※未読の方はネタバレにご注意ください
ピッコマ(まんがアプリ)で毎週金曜日連載中の貴族社会を舞台に書かれる恋愛ロマンス漫画『この結婚はどうせうまくいかない』毎週続きが気になるとても面白い漫画なのでご紹介します
ノベルのあらすじと韓国原作のレビューをまとめました。
イネス前前世相関図
「この結婚はどうせうまくいかない」イネスの前前世の相関図です

イネス前世相関図
「この結婚はどうせうまくいかない」イネスの前世の相関図です

イネス今世6才時点での相関図
「この結婚はどうせうまくいかない」イネスの今世(6才時点)の相関図です

イネス今世(現在)相関図
「この結婚はどうせうまくいかない」イネス今世(現在)の相関図です

この結婚はどうせうまくいかない432話(エピローグ29話)あらすじ
望んでいるのはアリシア・ヴァレンザの死だけであり、ヴァレスティナの損失ではない。子供たちと自らの人生をすでに失った上、唯一の慰めだった兄弟の将来まで賭けるつもりはなかった。ルシアーノの人生から塵一粒でもあの女にくれてやるわけにはいかない。
イネスは、母の言葉に従った結果追い詰められたのだとしても、母以外に頼る人はいないと訴えた。かつて、ただの「病」だと信じ本物の医者に診せろと怒鳴っていたオルガは、今は一言も返せずベッドの上に涙をぽたぽたとこぼした。
イネスは、これほどまでに罪悪感に打ちのめされた母の姿を初めて見た。心を抉り、踏みにじったすべての悪口も、何ひとつ残らず消え去って、娘への愛だけが見えるその顔――だからこそ吐き気がした。何事もなかったかのように、生涯愛しか与えなかったと言わんばかりの顔。幼い日のアリシア・バルカが両親の葬儀で見たオルガの顔も、きっとこうだったのだろう。「魂を売ってでも手に入れたい」母親の顔。きっかけとは最初からきっかけですらなかったのだ。
もうその愛に痛みはなく、真実を知った母が受けるであろう傷も絶望も怖くなかった。オルガの涙を見るだけで息が詰まるようだった幼い日の感覚も、母が死んでしまうのではないかと怯え、自ら進んでペレスへと急ぎ戻ったあの頃の自分も、跡形もなく消え去っていた。
イネスは死にゆく体に順応したと語り、オルガは運命であるはずがない、あんな理不尽な嫉妬心を抱くなんて。下半身の節操がない自分の夫には一言も文句が言えないくせに、あの薄汚い男の視線が一度触れたというだけで、私の唯一の娘をこんな目に遭わせるなんて!と泣き叫んだ。イネスが事態を悪化させたのは別の手だと仄めかすと、オルガの顔は真っ青になった。
涙では何も取り戻せないとイネスは告げた。削り取られた命で元の生活には戻れない。言葉も発せず横たわる自分を皇太子妃が「見物」に来て、頬を何度も叩き嘲笑ったこと。オルガが自分の手で娘を殺したと知ったらどんな顔をするかと笑っていたこと。まさに今の母のその顔が見たいと言っていたのだと告げた。
力なく垂れた手で涙に濡れた母の顔を撫で、やり直す気はなく神の罰も見届けられなければ無意味だと訴えた。だからただアリシア・ヴァレンザの死を望んでいるのだと。オルガはペレスに戻って行う復讐を約束したが、イネスには壮大な計略を待つ時間がなかった。アリシアがマルベージャを訪れて以来、一日でもあの女より長く生きることだけを願い耐えてきたのだと。
視界は霞み、母の表情ももはや見えなかった。崩れ落ちる自分を支えるオルガの腕に縋り、怒る気力さえない瞳から涙がこぼれた。明日自分が死ぬ運命にあるのなら、今日あの女が死ななければならない。イネスは、自分の手であの女を殺したい、子を宿した腹を突き刺したいのだと告げた。叶わないなら母の手を通してでも、あなたの人生を犠牲にしてでもと囁いた。死ぬ前にアリシア・ヴァレンザの死を見せてほしいと頼むと、イネスと同じ瞳のオルガが冷ややかな顔で約束すると答えた。
ーーカッセル・エスカランテ・デ・エスポーサ
皇后は微笑みの裏に不満を隠せずにいたが、皇帝は世継ぎを得た喜びを隠さなかった。カッセルは皇帝の傍らでぼんやりと杯を受け、機械的に会話をこなしていた。使徒聖アナスタシオの祝日、豊かな秋の終わり、メンドーサの宮廷では盛大な「ヴィダ・ヌエバ」が催された。皇太子妃がようやく皇孫を授かったという事実がメンドーサ全土に知れ渡った直後のことだ。
イネスがメンドーサを去って丸一年。妻なしでも季節は巡り、彼は出征して帰還した。もはや彼女の名を口にする者はなく、自分以外の全員が忘れたのではないかと思うほどだった。戦場では意識が明瞭なのに、イネスがいた場所に彼女なしで留まることは覚めない悪夢に似ていた。彼女が歩いた廊下や眺めていた絵画を辿るうちに、ルシアーノやオルガの顔にイネスの面影を探してしまう。
イネスは母譲りの目元をしていたため、ヴァレスティナ親子とは少し印象が異なっていた。金髪の美しいオルガが現れるとその中にイネスが見えた。同じ歩き方、同じ優雅さ。嫌悪と軽蔑は時と挫折で鈍り、カッセルはオルガを認識するより先にイネスを見つけてしまう。その日も同じだった。幽霊のように青白いオルガが皇太子妃に笑みで近づいていくのを見るまでは。
朦朧とする意識の中で、彼が違和感を覚えたのはほんの一瞬の歪みだった。皇太子妃が腕を広げオルガを迎えた瞬間、誰より早くカッセルが席を蹴った。だがすでにオルガの刃が皇太子妃の腹を貫いていた。説明のつかない力に駆られ、剣を引き抜いては突き立てていた。間近で起きた騒動が遠くの悲鳴へと繋がるわずかな合間に、彼女はその剣をまた抜き、また刺した。皇太子妃は子を助けてと叫び崩れ落ちた。
オルガは、死ね。死んでしまえ。死ね。死ね。死ね。死ね!死ねと繰り返しながら剣を高く振り上げた。首を狙った刃が顔を滑り額から目、顎にかけて長く切り裂いた。駆け寄ったレオネルが腕を掴んだが、振り下ろされた剣が顔面を深く裂いた。驚愕した皇帝が自身を守れと叫んだため、近衛隊の大部分は皇帝の周囲を固めていたが、皇族を殺害しようとした者を捕らえようとする騎士も数十人にのぼった。ルシアーノとカッセルがオルガを背後に置くレオネルの前に立ちはだかり、皇太子妃の首に手を当てていた騎士が妃殿下の死を告げたのはほぼ同時だった。
オルガは消え入りそうに弱々しくレオネルに呟いた。自分がどうかしていた、何の理由もない。ただ正気を失ったことにしてほしいと。
この結婚はどうせうまくいかない432話レビューまとめ
韓国のサイトkakaowebでのレビューを見てみましょう。

今まで見た復讐の中で最高です

オルガが初めて母親らしく見える

オルガ、それでも自分の命と同じくらい愛してたんだね

お母さん、最後に大仕事を成し遂げたね

オルガが取った行動の中で、一番決断力があってスカッとした

オルガがしてきたことを愛とは呼びたくないけれど……。でも結局は大きなことをやってのけましたね

オルガよ、オルガよ。実によくやった。お前もやっぱり母親だったんだな

正しいことではないけれど、「よくやった」と言ってあげたいです

胸がスーッとするね〜

わあ、歪んだ愛ではあっても、それが愛だったということを証明しましたね

わあ……私がオルガを許せるようになるなんて!

正しかった。オルガができる最後に残されたのは、悪を懲らしめることだけだった。本人が「善」になれないのであれば

見ながら「オルガから先に死ぬべきだった」と思ってたけど、それでも母親だったんですね

これでもまだスッキリしません。あまりにあっけなく死にすぎですよ。子供を失ったということを実感する間もなく死なせてはダメでしょ。どうせ皇太子の子供ではないだろうけど、皇太孫として育てるつもりならオルガの罪は深いはず。最初の人生でのヴァレスティナの最期はどうなったんだろう

そういえば、本編の結末でオルガとレオネルは少しはマシになったのでしょうか
わたしの感想◎オルガお母さまがまさかあそこまでやり遂げてくれるとは。イネスへの愛は母なりに本物だったということか。すごく複雑
まとめ
この結婚はどうせうまくいかない あらすじと韓国原作漫画レビューをまとめました
433話(エピローグ30話)

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