韓国kakaoで人気のノベル 赤ちゃんは悪役を育てる(原題아기는 악당을 키운다)が大変面白いので、紹介します。
各話のあらすじと韓国kakao読者のレビューをお楽しみください。kakaoでは、2025年12月30日ウェブトゥーン開始を発表され、漫画化もされています。
※未読の方はネタバレにご注意ください
作者紹介
ノベル Lyshaさん (「お嬢様はロイヤル・シェフ」など)
漫画版絵 ヨンドゥさん
赤ちゃんは悪役を育てる7話あらすじ
孤児であるルブレインが、カーネーションのコサージュを贈る相手など他に誰がいようか。家臣たちは命綱でも見つけたかのように叫び、お嬢様がカーネーションのコサージュを贈るお相手は保護者である閣下しかいないと歓迎した。公爵が自分の前で立ち止まったルブレインをじっと見つめたると、恥ずかしそうに小さな手をもじもじさせているのがわかった。これまで公爵は、カーネーションごときが最高の幸せだなどという言葉は権力争いから脱落した者たちの言い訳に過ぎないと考えていたが、いざ受け取るとなると、気分は決して悪くなかった。
***
私を見つめる公爵の視線は強烈だった。まさか商店街で散財してきたことに腹を立てているのだろうか。それともスケッチブックに公爵の似顔絵を描きながら業火まで描き足したのがバレたのか。不安でいっぱいの私の心に反して、家臣たちはなぜかニコニコと上機嫌だった。家臣たちは自らコサージュを買ってきたのかと尋ね、私がそうだと答えると過剰なほどに喜んだ。公爵の口角が上がった。いつもより怖い。私がビクッとしてレアの足にしがみつくと、家臣たちは私の背中を軽く押し出し、せっかくだから今お渡しになってはいかがかと勧めてきた。
どのみちコサージュを買ったことはバレているのだし、もじもじしているのも不自然だ。カーネーションを贈るなんて初めてだから少し照れくさいなと思いながら指先を動かしていると、家臣たちは待ちきれない様子で私を促した。私を取り囲んでいた人々がモーセの十戒のように左右に割れ、その直線上に公爵の姿が見えた。そして私は、はにかみながらコサージュを差し出した。
レアに向かって。
まさか自分がもらえるとは思っていなかったのか、レアは感動した様子で口元を押さえた。これあげたから、おやつもっと増やしてくれるよねと思っていると、レアは今にも泣き出しそうな顔で私の前に膝をつき、大切にすると言って私を抱きしめてくれた。
ところが何だか妙な視線を感じる。気になってそっと後ろを振り返ると、侍女たちとレア以外の人々が真っ青な顔でコサージュと公爵を交互に見ていた。公爵様が私の名を呼び、公爵の分はないのかと尋ねた。堂々と無いと答えた。
公爵はなぜか恐ろしい顔で家臣たちを睨みつけると、彼らは生唾を飲み込み、顔を真っ青にして震え上がった。その日の夕方、デュブレッド公爵領の全域に『感謝の日』の廃止令が下された。
***
レアは一日中、真っ赤なコサージュを胸につけて歩き回り、鏡を見るたびに感激に打ち震えている。レアが喜んでくれたので私も気分がいい。今日は皇太后様に私の近況を報告する日だった。元気よく返事をすると、ノースがくすくすと笑った。頷くと頬の肉がぷるぷると揺れた。それを見たノースはデレデレになり、こっそりと手を伸ばしてきた。
ところが突然、侍女たちがシュタッと飛び出してきて、ノースの行く手を阻んだ。赤ちゃん様のお体に気安く触れるなと言い、順番は守っていただかないとと叫んだ。侍女たちは週に一度、順番を守って二秒以内に手を離さなければならないと説明した。彼らはすぐさまノースの順番について話し合いを始めた。ずらりと連なった名簿を見たノースが叫ぶと、侍女たちはうちの赤ちゃん様のほっぺは世界一柔らかいのだから誰もが触りたがって当然だと答えた。私はノースに、次、行こうと促した。
公爵の執務室へ向かうため廊下を歩いていると、城内が騒がしかった。ノースが教えてくれたところによると、皇帝陛下の誕生祭に贈る品々を整理しているとのことだった。ヴァロア公爵令嬢だった頃、何も知らなかった私は少し値の張る万年筆を買ってきたことがあった。その時、公爵は烈火のごとく怒り狂い、私を三日間も屋根裏部屋に閉じ込めた。屋根裏部屋で、私はガタガタと震えながらごめんなさいと泣き続けた。
そんな私を見てヴァロア公爵の次男が兄に万年筆は買っちゃいけないものなのかと尋ねた。兄は、まさか、お前が欲しいと言えば父上も母上も喜んでくださると答えた。じゃあどうしてルブレインは怒られたのかと尋ねると、兄はあいつは本当の子供じゃないからなと言った。その時悟った。実の子ではない私は些細なことでも嫌われてしまう。だから必死に努力しなければならないのだと。
なんとかしてデュブレッド公爵に取り入らなきゃと考えながら公爵の執務室に入ると、机に向かっていた公爵が人の気配に気づいて顔を上げた。銀縁の眼鏡が真っ青な瞳と驚くほど似合っていて、私は心の中で舌を巻いた。けれど眼鏡のせいだろうか、今日は心なしかいつもより目つきが鋭く見える。私がノースの足にしがみついてもじもじしていると、ノースはぎこちなく微笑み、お嬢様に怒っていらっしゃるわけではないと耳元で囁いた。
ノースは期待してしまったご自分に対して腹を立てていらっしゃるのだと言い、どうか次はカーネーションのコサージュを二つ用意してあげてくださいと泣きそうな顔で囁いた。あ・・・。その言葉でようやく察した私は思わずビクッとした。公爵様のお金を湯水のように使ったくせに、公爵様の分を一つも買ってこなかったから機嫌を損ねちゃったんだわ。
それはもう過ぎてしまったことだが、彼が喜ぶようなことをしなければならない。悩んでいると、ソファテーブルの上に何かが置かれているのが目に入った。豪華な宝石箱の中に、真っ黒な石ころが一つぽつんと置かれていたのだ。不思議に思って首をかしげた、その瞬間。ズゥゥン・・・という微かな振動とともに、肺が締め付けられるような感覚に襲われた。ノースの声が歪んで聞こえ、周囲の時間の流れがひどく遅くなったように感じられた。まるで自分と世界の時間が切り離されてしまったかのように。
黒い石の上に光の群れが流れ込むと、それは瞬く間に散らばりながら線を描いた。やがて二つの三角形が上下に重なり合う六芒星の形となって、私に向かって飛び込んできた。一瞬にして背筋に鳥肌が立った。キィィィーーンという耳鳴りが頭の中を駆け抜ける。直接頭の中に染み込んでくる声が聞こえる。あまりに小さくて聞き取れなかったその声が、ある瞬間、激流のように押し寄せてきた。
”我が子よ”
地響きが鳴り、天地がわずかに震えた。その時ようやく、かき消えそうだったノースの声と緩慢だった周囲の動きが元に戻った。ノースが地震でしょうかと険しい声で呟いた。振動は瞬く間に収まり、カーテンを開けて外の様子を確認した公爵が、ルーブス山に調査隊を送れ、火山噴火の前兆かもしれないと命じた。その間、私は青ざめた顔で胸を強く押さえていた。心臓が激しく脈打ち、呼吸が苦しいほどだった。一体何だったのだろうか。石から漏れ出た声が切実に私を呼んでいた。私の手はまるで見えない意志に操られているかのように石へと伸びた。まるで磁石に引き寄せられるかのように。そしてその石が掌の中に収まった瞬間ーー。
パサッ。
石は瞬く間に砕け散った。そこでようやく正気に戻った私は言葉を失い、ただ口をパクパクとさせることしかできなかった。どうしていいか分からず、公爵とノースを交互に見た。お、お、おとけ、おとけ!(どうしよう、どうすればいいの)。指の間から粉々になってこぼれ落ちる石の残骸を眺めながら、ノースはひどく狼狽していた。公爵もまた珍しく目を見開いていた。
赤ちゃんは悪役を育てる7話レビューまとめ
韓国のサイトkakaowebでのレビューを見てみましょう。

ダビデの星?

ああ、私は石粒を飛ばすのに指を弾いて、人口の半分がほこりになるかと思いました

赤ちゃんが最後にオトケオトケと動揺する姿がきっとかわいいです

カーネーションを受け取れなかったので、感謝の日を廃止しました

ああ・・・あ・・・おとけおとけ!とてもかわいい〜

石が壊れて、わたしも一緒に心配しています

レアのメンタルも鋼ですな

本当の運命の子供になった?

「レアに」の部分で私は爆笑しました

ノースは誰ですか!?
わたしの感想◎『感謝の日』廃止は予想外だった。期待値が高まりすぎちゃったね、今からでも遅くないのでは!?
まとめ
あらすじと韓国原作ノベルレビューをまとめました
8話
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