悪役のエンディングは死のみ ノベル139話あらすじ&韓国原作小説レビュー

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悪役のエンディングは死のみ

※以下の内容は、ネタバレが含まれておりますので、ご注意ください。

ピッコマで連載中の人気漫画「悪役のエンディングは死のみ」ノベル版のあらすじ、口コミ、感想。読んだ感想をみなさんに楽しんでいただきたいと思い、作成しました(韓国のwebサイトで外伝ゾーンまで読破済み。口コミは韓国におけるレビューになります。少しずつ上げていこうと思います)

ここでは、ノベルの第話のレビューからまとめました。

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悪役のエンディングは死のみ 人物相関図

人物相関図を書いてみました。ご参考に楽しんでください。

悪役のエンディングは死のみ相関図

イオカ帝国世界設定

イオカ帝国:レイラーが犯した罪が魔術師の仕業だと誤解して魔術師を排斥している。

レイラー:レイラー神国の残党。魔術師を根絶し、大陸を支配しようともくろむ集団。

魔術師たちは過去に命がけでレイラーをバルタ国に封印した。魔術師が消えたらレイラーの封印が解かれてしまう。

悪役のエンディングは死のみノベル139話あらすじ

魔法の攻撃が通じない様子を見て、私はパニック状態だった。しかし、やたらと呪文を唱えて足を増やしてしまうわけにはいかない。いまや足は8本から14本になり、うねうねと空中で動いていた。しばらくして、ぴたりと動きを止めると、私と船員たちに狙いを定めて襲いかかって来た。他に方法はない・・・また呪文を唱えようとしたその時。

ズサァッーー!

「公女!」

聞き覚えのある声が、私を激しく呼んだ。ハッと目を開けると、黄金の光が差し込んで見えた。彼が剣で斬ったと思われる足が、床に落ちている。「ぼうっとするな!切断面を火であぶれっ、早くっ!」カリストが叫ぶ。

彼の叫び声に我に返り、「ファ、ファイアーピション!」斬られた足に攻撃を浴びせた。新しい足が現れる前に、切断部分が火に包まれる。

“(2/14)”

やった!数字がカウントされた。確実に効き目があったらしく、タコの魔物もグウォォォォーッ!と苦しみもだえている。激しいもだえにタコの足に包まれた船が、バキバキと壊れて傾き始めた。転がってきた樽にぶつかった船員の一人が、瞬く間に海に落ちた。

私もバランスを崩し、倒れかけると「公女!」カリストが勢いよく片手で引き寄せてくれた。私を片手に抱えたまま、すばやく動き回り、船を壊そうとしている巨大タコの足を斬る。私は目の前がぐるぐる回るのが苦しくて下ろして欲しかったが、カリストに呪文でも叫んでろと言われたので従った。「ファイアーピション!」火が起こり、魔物の苦痛に満ちた雄叫びとともに、傾いていた船が水平に戻った。

「よくやった」カリストがようやく私を床に降ろしてくれた。燃えている切断面を見て、コツを掴んだ私はすぐさま呪文を唱えた。「ウィンドプラション!ファイアーピション!ウィンドプラション!ファイアーピション!」”(7/14)”

彼のサポートなしで勝手に戦い始めた私を、カリストが困惑の目で見ていた。私たちを見て、攻撃方法を理解した生き残った船員たちが松明で切断面にも火をつけた。私が声がかれるほど呪文を叫んで数分後。”(14/14)”すべての足が斬られ、魔物は力なく船から落ちた。

突発クエスト[飢えたクラーケンの始末]完了!

気がつくと全身海水でびしょぬれだった。息苦しくて、ローブを脱ぎ捨てようか悩んでいると、不意に冷ややかな声が聞こえてきた。「ペネロペ・エカルト」そうだった。カリストが、私をここまで追って来たという事実を忘れていた。振り返ると、びしょ濡れのカリストが私の方に歩いてきた。

「ええと、反乱のせいで北方にいるはずの人が、なぜここに?」カリストに問うたが、そんなことは問題ではない、なぜこんな危険な場所に一人でいるのかと聞き返された。「お前が公爵邸から消えたと聞き、皇宮魔術師をおどしてすぐに首都に戻ったんだ。・・なんでお前はいつもこうなんだ」カリストは上半身を屈め、額をコツンと合わせてきた。「成人式の日にあれだけ心配させたんだから、もう十分だろう」カリストが初めて耳にする疲れ果てた声でささやいた。なんで、そんなこと言うかな。私のことを愛してもいないのに。だけど、彼の声に胸がいたんだ。

カリストは仮面が気に入らないようで、私の仮面とびしょ濡れのローブのフードを取り除いた。私はそこで、彼が仮面をかぶった私に一目で気づいたことに気づき、なぜか訊いてみた。カリストの答えは、気づかないわけないだろうというものだった。「お前に何かあったら、会議だろうと戦場だろうと、すべて投げ捨てて、いつもこうして必死に駆けつけてるってのに」

黙々と私の顔の水を拭ってくれ、ケガがないか心配してくれるカリストに目頭が熱くなった。落ち着いてカリストを見てみると、右手にびしょ濡れの包帯が巻かれていて、赤いものが染み出していた。「ケガしてるじゃありませんか!」「耳に刺してあるそのカフスは、飾り物として差し上げたわけではありません」と言ったら、カリストはもったいなくて使えないんだと言った。

彼に対して怒りがこみ上げてきた瞬間、掴まれていた顔が力強く引き寄せられ、しっとりと濡れた、がっしりした腕の中に抱き寄せられていた。「久しぶりにうれしい言葉がもらえて、気分がいいな」腕の中から逃れようともがいたが離してくれない。「少しは俺の心情を察してくれたか?公女」「二度とこんなことはするな」彼が私の髪に顔を埋めてささやいた。カリストは私の望みはわかったから、公爵邸を壊しても自分の地位を捨てても叶えてあげるから、二度とこんなことはするな、と言った。

その瞬間、エミリーの言葉を思い出した。ーお嬢様が倒れてから片時も離れませんでしたよ。毎晩お嬢様の手を握って、どれほど切実に祈られていたことかー

その言葉を、ハードモードが終わる前に聞いていたら、何か変わっていたのだろうか。バカげた仮定だった。もう遅い。カリストを押し返そうとした・・が、できなかった。私を抱きしめる手が震えていて、彼が今どれほど安心しているか、少しわかる気がした。押し返しも抱きしめ返しもせず、ただ呆然と突っ立っていた。

「コ、コホンッ!」「あ、あの、船長。その・・・」近くから呼ばれた。”ん?”私たちに向かう数人の猛烈な視線。私は悲鳴を上げて、カリストの胸を拳で思いきり突き放した。「ウッ!」カリストが低いうめき声とともに、ふらりとよろめきながら後ずさりした。私は顔を真っ赤にしながら、冷たく「何よ」と聞き返した。元船長はまもなくアルキナ諸島だと告げた。カリストもそれを聞いて、では行くか、と尋ねてきた。

私がカバンから古代バルタの地図を取り出していると、カリストも紙を手に持ち、ニヤニヤと笑いながら近づいてきた「アルキナ諸島に行くんんじゃなかったのか?」彼が手に持っていた紙を見て、私は驚き二度見した。「これって・・・」同じ地図が二つ、そして、同じ地点に浮かんだ赤い点。”そういえば、前もソレイユまで私を追って来た・・・”彼をにらみ、問い詰めた。「なぜ私の位置が、殿下の地図にも現れてるんですか?」

最初、彼はこれは俺の位置だと嘘をつこうとしたが、すぐに素直に白状した「・・・複製だ」「ええと、お前を主人として認識した、その地図の複製・・・」ハッ彼がどうしていつも突然現れるのか、謎が解けた。ため息をつく私に、カリストはわざとでなく、地図の所有者を記していたら誤って、と弁明し始めたので、「変態ストーカー」と言ってやった。

「おい、恋人同士でストーカーはないだろう」誰がいつ恋人同士だって!?と文句を言っていると、不意に柔らかいものが唇に触れて離れた。私は口元を押さえ、慌てて彼から離れて、抗議した。顔が真っ赤になった。”愛してるわけじゃないって、ただのパートナーになろうって言ったくせに、なんなのよ?”けれど私を見つめる彼のまなざしはあたたかく、その笑顔があまりにもまぶしくて、胸がドキドキと高鳴った。

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悪役のエンディングは死のみノベル139話レビューまとめ

カあああリいいいストおおおおおお!!君だけを待ってた!!

「公女!!!」と現れるたびに心臓バクバクする。会いたかったー

ぺぺ、少年の姿のはずなのに、すぐだね。愛の力??

地図に赤い点が押されるやいなや、走って来て、あんな狂った魔法を使う人はこの世に他にいない!と確信して叫ぶカリスト

「公女」の声を聞くと、幸せになる病気にかかりました・・・

セドリックを置いて来ましたね。セドリックはストレス性胃炎になるでしょう

カリスト、かっこいい

ぺぺが起きたことすら知らないのに、ずっとずっと地図を見ていたの?

カリストが出てきただけで、ジャンルがホラーからロマンスに変わりますね!

侯爵家と悪霊とは、ヴィンターばれたのか?

カリスト・フラッティングです

フラッティング=韓国で少し前にはやった言葉。相手に対して軽く誘惑してくること

古代魔法、ラブフィッション!

わたしの感想◎カリストが強くて、本当に心強い!というか今頃好感度100%を超えているだろうな

まとめ

悪役のエンディングは死のみ ノベル139話のレビューをまとめました

ノベル各話一覧表

ノベル138話レビュー

ノベル140話レビュー

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