※未読の方はネタバレにご注意ください
ピッコマ(まんがアプリ)で毎週金曜日連載中の貴族社会を舞台に書かれる恋愛ロマンス漫画『この結婚はどうせうまくいかない』毎週続きが気になるとても面白い漫画なのでご紹介します
ノベルのあらすじと韓国原作のレビューをまとめました。
イネス前前世相関図
「この結婚はどうせうまくいかない」イネスの前前世の相関図です

イネス前世相関図
「この結婚はどうせうまくいかない」イネスの前世の相関図です

イネス今世6才時点での相関図
「この結婚はどうせうまくいかない」イネスの今世(6才時点)の相関図です

イネス今世(現在)相関図
「この結婚はどうせうまくいかない」イネス今世(現在)の相関図です

この結婚はどうせうまくいかない384話あらすじ
窓際の長椅子に横たわる皇后の姿は死体のように陰鬱だった。あれからどれほど経ったのか、イザベラには日付の感覚すらない。一日はただ長く、昼は退屈で、夜は永遠のようだった。カイエターナも同じだろう。子を亡くした母親というのは、どうしようもないものだ。
もちろん、オスカルのことは、その死に様を聞いてもなおイザベラは忌々しかった。しかし母であるカイエターナは、たった一人の息子を最も悲惨な形で突然失った。凄惨で屈辱的な無惨な死。それほどのことがありながら、声高に無念を訴えることすらできない。(どれほど不届きな息子でもあんな死に方をするほどではなかった・・・)と、心の中で呟くのが精一杯だという事実が何よりも悲惨な点だった。
誰一人としてその心の内を汲み取ってくれない世界で、一人きりで飲み込まなければならない汚辱と侮蔑。カイエターナはかすれた声で、『廃位』はカッセルが死んだ日にすでに決めていた。けれども、オスカルがカッセルを殺したわけではないでしょうとイザベラに話しかけた。イネスを傷つけはしたが取り返しのつかない状態にしたわけではない、イネスは子供を失ったわけでもない、オスカルの意志ですらなく、ただ罠にはめられただけだと。もう出口が見つからない、オスカルを生き返らせる術がないと、魂の抜けた呟きを繰り返した。
イザベラはそんな姿が壊れたネジ巻き仕掛けのようだと感じた。あの怪物を殺すためにイネスが自らの体にどれほどのことをしたか。それを生き返らせるなど、夢の中でもあってはならないことだ。夫のただ一人の姉を見つめていた瞳に、わずかに浮かんでいた同情が消えていった。あいつはこの世から消え去るべき存在だったのだ。
カイエターナはなおもオスカルに悪意はなかったと訴えたが、表向きはもちろんだと返しながら、何が真実で何が嘘であったとしても、イザベラの頭の中で変わることは何もなかった。イネスに剣を握らせたのは誰か。従兄の妻を欲し、息子を戦場へ追い遣ったのは誰か。結局、それがカッセルの死のきっかけとなった。それだけではなく、親よりも可愛がってくれた伯父に対しては、自らの手さえ汚して彼を殺そうとした。
カッセルの戦死報告を受ける前は、今後、フアンが以前のような強健な姿で生きていくことはできないと思うだけで、眠りにつくことさえできなかった。そして今。感情と呼べるものはほとんど残っていない。イザベラを突き動かしているのは、エスカランテに残された家族を守るという義務感と、わずかな希望だけだった。イネスの中で苦痛と難関を乗り越えて芽吹いたエスカランテの子ら。その切実な希望。彼らを思えば、まだ進むべき未来があるのだと気付かされた。あの子たちの中に再びカッセルを見出せるだろう。
「イネスが命を懸けるようにして守り抜いたのだから、どうかこの世に生まれてからは、何に憚ることなく安らかであってほしい」イザベラはカッセルの幼い頃に守ってやれなかったものを、せめてあの子たちに償いたかった。いまだにカッセルの死を受け止められない不憫なイネスを思えば、彼女とその子供たちのためなら何でもできた。ゆえにカイエターナを抱き締めることなど造作もないことだった。イザベラは深い愛情と心配を装ってカイエターナを抱き寄せ、互いの苦しみを理解し合える息子を失った母親同士なのだと語りかけた。
その言葉と手に引かれるまま、カイエターナはイザベラの肩に顔を埋めて涙を流した。だが、やがて瞳に奇妙な生気が宿り、すべてはバルカの小娘の差し金だったと呟いた。再び壊れたネジ巻き仕掛けのようなその繰り返される言葉を、イザベラは頷いて受け止めた。カイエターナにこの言葉を口にさせるまで、耳元で「アリシア」の名を囁き続けてきたのは他ならぬイザベラだったのだ。
オスカルの死はすべてバルカの娘のせいであること。オスカルはあの日、あんなふうに死ぬ必要などなかったということ。オスカルを無力に追い込んだのはあの女であること。自分はオスカルを恨んでおらず、カイエターナが不憫でならないということ。カイエターナの息子を、皇帝になれたはずの未来を、アリシア・バルカがすべて台無しにしたのだと。棘を纏った鎧のようなプライドをすべて打ち砕かれ脆くなったカイエターナの頭に、イザベラはその言葉を何度も刷り込んだ。標的は一つに絞るほど強固になり、洗脳は他人の声を借りるほうが早い。もはや感情の問題ではなく、厳然たる事実として扱われるようになる。
イザベラはイネスとの会話を思い起こした。
イネスは、皇后が亡き皇太子を恨んでも無意味であり、夫である皇帝を敵視しても、理屈を並べて発狂しても、こちらに利益はないと語った。必要なのはたった一つのことに注ぎ込む盲目さだと。空腹に喘ぐ猟犬の頭に長い棒で生肉をぶら下げるように。いくら追いかけても口が届くことはなく、飢えるほどさらに速く走り、朦朧としながら「あれを食べてやる」と考え続けるのだと。
おそらく皇后は憎しみを吐くほどさらに大きな憎悪に包まれ、周囲が見えなくなるだろう。心ゆくまで憎み壊せる対象が一つあれば、『これから先何が起ころうと』耐えてくれるはずだと。例えば、始末したはずの侍女の息子が現れ、本来自分の息子が享受すべきだった栄光を奪っても、『私生児を息子として迎え入れる』という屈辱の中でも、それが自分にとって合理的な選択だったと慰めて生きていけるようにと、イネスはイザベラにカイエターナへの配慮を求めた。イザベラのほうが自分より適任であり、返すべき借りもあるだろうと。
イザベラはカイエターナが自分にしてきたことなど今さらどうでもいいと答えた。イネスは、フアンの健康のためにもフアン自身は皇后を見捨てておくのが賢明であり、皇后が弟さえ失ったと孤立を思い込むほど、イザベラの皇后への支配力は強まると説いた。それでもこの先屈辱的な人生に耐えかねた時、彼が皇太子となり皇帝になるのを目の当たりにすれば・・・果たして自分の人生はどこから狂ってしまったのかと振り返り、皇后は再びバルカの娘を求めるはずだと。消えない憎しみを抱いて、どちらかが死ぬまでそれを繰り返すのだと。ただ、誰かが時折撫でてくれる手に喜びを感じて、自分を飢えさせた者が誰かまでは犬は考えられないのだから。
呆気にとられるイザベラにイネスは、子供を二人も身ごもっている母親が、抱くような考えではありませんか? でも、私たちは『何一つ』しないつもりでしょうと微笑んだ。潔白なるエスカランテとして、彼らが自ら破滅するのを眺めていればいい。一生かかっても成し遂げられないことに執着して生きる皇后に残された仕事はそれだけであり、そうして我々の皇后として座を守り続けてくれればいいのだと。
しかしイザベラは、アリシア・バルカがのうのうと生きているのが納得いかない、今すぐ絞首台に吊るしても足りないくらいだと訴えた。イネスは揺るぎない確信を込めて答えた。今ごろ彼女が『まともな状態』でいるはずがないと。自分なら首を吊って死ぬほうを選ぶ、棒に吊るされた肉塊として生きるのが絞首刑よりましだとは思えないと。もちろんそれも選択肢があるときの話であり、肉塊には普通、選択権などないのだと。
この結婚はどうせうまくいかない384話レビューまとめ
韓国のサイトkakaowebでのレビューを見てみましょう。

皇后は肉の棒をつけられた犬であり、アリシアは棒に刺さった肉ということか

イネスとイザベラ、とても良い嫁姑コンビ!!!

イザベラでさえ、義理の姉が皇后であるためストレスの積み重なることが多いのですが・・・この機会に全部吐き出しちゃえ!

アリシアも自殺したら記憶を持って回帰するのでしょうか?自殺できないように阻止しなければならないのでしょうか・・・?

イザベラもすごいです・・・素敵なお母様・・・

アリシア、相手を間違えたね。策士による緻密な復讐から逃げられるわけがない。イネスが初めて怖く感じた・・・ガクブル

ああ、怖いです・・・イネスの目には映らないようにしなければならない

肉の塊・・・。くぅー、しびれる!

他人の手を使って、じわじわと血祭りに上げる
わたしの感想◎そうですね。こちらもカッセルが帰還する前にあとひと仕事ですね。イザベラが理性的にこなしてくれて助かる〜
まとめ
この結婚はどうせうまくいかない あらすじと韓国原作漫画レビューをまとめました
385話

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