤ちゃん妖精が生き残って、魔気も耐えて、汚染地帯の真ん中でイチゴ栽培までやり遂げた偉大な妖精よ！と。

ドライアドは、すべての精霊王より偉大な妖精と言ってくれと言い出した。ヘイリーがちょっと躊躇した瞬間、嘘でも愛で言ってほしかったのに〜とドライアドが走っていってしまった。待って〜とヘイリーが思った瞬間、ライカールトがアスタを連れてやってきた。アスタは畑を壊さないように気を遣って、空中で聖霊王の召喚を解除して墜落し、ライカールトが助けてくれたと話した。アスタがシリルの件でやって来たと話した途端、ライカールトは不快だとばかりに立ち去った。

ヘイリーは心優しいアスタの話を聞くことにする。シリルはの汚染は肘まできているらしい。ランゴが偽司祭と知らないアスタは祈りを頼んだが、効果はなかったそうだ。アスタはシリルに絶対にヘイリーへの謝罪をさせたいので、汚染を遅らせてくれないかと言い出した。自分がヘイリーだったら、人を信じられなくなっていただろうに、ヘイリーは黙々と人助けをしている。シリルが死んで逃げるのは卑怯だ。心からの謝罪をさせたいから彼の死を少し猶予してほしいと。

ヘイリーはアスタの言葉に圧倒された。