忘れられた野原ノベル98話あらすじ・原作小説レビュー

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忘れられた野原
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※未読の方はネタバレにご注意ください

Kakao大人気ノベル「オークの樹の下」のKim Suji先生の新作「忘れられた野原」の連載がピッコマで始まりました!イラストも「オークの樹の下」小説扉絵を担当された千景先生です。2025年12月現在、韓国kakaoサイトにて180話までアップされていて連載中です。ウェブトゥーン化も期待されている作品、ご紹介します。レビューは、韓国でのレビューをまとめております。

ノベルのあらすじと韓国原作のレビューをまとめました。

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忘れられた野原98話あらすじ

背筋に冷たい戦慄が走った。なぜあんなことを口にしてしまったのか、自分でも分からなかった。心臓が破裂しそうなほど波打っている。パニックに陥った彼女は口から出まかせを並べた。想像するだけでもおぞましいでしょう?だからあの薬を押し付けるのはやめてほしいのだと。誤魔化すための言葉がかえって本心をさらけ出しているようで、耳の先まで熱くなった。

微動だにしなかったバルカスの気配がベッドの脇へ近づいてくる。けれど顔を上げられなかった。つい数時間前まで悪鬼のように暴れていた女が突拍子もないことを口にしているのだ。彼女はさらに言い訳を重ねた。あの薬がどれほどきついか、胃まで痛くなるのだと。

「タリア」額のすぐ上で名前を呼ばれ、言葉を失った。ぎこちなく顔を上げると、冬の湖を思わせる瞳が視界いっぱいに広がった。噛み合わないパズルのピースを見るような目で彼女を見つめていた男が、飲ませてやるからこちらへ来いと低く告げた。タリアは呆然と瞬きを繰り返した。混乱した目で薬瓶を見下ろし、やがてその唇へ視線が移る。ふいに妙な渇きがこみ上げた。ただ言ってみただけだと言い繕おうとした瞬間、彼が蓋を開けた。

真意の読めない透明な瞳が意思を確認するように凝視している。その瞳を彼女に固定したまま、彼は薬瓶を口元に運んだ。心臓が微かに痙攣した。今からでもやめてと言えばプライドは守れる。それだけは失うまいと抗ってきたのではなかったか。だけど――彼の唇が触れたあの日の記憶が蘇る。わずかな自尊心を差し出すことであの夜を確かめられるのなら。

目を閉じると、節の浮き出た大きな手が項を包み込んだ。水とハッカ、そして風の匂いが鼻先をかすめる。やがて濃い草花の香りが染みついた粘膜が唇を覆った。

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かつて鋭い言葉ばかりを吐き出していた唇だった。幼い頃は触れれば刃物で切られるような痛みを感じるのではないかとさえ思った。その残酷だった唇が、今、彼女のあらゆる感覚を揺さぶっている。タリアは無意識に彼のシャツを掴んだ。彼が頭を反らさせ唇を強く押し当ててくる。抗えず口を開くと、濃縮されたハーブの精油が舌先を伝い流れ込んだ。

苦味に眉をひそめたのも束の間、柔らかな舌が割り込んで侵入してきた。喉の奥を突く深さに驚いて胸を押し返すとわずかに退いたが、すぐに頬の裏側を蹂躙された。重い肉塊が上顎を撫で回し、舌を絡めてくる。苦い薬液と唾液が混ざり口角から伝い落ちる。羞恥を感じる間もなく、尖らせた舌先が再び奥深くまで突き刺さった。無意識に喉が締まり彼を吸い込む。本能的な動きが淫らな行為へと変貌した瞬間、タリアは想像もしなかった艶めかしい声を漏らした。

次第に増す激しさに耐えきれず鉄塊のような肩を拳で叩くと、ようやく唇が離れた。透明な銀の糸が細く引く。恐る恐る視線を上げると、冷静な観察者のような顔があった。深い混乱が襲った。あの執拗な行為は妄想だったのではないか。そう疑うほど平穏な表情に凍りついていると、バルカスが薬瓶を軽く振った。まだ残っていると掠れた声が告げ、さらに耳元で自尊心をもうひと欠片差し出すよう促した。どうしたい?と。

タリアはヒリつく唇を噛み、長い葛藤の末、こくりと頷いた。しかし彼は動かない。躊躇した後、詰まった喉から辛うじて、飲ませてほしいと絞り出した。瞬時に頭が反らされた。濃厚な液体が口内へ染み込み、食道を不快な熱が流れ落ちる。しかし苦味は絡みつく唾液に洗い流された。タリアは彼のシャツを掴み荒い息を吐いた。熱い塊が狭い空間を泳ぎ回り、強引な力に押され後退した背中がベッドのシーツに触れた。

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怯えた表情で見上げると、片手をベッドにつき上体を傾けたバルカスが執拗に唇を吸い上げてくる。深い影の中で両目だけが爛々と光っていた。冷ややかな炎に浸されているようだった。感覚が溶け出していくのに、胸は不安でひやりとする。もっと口を開けろと湿った声が命じた。タリアがゆっくり顎を広げると、熱い塊が舌の上を擦り喉元近くまで侵入した。吸い付く感触を楽しむようにしばらく留まり、ゆっくりと抜けていった。

繰り返される行為に意識が遠のく。空気を求めて首を捻ると、彼が髪を掴んだ。長い指が髪を巻きつけ引っ張る。その仕草さえもぞっとするほど猥雑に感じられた。苦しげな吐息に懇願が混じった声で彼の名を呼んだ。自分でも何を乞うているのか分からなかった。潤んだ瞳で見上げるとわずかに歪んだ彼の目元が視界に入った。

残酷なほどの好奇心がタリアに湧き上がる。他の誰かのことも、こんな風に触れたことがあるのだろうか。きっとアイラのこともベッドに寝かせ、その唇を貪ったことがあるのだろう。今、文句も言わずに自分の要求に応じたように、彼女の要求にも黙って応じたはずだ。なぜなら、彼にとってこんな行為など本当に何でもないことなのだろうから。

なぜ泣くのかと、彼は食らいついていた唇を離し、低く沈んだ声で尋ねた硬い親指が目の下をそっとなぞる。タリアは睫毛の影に瞳を隠し、疲れたからもう寝ると答えた。バルカスはゆっくりと体を起こした。先ほどまで獣のように貪欲だった男とは思えぬほど、落ち着き払っている。彼が窓を押し開けると、湿った涼やかな空気が部屋の熱を追い出していった。

タリアは暗がりの彼の横顔を見つめていたが、反対側を向いて目を閉じた。明日目が覚めた時、今日をまた夢だと思うのだろうか。ぼんやり考えながら、タリアは深い無意識の底へ沈んでいった。

***

口止めは徹底させた、昨夜の不祥事が外部に漏れることはないだろう。ドルカエン城主がバルカスに話しかける。男は口端を吊り上げ、見事な夫人を迎えたものだ、あの天使のような顔立ちのどこにあれほどの気性が潜んでいるのかと軽口を叩いた。バルカスがウザン・ダルケンと名を呼ぶと、警告の気配を察した男は口をつぐんだ。まずは貴殿の口から慎むべきではないかと、淡々と付け加えた。

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忘れられた野原98話レビューまとめ

韓国のサイトkakaowebでのレビューを見てみましょう。

読者はタリアの視点で読んでいるので、タリアの心を知らないバルカスがもどかしいが、バルカスにとってタリアはとても気になる存在だと思う。関係がゆっくりで苦しい人もいるだろうが、この遅い探索戦は本当にセクシーで面白い

前回一度に薬を飲ませてキス一回しかできなかった→今回分けて飲ませることに一票

薬は元々1日3回飲むものです

薬が1リットルだったらいいのに

キスして狂いそうなのに・・・タリアの体の芯まで震えるのに我慢できず、窓を開けた・・・?自制力すごい・・・でもアイラとはそんな関係ではなかったとタリアに教えてあげてほしい

タリアの視点ではプライドの問題になっているが、バルカスの立場では「男を怖がっている+自分を憎んでいる+本意でなく結婚した+とても小さくて柔らかいタリアを性的存在として見ること自体が自分で容認できない」のだろう

バルカスはタリアに男との接触がトラウマであることを知っているので、ずっと欲しいのか確認している

もう薬がないはずなのにタリアは横になって口をもっと開けてと言った・・・?タリアが泣かなかったら、さらに進展したのだろうか

誰もがバルカスがアイラとキスしたと思っている

ロマンス千冊以上読んだ中で・・・一番ワクワクしてときめいた。バルカスとタリアのお互いを欲しい心、タリアの切ない心と嫉妬・・・バルカスの欲望の節制・・・

タリアがなぜバルカスを愛しているのか分からないという意見もある

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バルカスとタリアの初夜は、タリアの許諾さえあればすぐにでも実現するだろうが、薬を飲ませた後タリアの横に横たわるバルカスを見ると、不可能な話ではないだろう

ルーカスよ、まず自分の兄夫婦の恋愛から心配しなさい

感情線のビルドアップがしっかりしているほど、後で愛に気づいた時のドーパミンがどれほど甘くなることか

タリアの視点で語られているから読者は内面の真実を知って切ない。しかしバルカスの立場では、タリアの行動と言葉だけで判断するしかなく、飲んでほしいと言うから薬を与え、キスに応じたのに泣くタリアを見て、自分が急ぎすぎたのかと悩んでいるのだろう

なぜタリアはバルカスに「アイラともこんなふうにキスして抱いたのか」と聞いてみないのか。バルカスが何と答えるか見てみたい

バルカスがタリアになぜそうしたのか、なぜ泣くのか、何度も理由を尋ねている。黙々と行動するだけだった男なのに、感情を知らない男がタリアだけは理解したいようだ

バルカスもタリアに名前を愛情を込めて呼ばれて興奮していたはず

そろそろバルカスがタリア語を理解し始めていると思う。非常に模範的な学生だ

タリアは素朴だが、どんな男が無理やりキスするのに「口をもっと開けて」と言うのか・・・バルカス、こんな欲望の表し方はたまらない

バルカスは見た目はよく学習されたロボットのようだが、いつ頃人間になるのだろうか。今はまだ猫を観察し探索しているAIロボットだ

今回のバルカスは正気じゃないのが見えてすごく良い・・・ずっと目を開けてキスしてタリアの表情を全部見ていたのに、怖がっているのが見えてもただベッドに横になってキスしたのが本当に・・・バルカスは本当に機会が来たら見逃さない。タリアの城壁は崩れ始めている

バルカスの本来の匂いが生えた草の葉の匂いから風の匂いに変わった。バルカスの心が不安なのか

アイラとバルカスのキスについて、タリアがその直前に見たことで誤解しているが、実際にはまっすぐに額にしただけかもしれない

キスシーン一つがこんなに切なく悲しい。タリアの片思いが結婚後にもっと痛い。一緒にいるのに一緒にいるわけではなくて、もっと寂しくて苦しい。今回の事件でタリアは自分が積み上げた城壁を崩した。バルカスは忘れた感覚を取り戻すので、愛を認めるのにもっと時間がかかるようだ

ルーカスは嫌いでもあの事件を通じてついに二人目のキスが実現した。圧倒的感謝

結婚に対する噂が広がる。タリアの心が開かず薬を与えるキス以上に進展できなくなり、バルカスの苦悩が始まる

わたしの感想◎お互いの気持ちを打ち明けないまま関係が進んでいく・・・。実は食事を一緒にして日常会話を増やすところからかも

まとめ

忘れられた野原 あらすじと韓国原作ノベルレビューをまとめました

97話

99話

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