※以下の内容は、ネタバレが含まれておりますので、ご注意ください。
ピッコマで連載中の人気漫画「悪役のエンディングは死のみ」ノベル版のあらすじ、口コミ、感想。読んだ感想をみなさんに楽しんでいただきたいと思い、作成しました(韓国のwebサイトで外伝ゾーンまで読破済み。口コミは韓国におけるレビューになります。少しずつ上げていこうと思います)
ここでは、ノベルの第120話のレビューからまとめました。
悪役のエンディングは死のみ 人物相関図
人物相関図を書いてみました。ご参考に楽しんでください。
イオカ帝国世界設定
イオカ帝国:レイラーが犯した罪が魔術師の仕業だと誤解して魔術師を排斥している。
レイラー:レイラー神国の残党。魔術師を根絶し、大陸を支配しようともくろむ集団。
魔術師たちは過去に命がけでレイラーをバルタ国に封印した。魔術師が消えたらレイラーの封印が解かれてしまう。
悪役のエンディングは死のみ ノベル120話あらすじ
私は凍りついたまま視線だけイヴォンを見つめた。彼女は私を訝しげな目で見つめた。不意に、ベッキーが商人の街へ行こうとしていた、という話を思い出した。私が使っていない、最後の手段とは「死んで脱出すること」だ。本当に死ぬかもしれないという危険まで覚悟して、私はヴィンターに、眠るように静かに死ねる毒を依頼したのだ。そして、成人式の最中に実行しようと考えていた。
ところが、公爵が成人式を最高のものにしてやりたいと言うのを聞き、さらに本物のペネロペを思い、成人式を台無しにすることはやめた。毒なんていつだって飲める。誰にも知られないようにひとりで静かに試すつもりだった。
イヴォンが異変に気付き始める。杯にシェリー酒を注ぐと、ネックレスの光は強さを増した。イヴォンが色の変わったネックレスを揺れる瞳で眺めた。私は杯に酒を注ぎ終えると、「杯が入れ替わってるわ」と嘘を言い、無理やりイヴォンの杯を奪った。そしてヒロインに邪魔されないうちに「皆様、今日の主人公は、私ではなく帰ってきたイヴォンです」と杯を持ち上げて観客に言った。
「皆様お祝いください。本物の公女の帰還を」”ペネロペ!”と叫ぶ公爵と驚愕に満ちたレナルドの視線を感じる。しかし、私が計画していたことではなかったが、せいせいした。”こんなことするのももう終わりね”最後に、攻略キャラたちの顔を順番に見た。腕組みし、無表情で見つめるデリック、眉をひそめている皇太子、不安に満ちた顔のヴィンター。
「主人公に、乾杯」静かにつぶやくと、杯の中身を一気に飲み干した。誰かが止める間もなく、飲み干して杯を置いた瞬間。「レディー!」ガターン!ヴィンターが顔を歪め、荒々しく席を立った。ネックレスの色に気付いたのだろう。周囲の人々は驚いて、ベルダンディ侯爵を見た。だんだん胸が熱くなり、心拍数が速くなっていく。押し寄せるめまい。何かを察知した皇太子が、ガバッと体を起こすのがかすかに見えた。
「ううっ」ものすごい苦痛に、目の前が真っ白になる。喉の奥の違和感に小さく咳をすると「ゴフッ!」突然、目の前が真っ赤になった。真っ赤な血が私の口から大量に吐き出された。
「きゃあぁぁー!」「ペネロペ!」庭園は一瞬で地獄絵図と化した。倒れそうになる体をテーブルをつかむことで、なんとか支えた瞬間。
メインクエスト:消えた子供たちの行方
[3番目のクエスト!悪の勢力にさらわれた
子供たちを助けろ]クエスト、
その他の報酬発動!
高難度のクエストにクリアしたあなた!このまま終わらせるのは惜しくありませんか?
ハードモードを熱心にプレイしてくれた
あなたに、特別な報酬!
隠しエンディングを見られるチャンス!
1,000,000,000ゴールド→500,000,000ゴールド[YES/NO]
”・・・隠しエンディング?”しきりに目の前がぼやけて、腕が上がらない。
十分な残高があるため、
5秒後に自動的に支払われます。
5 4
”ちょっと!何これ!?違う、違う!”[NO]を押そうと手を伸ばした。
「ゴフッ!」再び体が傾くと同時に、口から血が吹き出た。名前を呼びながら、誰かが荒々しく私を抱きしめる。そのせいで[NO]に指が届かない。
「医者を、医者を呼べ!早く!」私を抱きしめた誰かが泣き叫ぶ。
3 2
「や、め・・ど・・」やめて![NO]を押したいの、どいて!「カハッ!」
悲鳴、驚愕、混沌、絶叫、号泣。押し寄せる人々。とうとう押せなかった。
[5億ゴールド]で隠しルートへ進入します!
(残高:999,999,999+)
浮かび上がるシステムウィンドウ。まるで地獄からやってきた悪魔のように感じられた。”お願いだから、もう私を殺・・し・・・て・・・”声なく絶叫した。
一連の出来事の間、公爵一家は状況が理解できず、立ち尽くしていた。血を吐き出す姿にデリックが足を踏み出そうとした時、「ペネロペ・エカルト!」後ろで座っていたはずの皇太子が叫びながらデリックを突き飛ばし、矢の如く駆けつけ、ペネロペの体を辛うじて受け止め、自らの胸に抱き寄せた。皇太子の白い服が、あっという間に赤く染まる。デリックはそれが血だとやっと理解した。「目を開けてくれ、公女。頼むから・・」血で汚れるのも気にせず、皇太子がペネロペをなでながらささやく。
我に返った公爵が近づき話しかけるが、皇太子はペネロペを奪われまいと威嚇した。その時、ヴェルダンディ侯爵が進み出た。「私が公女様を助けることができます!」「緊急時に備えて、持ち歩いている解毒剤があります」皇太子は警戒したが、ヴィンターは猛毒に対する解毒剤だから、公女の毒がなんであろうと、中和できるだろうと説明した。侯爵は反対したが、レナルドはとにかく応急処置に飲ませようと意見した。痙攣していたペネロペの体が、動かなくなり、顔色も青白い。皇太子は決断した。「飲ませろ」「だが、もし何かあったら・・・その時は覚悟しろ、侯爵」
念のための解毒剤がこんな形で使われるなんて。”・・あの時、何を言われても断るべきだったか”ひと筋の後悔がヴィンターの脳裏をかすめた。
悪役のエンディングは死のみ ノベル120話レビューまとめ
5億ゴールドを支払っても、残りの保有金が999,999,999+であるのを見て胸がいっぱいになった
皇太子、そろそろ感情を自覚しそう。自分が提案した政略結婚を、愛する人と結婚したいからと断った女性、自分が贈ったドレスを着て毒を飲み死んでいったら・・
本来のルートだと、イヴォンが自分で毒を飲んで、ぺぺを疑った男主人公たちがぺぺを殺したのかな
イヴォンがデリックを洗脳したのはこんな風?「私が本物の公女になれば、ぺぺとあなたは兄妹ではなくなって、繋がることができますよ」
「私を殺して」っていうぺぺの言葉。自分も知らないうちに声に出して言って、公爵家の人々と男主候補たちがみんなすごい苦しんで後悔すればいいのに
デリック、どうしてくれよう
現在の状況1位イクリス「君を殺したいほど愛してる」2位カリスト「愛という感情は信じないが綺麗な君と一緒にいたい」3位ヴィンター「私の価値観を裏切るほど愛してる。でも罪悪感で近づけない」4位レナルド「憎くて愛らしい女」デリックは活字がもったいないから省略
わたしの感想◎ペネロペ、あんなに苦しい思いして、やっととにかく終わると思ったのに、あの新しいシステムウィンドウの絶望感たら無いよね
まとめ
悪役のエンディングは死のみ ノベル120話のレビューをまとめました
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